学部長からのメッセージ
読んで、書いて、聞いて、話す
皆さん、タイトルを見て何のことかと思われたでしょう。皆さんが大学で伸ばし深めるべき能力はこの4つのことに関わります。これに「考える」を入れてもいいですが、考える力もこれらのインプットとアウトプットがなければ深まっていきません。「自分はいつもものすごいことを考えているが、書いてみるとそれがなかなか書けない」というのはまったくの逆で、書けたことしか頭のなかになかったと考えるべきです。でも、読んで、書いて、考えて、聞いて、話して、考えて、ということを繰り返していくと、思考がどんどん深まっていきます。人文学部で学べる文学、歴史、思想、芸術、宗教などに関する講義・演習や外国語の授業は、すべてこれらの能力がなんらかの形で関係します。人々の心のひだに触れる「知」の宝庫です。そのようなことを学びたいすべての皆さんを歓迎します。
人文学部長
渡辺 直紀 教授
人文学部長
渡辺 直紀 教授