武蔵のキャンパスライフ

より新しいデータ分析法を習得し、少子化対策を計量社会学で探る

武蔵のキャンパスライフ
社会学科 社会問題とエンパワーメントコース
東京都・都立豊多摩高等学校出身

高校の課外授業で社会学に興味を持ちました。なかでも家族社会学を学びたいと考えていたため、2年次は林雄亮先生のゼミで「親の教育期待」をテーマにした研究を行いました。

3年次

論文執筆だけが勉強でない 学びの成果をセミナーで披露

社会学の研究には統計やデータ解析が欠かせません。この分野では「SPSS」という分析ソフトを使うことが一般的ですが、社会統計学を扱う林ゼミではより汎用的な「R」を用いて研究を行います。私たちはRについて学んだことをアウトプットする場として、武蔵大生向けに「統計セミナー」を開きました。普段は論文執筆のための個人作業が中心ですが、仲間と意見を交わしながらテキストも作成。セミナーで使用し、高い評価を得られました。

4年次

家族に関する課題に 計量社会学からアプローチ

林ゼミでいよいよ卒業論文を執筆。現在は「有配偶者の出生意欲」について調査データを分析し、個人の出生意欲の変化や性差に着目して少子化問題対策を検討しています。Rを活用する場面もあり、学びを積み重ねる意義を 実感。ゼミでの進捗報告は毎週ありますが、ほかのゼミ生の報告にもヒントになる部分があって大いに刺激を受けています。社会学を\学んだことで、物事を批判的に捉える力や社会に対する想像力も養われました。

Seminar’s Photo

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仲間と作成し、セミナーで使用したRのテキスト。ただ学ぶだけでなく、アウトプットすることで理解が深まりました。