武蔵のキャンパスライフ

文化の本質を探る人文学的な素養に 取材力を加え、新たな発見をめざす

私の4年間_日本・東アジア文化学科
日本・東アジア文化学科 東アジア文化コース 3年
埼玉県・県立坂戸西高等学校出身

2年次

イスラーム文化に軸を置き 研究の基礎力を鍛える

日本文化や宗教を学ぶうちにイスラーム世界の文化にも関心が広がり、黒岩ゼミに所属しました。2年次には、火葬を主流とする日本国内で生じているイスラーム墓地での土葬の問題を考察。文化や習慣の違いへの理解が深まりました。また、資料を論理的にまとめる力や、英語文献の読解など、より高度な研究の土台となる基礎も習得。身につけたスキルを用いて、奥深いイスラームの世界を自分なりに分析したいと考えるようになりました。

3年次

ステレオタイプな印象を疑い 独自の視点での研究に向かう

前期はイスラームの金融に着目。イスラームについて学ぶほど、メディアで報道されるイメージと、身近に見るムスリムの人々の姿にギャップを感じるようになりました。そこで、卒業論文はインドネシア人の技能実習生を取材し、信仰実践や日本社会での困難を研究しようと考えています。ゼミで培った論理的思考にフィールドワークを加え、独自の目線で新しい発見をすることが目標。4年間の集大成とするべく、準備を進めています。

Seminar’s Photo

ゼミではプレゼンテーション機会も豊富。考えを論理的に構成し、人に伝える醍醐味を経験しました。