人文学部の各種ポリシー

2022年度以降 入学生

2021年度以前 入学生

人文学部は、武蔵大学の「教育の基本目標」に基づき、幅広い識見、深い教養、言語能力及び国際感覚を培い、人文学の各分野における専門的知識と応用力を修得させることを教育研究上の目的とし、これを踏まえて現代的な課題の解決に向けて真摯に取り組む人物を育成することを人材養成の目的とする。

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

2022年度以降 入学生

人文学部は、武蔵大学の「教育の基本目標」を実現するために、本学部が設定した履修すべき科目と卒業必要単位124単位を修得し、以下の知識・技能、態度等を身につけた学生に学士(人文学)の学位を授与します。
  1. 幅広い知識、深い教養、グローバルな視野、人権尊重及び他者との協調の精神を身につけていること
  2. 外国語の実践的な運用能力を身につけていること
  3. 言語・文学・歴史・民俗・思想・芸術・社会等の分野に関する専門的かつ横断的な知識を修得していること
  4. 個人またはグループで主体的にテーマを選んで調べ、データの整理・分析・総合を行い、文章を論理的に構成し、現代的ツールを用いて能動的に表現し、自説の客観性を高めるために対話する力を身につけていること
  5. 現代社会の特徴である多文化・多言語環境のなかで異文化間の理解・共感・連帯を求め、在学中に得た知識や技能をグローバルな枠組みで社会生活に応用しうる力を身につけていること

2021年度以前 入学生

人文学部は、武蔵大学の教育の基本目標を実現するために、本学部が設定した履修すべき科目と卒業必要単位124単位を修得し、以下の知識・技能、態度等を身につけた学生に学士(人文学)の学位を授与します。
  1. 幅広い教養、グローバルな視野、人間尊重および他者との協調の精神を身につけていること
  2. 外国語の実践的な運用能力を身につけていること
  3. 言語・文学・歴史・民俗・思想・芸術・社会等の分野に関する専門的かつ横断的な知識を修得していること
  4. 個人またはグループで主体的にテーマを選んで調べ、データの整理・分析・総合をおこない、文章を論理的に構成し、現代的ツールを用いて能動的に表現し、自説の客観性を高めるために対話する力を身につけていること
  5. 現代社会の特徴である多文化・多言語環境のなかで異文化間の理解・共感・連帯を求め、在学中に得た知識や技能をグローバルな枠組みで社会生活に応用しうる力を身につけていること

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

2022年度以降 入学生

人文学部の教育課程は、ディプロマ・ポリシーに掲げる知識・技能、態度等を修得させるために全学のカリキュラム・ポリシーに基づき総合科目、外国語科目、専門科目の3区分で編成しています。総合科目では幅広い知識、深い教養、他者と協働する力・実践力を、外国語科目では自らの考えを様々な言語で表現することができる外国語運用能力を、それぞれ修得します。また専門科目では、専門的な知識・技能、手法を修得するための「専攻科目」と所属の専門分野以外の知識・技能等を修得する「共通専門科目」を1年次から4年次まで体系的に配置し、ゼミナールによって問題解決力や思考力・判断力・表現力を修得します。

