武蔵のキャンパスライフ

ライブ会場での実態調査でボーカロイドのファン心理を探る

武蔵のキャンパスライフ
メディア社会学科 メディアプロデュースコース
神奈川県・県立神奈川総合高等学校出身

中学生の頃から脚本作りをするなど、ものづくりが大好きでした。美術や音楽、映像制作にも関心があったため、幅広く学べて実習も多いメディア社会学科を志望しました。

2年次

好きな音楽の研究をするため 知識をつけ、分析方法を学ぶ

関心のあるインターネット音楽を研究したいと「音楽社会学」の南田ゼミを選びました。春学期は音楽社会学の専門書を読み、個人で各章を要約し、論点を挙げてディスカッション。秋学期は「音楽ファンの意識と行動×生活満足度」をテーマにアンケート調査を行い、得たータを統計ソフトで加工・分析する手法を学びました。予想した回答を補強するデータが得られない苦労もありましたが、逆に新たな可能性で掘り下げる楽しさを知りました。

3年次

ミニ研究で調査体験を重ね、卒業論文に向けて準備開始

今は引き続き南田ゼミで、卒業論文へのアイデア出しやミニ研究を各自持ち寄り、意見交換をしています。私のミニ研究はボーカロイドに関するもので、ライブ会場でボーカロイドとの出会いなどについて実態調査を行いました。覆面アーティストがファンにどんな印象や影響を与えているか、アーティストとファンの関係性について検証しながら、「オタクの心理」や「アーティストの神格化」などから論文テーマを絞り込んでいく予定です。

Seminar’s Photo

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学内のさまざまな場所にあるフリースペースは居心地が良く、授業の空き時間には論文の構想を練るなどしています。