武蔵のキャンパスライフ
社会学科 私の4年間

社会学科 文化とコミュニケーションコース(旧)
東京都・私立明星学園高等学校出身
1年次から4年次
1年次
2つのゼミで研究の基礎を学ぶ
文献をもとに発表することで、レジュメのつくり方や文献の探し方、論文執筆の方法を習得。4年次の卒業論文作成に役立ちました。
2年次
フィールドワークで異文化を学ぶ
都内2カ所のムスリムコミュニティでインタビュー調査を実施。日本社会でうまく共存していることを知り、認識を新たにしました。
3年次
文化人類学をテーマに学ぶ
ポップカルチャーに見られる異文化への偏見に関心を持ち内藤ゼミを選択。トランプ政権の反移民政策について研究・発表しました。
4年次
国内や海外で現実にふれ、より広く社会を知りたくなる
中学時代に途上国の児童労働問題を知ったことが社会学科に進むきっかけでした。入学後は国際政策のほか国内の諸問題も学び、3年次の後期はカナダへ留学。多彩な異文化にふれたことで視野が広がり、4年次には引き続き内藤ゼミで「アメリカ映画における人種のステレオタイプ」を卒業論文のテーマにしました。ゼミの仲間は研究熱心な上に刺激的で、元々自発的に勉強するタイプでしたが、4年間でさらに積極性が養われました。
社会学科 私の時間割
ゼミで得た豊かな出会いが世界を広げてくれた

社会学科 文化とコミュニケーションコース(旧)★
茨城県・県立藤代高等学校出身
武蔵大学を選んだ理由
高校の先生が社会学部をすすめてくれたことがきっかけでした。オープンキャンパスに参加した際に受けた模擬授業が印象強く、武蔵大学を志望するようになりました。その授業は現在ゼミでお世話になっている安藤先生の授業で、食と農に関する内容でした。そのときに自分の興味に気づいたのだと思います。
2 年次のゼミで学んだこと
食と農をテーマに、社会問題や先駆的な取り組みについて調査しました。不登校などの子どもたちを対象とした活動を行うフリースペースや「子ども食堂 」を取材し、最終的には練馬区の食と農に関する報告書をまとめました。自分の日常にはない世界や人々と出会い、興味や関心が広がりました。
3年次のゼミで学んだこと
2年次で取り組んだテーマをさらに掘り下げる活動を行いました。「子ども食堂※」がなぜ社会に必要なのか、問題はどこにあるのか。文献だけでなく、何度も現場に足を運び、実態を認識することの重要性を知りました。また、レポートを発表する際に必要なプレゼンのスキルも身につけることができました。
※子どもが1 人でも安心して入ることのできる、無料または低額の食堂。
※子どもが1 人でも安心して入ることのできる、無料または低額の食堂。
今後の目標
ゼミで学んだことや人間関係の広がりから児童館での学習支援にも携わり、地域社会に貢献する意義を見出すことができました。それをきっかけに、市役所などで地域の皆さんとつながることのできる公務員という職業を考えるようになり、現在は試験対策の講座で勉強中です。
3年次前期の時間割例
水曜日の放課後、児童館で中高生対象の学習支援ボランティアに取り組みました。授業の合間は主に図書館で自習。月・水・金曜日は5 限後に公務員講座を受講、木曜日はモダンジャズ研究会の練習に参加しました。
★ 2017 年4 月コース改編。旧カリキュラムのコースに所属する学生を紹介しています。