学部共通

  1. 総合科目では、総合的視野と幅広い知識、深い教養、他者と協働する力・実践力を得させるために「情報とコミュニケーション」「歴史と文化」「現代社会」「自然と環境」「心と体」「ライフマネジメントとキャリアデザイン」の各分野にわたり、1年次から4年次にかけて卒業までに修得すべき単位を定める
  2. 各学科での学びに必要な外国語科目は、1~2年次を中心に設ける
  3. ゼミナールの履修は、1年次から4年次まで必修とし、学修の根幹とする
  4. 初年次に各自が専攻する地域文化について学ぶための基礎的な技術・方法(資料収集、発表・議論の方法、論文の書き方等)を習得する「基礎ゼミナール」を設ける
  5. 2~3年次に学科ごとに「専門ゼミナール」を設けて高度な調査研究能力を得させる。4年次の「卒業論文ゼミナール」において卒業論文の技法を身につけさせ、執筆のための具体的指導を行う
  6. 4年次に「卒業論文」を必修とし、学部教育の集大成と位置づける
  7. 講義科目には、各自の研究テーマを深めるために必要な幅広い知識を習得するための科目を配し、ゼミナールを補完する
  8. 共通専門科目は、専攻分野やコースの枠組みを超えて多様な専門領域に接し、多元的な学びを可能にする科目群から編成される。またグローバル・チャレンジ(GC)とグローバル・ヒューマニティーズ(GH)というプログラムの科目群を置く。GCには、より高度で実践的な外国語運用能力の習得を目指す演習科目を設け、深化するグローバル社会に対応できる主体性と協調性を培う。GHには、各学科での学びを補完し、地域別の専門性を超えたより広い視野から批判的な眼を養う講義やゼミナールを配置する
  9. 他学部・他分野の科目を学ぶことができる「全学対象専門科目」を設ける
  10. 教職課程科目を専門科目のなかに組み込み、教員免許状の取得を促進する。また、学芸員課程科目についても専門教育と位置づける
  11. ナンバリングにより積み上げ式の学修を促し、科目を体系的に配置して履修系統図を提示する
  12. 学修成果については、科目種別により、①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性・協調性等を総合的に評価する。評価方法については、シラバス等に当該授業で問われる知識と力、配点等を明らかにし、具体的な評価手段として、小テスト、各種の中間課題、発表、実地調査、学期終了時の試験やレポート等を用い、同時に各要素の評価割合を提示する。なお、卒業論文に関しては、最終の成果について、評価方法をシラバスや履修要項で提示する

英語英米文化学科

  1. 実践的な言語運用能力を習得するとともに、専門学修に必要な英語力を身につけるため、1年次から2年次にかけて外国語科目として英語を必修科目とする
  2. 英語力向上の観点から、技能別・学習目標別の実習科目を選択科目として設け、留学の契機となるように1・2年次に到達度判定試験を実施する
  3. 多言語・多文化学習の推進のために、ドイツ語・フランス語・スペイン語を選択外国語として設置する
  4. より高いレベルの英語力獲得を目指す学生のために、1・2年次に行われる必修英語・必修専門科目をすべて英語で行うグローバル・チャレンジ(GC)英語強化クラスを設置する
  5. 1年次に「基礎ゼミナール」に加えて、実習科目「英語ワークショップ」を必修科目とし、2年次以降の専門学修に必要な基礎力を養成する
  6. 専門分野を意識し、体系的な学修を進めるため「英語・英語教育」「文学・芸術・メディア」「歴史・社会・思想」「交流文化・観光」という4コースを設け、履修モデルを学生に提示する
  7. 専門分野の学修は、4年次必修の卒業論文が集大成となるよう、講義科目とゼミナール科目を連関させて配置する
  8. 講義科目については、各自の学修分野を明確にするため、上記「6」に示した4つの領域に多様な分野やテーマに関する科目を設ける
  9. 2~3年次のゼミナール科目は、講義で学んだ知識をもとに、自ら調べ、考えた内容をまとめ、報告する力を養成する

ヨーロッパ文化学科

  1. 外国語科目として、1~2年次にドイツ語・フランス語のいずれかを学習させ、その言語を専門的な研究に活用する能力を身につけさせる。2年次以降では、会話、読解、論述の力を伸ばす実習を設ける
  2. 1年次に実践的な言語運用能力の習得のため英語を必修科目とする。またさらに高度な英語力の習得を目的とした選択科目も設ける
  3. 2年次に多言語・多文化学習の推進のために、英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語を選択外国語として設置する
  4. 1年次に「基礎ゼミナール」に加えて、複数教員のリレー形式による「ヨーロッパ文化入門講座」を設け、ヨーロッパ文化に関する基礎的知識を多角的に習得する機会を設ける
  5. 専門分野を意識し、体系的な学修を進めるため「言語と文学」「芸術と生活」「歴史と思想」「環境と社会」という4つのコースを設け、2年次からいずれかのコースに所属することとする。またそれぞれの履修モデルを学生に提示する
  6. 専門分野の学修は、4年次必修の卒業論文が集大成となるよう、講義科目とゼミナール科目を連関させて配置する
  7. 講義科目については、上記「5」に示した4つの領域に多様な分野やテーマに関する科目を設ける
  8. 2年次に「中級ゼミナール」を設け、ヨーロッパ文化の研究に必要な発展的な知識、調査・分析能力等を養成する
  9. 3年次の「専門ゼミナール」では、講義で習得した内容をもとに、自ら選択した関心分野について主体的に調べ、考えた内容をまとめ、報告する力を養成する
  10. 留学に必要な高度な語学力の獲得と語学検定試験の高スコア取得を目的とし、指定された科目群からなるプログラムとして、グローバル・チャレンジ(GC)ドイツ語プログラム/フランス語プログラム/英語プログラムを設置する

日本・東アジア文化学科

  1. 外国語科目として、1~2年次に実践的な英語運用能力の習得のために、英語を必修科目とする
  2. 1~2年次に英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国・朝鮮語、日本語(外国人学生特別入学試験入学者のみ)のなかから1つを選択させ、多言語・多文化に触れる機会を設ける
  3. 1年次に「基礎ゼミナール」を必修科目とし、文献や資料の調べ方、テキストの読み方、フィールドワークの方法、発表の技法など、基礎的な能力を養成する
  4. 研究対象地域を意識した学修を進めるため、「日本文化コース」「東アジア文化コース」「比較・交流文化コース」という3コースを設置し、履修モデルとして学生に提示する
  5. 専門分野の学修は、4年次必修の卒業論文が集大成となるよう、講義科目とゼミナール科目を連関させて配置する
  6. 講義科目とゼミナール科目が一対になっており、講義で習得された知識が演習形式でより深く理解され、体得されるカリキュラム編成とする
  7. 講義科目については、各自の学修分野を明確にするため「ことば・文学・思想」「芸術・身体・環境」「歴史・民俗・宗教」の3つの領域に多様な分野やテーマに関する科目を設置する
  8. 2年次以降のゼミナール科目は、講義科目に設けた上記「7」で示した3つの領域に「スキル科目」を加え、4つの領域で編成する。スキル科目は、専攻の基礎となるスキルの習得や語学の熟達を促す
  9. 留学に必要な高度な語学力の獲得と語学検定試験の高スコア取得を目的とし、指定された科目群からなるプログラムとして、グローバル・チャレンジ(GC)中国語プログラム/韓国・朝鮮語プログラム/英語プログラムを設置する

2021年度以前 入学生

人文学部の教育課程は、ディプロマ・ポリシーに掲げる知識・技能、態度等を修得させるために全学のカリキュラム・ポリシーに基づき総合科目、外国語科目、専門科目の3区分で編成されています。総合科目では幅広い教養を、外国語科目では自らの考えを様々な言語で表現することができる外国語運用能力を、専門科目では、専門的な知識・技能、手法を修得するための「専攻科目」と所属の専門分野以外の知識・技能等を修得する「共通専門科目」を1年次から4年次まで体系的に配置し、ゼミナールによって問題解決力や思考力・判断力・表現力を修得します。 

学部共通

  1. 総合科目は、総合的視野と教養を得させるために「情報とコミュニケーション」「歴史と文化」「現代社会」「自然と環境」「心と体」「ライフマネジメントとキャリアデザイン」の各分野にわたり、1年次から4年次にかけて卒業までに修得すべき単位を定める
  2. 各学科での学びに必要な外国語科目を1~2年次を中心に設ける
  3. ゼミナールの履修は、1年次から4年次まで必修とし、学修の根幹とする
  4. 初年次に各自が専攻する地域文化について学ぶための基礎的な技術・方法(資料収集、発表・議論の方法、論文の書き方等)を習得する「基礎ゼミナール」を設ける
  5. 2~3年次に学科ごとに「専門ゼミナール」を設けて高度な調査研究能力を得させ、4年次の「卒業論文ゼミナール」において卒業論文の技法を身につけさせ、執筆のための具体的指導をおこなう
  6. 4年次に「卒業論文」を必修とし、学部教育の集大成と位置づける
  7. 講義科目は、各自の研究テーマを深めるために必要な幅広い知識を修得するための科目を配し、ゼミナールを補完する
  8. 共通専門科目は、専攻分野やコースの枠組みを超えて多様な専門領域に接することで、多元的な学びを可能にするとともに、講義だけでなく「課題解決型国際ゼミナールプロジェクト」や「人文フィールドワーク入門」等の能動的な学修をおこなうことで主体性と協調性を培う
  9. 他学部・他分野の科目を学ぶことができる「全学対象専門科目」を設ける
  10. 教職課程科目を専門科目のなかに組み込み、教員免許状の取得を促進している。また、学芸員課程科目についても専門教育と位置づける
  11. 「グローバル・リレーションズ(国際関係)」「グローバル文学」「グローバル日本学」という3分野を軸にしたグローバル・スタディーズコース(GSC)英語プログラムを設置し、英語によっておこなわれるゼミナール科目及び講義科目からなる集中的な英語カリキュラムにより高度な英語力を身につけさせる
  12. GSC英語プログラムでは、1年間または半年間の留学を経て、4年次に「Capstone Project」を完成させる
  13. ナンバリングにより積み上げ式の学修を促し、科目を体系的に配置して履修系統図を提示する
  14. 学修成果については、科目種別により、①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性・協調性等を総合的に評価する。評価方法については、シラバス等 に当該授業で問われる知識と力、配点等を明らかにし、具体的な評価手段として、小テスト、各種の中間課題、発表、実地調査、学期終了時の試験やレポート等を用い、同時に各要素の評価割合を提示する。なお、卒業論文に関しては、最終の成果(GSC英語プログラムの「Capstone Project」の場合はプレゼンテーションを含む)について、評価方法をシラバスや履修要項で提示する

英語英米文化学科

  1. 実践的な言語運用能力を習得するとともに、専門学修に必要な英語力を身につけるため、1年次から2年次にかけて外国語科目として英語を必修科目とする
  2. 英語力向上の観点から、技能別・学習目標別の実習科目を選択科目として設け、留学の契機となるように1・2年次に到達度判定試験を実施する
  3. 多言語・多文化学習の推進のために、ドイツ語・フランス語・スペイン語を選択外国語として設置する
  4. 1年次に「基礎ゼミナール」に加えて、スピーキング・ライティング両技能を高めるための実習科目「英語ワークショップ」を必修科目とし、2年次以降の専門学修に必要な基礎力を養成する
  5. 専門分野を意識し、体系的な学修を進めるため「言語・言語教育」「文学・芸術」「歴史・社会・文化」という3コースを設け、履修モデルとして学生に提示する
  6. 専門分野の学修は、4年次必修の卒業論文が集大成となるよう、講義科目とゼミナール科目を連関させて配置する
  7. 講義科目については、各自の学修分野を明確にするため、上記「5」に示した3つの領域に多様な分野やテーマに関する科目を設ける
  8. 2~3年次のゼミナール科目は、講義で学んだ知識をもとに、自ら調べ、考えた内容をまとめ、報告する力を養成する

ヨーロッパ文化学科

  1. 外国語科目として、1~2年次にドイツ語・フランス語のいずれかを学習させ、その言語を専門的な研究に活用する能力を身につけさせる。2年次以降では、会話、読解、論述の力を伸ばす実習を設ける
  2. 1年次に実践的な言語運用能力の習得のため英語を必修科目とする
  3. 2年次に多言語・多文化学習の推進のために、英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語を選択外国語として設置する
  4. 1年次に「基礎ゼミナール」に加えて、複数教員のリレー形式による「ヨーロッパ文化入門講座」を設け、ヨーロッパ文化に関する基礎的知識を多角的に習得する機会を設ける
  5. 専門分野を意識し、体系的な学修を進めるため「言語と文学」「芸術と生活」「歴史と思想」「環境と社会」という4つのコースを設け、履修モデルとして学生に提示する
  6. 専門分野の学修は、4年次必修の卒業論文が集大成となるよう、講義科目とゼミナール科目を連関させて配置する
  7. 講義科目については、上記「5」に示した4つの領域に多様な分野やテーマに関する科目を設ける
  8. 2年次に「中級ゼミナール」を設け、ヨーロッパ文化の研究に必要な発展的な知識、調査・分析能力等を養成する
  9. 3年次の「専門ゼミナール」では、講義で習得した内容をもとに、自ら選択した関心分野について主体的に調べ、考えた内容をまとめ、報告する力を養成する
  10. 留学に必要な高度な語学力の獲得と語学検定試験の高スコア取得を目的とし、正課の授業と授業外の個別指導を組み合わせた特別コースとして、グローバル・スタディーズコース(GSC)ドイツ語プログラム/フランス語プログラムを設置する

日本・東アジア文化学科

  1. 外国語科目として、1~2年次に実践的な英語運用能力の習得のために、英語を必修科目とする
  2. 1~2年次に中国語・韓国・朝鮮語・ドイツ語・フランス語・日本語(外国人学生特別入学試験入学者のみ)のなかから1つを選択させ、多言語・多文化に触れる機会を設ける
  3. 1年次に「基礎ゼミナール」を必修科目とし、文献や資料の調べ方、テキストの読み方、フィールドワークの方法、発表の技法など、基礎的な能力を養成する
  4. 研究対象地域を意識した学修を進めるため、「日本文化コース」「東アジア文化コース」「比較・交流文化コース」という3コースを設置し、履修モデルとして学生に提示する
  5. 専門分野の学修は、4年次必修の卒業論文が集大成となるよう、講義科目とゼミナール科目を連関させて配置する
  6. 講義科目とゼミナール科目が一対になっており、講義で習得された知識が演習形式でより深く理解され、体得されるカリキュラム編成とする
  7. 講義科目については、各自の学修分野を明確にするため「ことば・文学・思想」「芸術・身体・環境」「歴史・民俗・宗教」の3つの領域に多様な分野やテーマに関する科目を設置する
  8. 2年次以降のゼミナール科目は、講義科目に設けた上記「7」で示した3つの領域に「スキル科目」を加え、4つの領域で編成する。スキル科目は、専攻の基礎となるスキルの習得や語学の熟達を促す
  9. 留学に必要な高度な語学力の獲得と語学検定試験の高スコア取得を目的とし、正課の授業と授業外の個別指導を組み合わせた特別コースとして、グローバル・スタディーズコース(GSC)中国語プログラム/韓国・朝鮮語プログラムを設置する

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)

2022年度以降 入学生

人文学部は、学園建学の「三理想」、全学の「教育の基本目標」並びに全学の3ポリシーに基づき、大学設置基準が求める教育研究上の目的と人材養成の目的を以下のように定めています。即ち、幅広い識見、深い教養、言語能力及び国際感覚を培い、人文学の各分野における専門的知識と応用力を修得させることが教育研究上の目的であり、これを踏まえて現代的な課題の解決に向けて真摯に取り組む人物を育成することに人材養成の目的があります。そのうえで人文学部は、次のような入学者受け入れ方針を具体的に定めています。

求める人物像

学部共通

  1. 高等学校等での学習に真剣に取り組み、基礎的な知識・技能、思考力、判断力、表現力を身につけ、主体性と協調性を備えていて、各学科のアドミッション・ポリシーをよく理解したうえで入学を強く希望する人
  2. グローバル市民の自覚をもって自文化と異文化を深く理解する意欲のある人。特定の地域およびその地域の言語を集中的に学んで身につける一方、世界の諸地域の文化的多様性に目を向け、多言語・多文化学習を志す人
  3. 主体的に研究課題を選び出し、自ら調べて考え抜き、他者と協力し、研究の分担を決めて自分の役割を果たす姿勢のある人。具体的には、少人数制のゼミナール、実習、卒業論文に能動的に取り組み、単独で深く学ぶ姿勢、協調と協働の精神、そしてリーダーシップを総合的に身につけたい人
  4. 対話や討論を行いながら研究を推進し、現地調査も積極的に行うなかで明確な結論を導き出し、それらを文書および口頭で、現代的なツールを用いて効果的に表現し、発信する力を身につけたい人
  5. グローバル・チャレンジ(GC)の各外国語プログラムに関しては、各外国語をさらに掘り下げて理解し、語学研修や留学を通じて当該地域の文化に関する知見を深め、その外国語を使って卒業論文を執筆する意欲のある人
  6. グローバル・ヒューマニティーズ(GH)については、各学科での専門的な学びを土台としつつ、地域別の視野を超えた人文学全体の立場から物事を批判的に捉え直し、他学科の学生との意見交換を通じてさらに見識を深め、その成果を洗練された日本語や外国語の卒業論文としてまとめようという意欲のある人
  7. 日本語教員プログラムについては、諸外国の人々に日本語を教えるなかで国際協力・国際親善の推進に寄与する意欲のある人

英語英米文化学科

  1. 「英語・英語教育」「文学・芸術・メディア」「歴史・社会・思想」「交流文化・観光」の4領域を中心として、イギリス・アメリカをはじめとする英語圏の文化に強い関心をもつ人
  2. 英語を集中的に学んでコミュニケーション能力を高め、海外留学に挑戦し、グローバル化する21世紀の世界において活躍できる実践力を身につけ、将来、英語を使う仕事に就きたいと願う人

ヨーロッパ文化学科

  1. 「言語と文学」「芸術と生活」「歴史と思想」「環境と社会」の4領域を中心として、ヨーロッパ世界の文化に強い関心をもつ人
  2. 英語だけでなくドイツ語やフランス語を集中的に学び、国際的なコミュニケーション能力を身につけ、海外留学に挑戦し、グローバル化する21世紀の世界において活躍できる実践力を磨き、将来、社会人として日本とヨーロッパの交流の担い手になる意志のある人。GCドイツ語プログラム、フランス語プログラム、英語プログラムに関しては、高度かつ集中的な語学教育を受け、留学をはじめとする国際交流に能動的に取り組み、当該言語での口頭発表や論文執筆などにも挑戦したい人

日本・東アジア文化学科

  1. 「ことば・文学・思想」「芸術・身体・環境」「歴史・民俗・宗教」の3領域を中心として、日本および東アジアの歴史と文化に強い関心をもつ人
  2. 英語だけでなく中国語や韓国・朝鮮語を集中的に学び、国際的なコミュニケーション能力を身につけ、海外留学に挑戦し、グローバル化する21世紀の世界において活躍できる実践力を磨き、将来、社会人として国際的に活躍したいと願う人。GC中国語プログラム、韓国・朝鮮語プログラム、英語プログラムに関しては、高度かつ集中的な語学教育を受け、留学をはじめとする国際交流に能動的に取り組み、当該言語での口頭発表や論文執筆などにも挑戦したい人

入学者選抜方式ごとの受入方針

 

選抜方式

受入方針

一般選抜

高等学校等でバランスよく身につけた基礎学力を評価し、それらが充分な人を受け入れます。筆記試験により、各教科の知識・技能・思考力・判断力を評価します。各学科によって各教科の配点を変えています。

総合型選抜
(
AO入試)

高等学校等での高い学習成果、本学部での学びに強い関心を持っている人を受け入れます。
出願書類、筆記試験(小論文等)ではおもに知識・技能、思考力、判断力、表現力を、面接ではそれらの力だけでなく主体性、協調性も評価します。
外国語の検定試験の一定スコアを受験の条件としています。

学校推薦型選抜
(
指定校制推薦入学)

本学部を第一志望とし、その教育内容を充分に理解し、学業成績が優秀で人物面でも優れた人を受け入れます。とくに豊かな読書経験をもっていることが望まれます。課外活動において収めた顕著な成果を重視する場合があります。
出願書類、小論文、面接により、基礎学力、目的意識、意欲等に関して総合的に評価します。
出願書類、小論文ではおもに知識・技能、思考力、判断力、表現力を、面接ではそれらの力だけでなく主体性や協調性も評価します。

帰国生徒対象入試・社会人入試等
 

本学での学びに強い関心を持ち、海外や社会での経験によって得られた知見や姿勢をいかして、本学で学ぼうとする意欲や専門分野に強い関心を持っている人を受け入れます。出願書類、筆記試験(外国語や小論文)、面接により、高等学校までの基礎学力、目的意識、意欲等について総合的に評価します。
出願書類、筆記試験ではおもに知識・技能、思考力、判断力、表現力を、面接ではそれらの力だけでなく主体性や協調性も評価します。

編入学・転入学・学士入学

学びの継続・深化、新たな開始を志す志願者を対象とし、出願書類、筆記試験、面接により、目的意識、意欲等に関する総合的な評価をおこないます。出願書類と筆記試験では受け入れるに相応しい知識・技能、思考力、判断力、表現力を、面接ではそれらの力だけでなく主体性や協調性も評価します。

外国人学生特別入試

出願書類、日本留学試験のスコア等により、基礎学力、日本語と基礎英語、目的意識、意欲等を総合的に評価します。その他、面接を実施する場合は、主体性、協調性についても評価します。

2021年度以前 入学生

人文学部は、学園建学の三理想、全学の教育の基本目標ならびに全学の3ポリシーにもとづき、独自の教育研究上の目的や人材養成の目的を定めています。すなわち、広く深い教養、言語能力及び国際感覚を培い、人文学の各分野における専門的知識と応用力を修得させることが教育研究上の目的であり、現代的な課題の解決に主体的に取り組む人物を育成することが人材養成の目的です。そのうえで人文学部は、次のような入学者受け入れ方針を具体的に定めています。

求める学生像

学部共通

  1. 高等学校等での学習に真剣に取り組み、基礎的な知識・技能、思考力、判断力、表現力を身につけ、主体性と協調性を備えていて、各学科のアドミッション・ポリシーをよく理解したうえで入学を強く希望する人
  2. グローバル市民の自覚をもって自文化と異文化を深く理解する意欲のある人。特定の地域およびその地域の言語を集中的に学んで身につける一方、世界の諸地域の文化的多様性に目を向け、多言語・多文化学習を志す人
  3. 主体的に研究課題を選び出し、自ら調べて考え抜き、他者と協力し、研究の分担を決めて自分の役割を果たす姿勢のある人。具体的には、少人数制のゼミナール、実習、卒業論文、卒業論文相当のプロジェクト授業に能動的に取り組み、単独で深く学ぶ姿勢、協調と協働の精神、そしてリーダーシップを総合的に身につけたい人
  4. 対話や討論をおこないながら研究を推進し、現地調査も積極的におこなうなかで明確な結論を導き出し、それらを文書および口頭で、現代的なツールを用いて効果的に表現する力を身につけたい人
  5. 学部共通のグローバル・スタディーズコース(GSC)英語プログラムに関しては、英語でおこなわれる専門講義やゼミナールに参加し、世界の諸地域の複雑な相互関係について広く学び、グローバルな規模で共有されている英語文学を読み、日本の古今の文化現象について調べ、英語で語る発信力を得たいと希望している人
  6. 日本語教員プログラムについては、諸外国の人々に日本語を教えるなかで国際協力・国際親善の推進に寄与する意欲のある人

英語英米文化学科

  1. 「言語・言語教育」「文学・芸術」「歴史・社会・文化」の3領域を中心として、イギリス・アメリカをはじめとする英語圏の文化に強い関心をもつ人
  2. 英語を集中的に学んでコミュニケーション能力を高め、海外留学に挑戦し、グローバル化する21世紀の世界において活躍できる実践力を身につけ、将来、英語を使う仕事に就きたいと願う人

ヨーロッパ文化学科

  1. 「言語と文学」「芸術と生活」「歴史と思想」「環境と社会」の4領域を中心として、ヨーロッパ世界の文化に強い関心をもつ人
  2. 英語だけでなくドイツ語やフランス語を集中的に学び、国際的なコミュニケーション能力を身につけ、海外留学に挑戦し、グローバル化する21世紀の世界において活躍できる実践力を磨き、将来、社会人として日本とヨーロッパの交流の担い手になる意志のある人。GSCドイツ語プログラム、フランス語プログラムに関しては、高度かつ集中的な語学教育と授業外指導を特別に受け、留学をはじめとする国際交流に能動的に取り組み、当該言語での口頭発表や論文執筆などにも挑戦したい人

日本・東アジア文化学科

  1. 「ことば・文学・思想」「芸術・身体・環境」「歴史・民俗・宗教」の3領域を中心として、日本および東アジアの歴史と文化に強い関心をもつ人
  2. 英語だけでなく中国語や韓国・朝鮮語を集中的に学び、国際的なコミュニケーション能力を身につけ、海外留学に挑戦し、グローバル化する21世紀の世界において活躍できる実践力を磨き、将来、社会人として国際的に活躍したいと願う人。GSC中国語プログラム、韓国・朝鮮語プログラムに関しては、高度かつ集中的な語学教育と授業外指導を特別に受け、留学をはじめとする国際交流に能動的に取り組み、当該言語での口頭発表や論文執筆などにも挑戦したい人

大学入学までに習得することが望ましい教科・科目、能力等

本学部での学修に深く結びついている教科は英語・国語・地理歴史・公民などであり、これらの諸教科に関する充分な基礎知識の習得が望まれます。

教科・科目

求められる水準

英語

基礎的な4技能(聞く・話す・読む・書く)を身につけていることが望まれます。

国語

読解力や、自分の考えを他者に的確に伝えるための表現力を身につけていることが望まれます。

数学・理科

サイエンスに対する基礎的な知識と好奇心があり、論理的な思考力と表現力を身につけていることが望まれます。

地理歴史・公民

世界と日本の現代的・歴史的事象についての基礎知識や、それらについて自分の意見を述べたり議論をおこなったりする姿勢を身につけていることが望まれます。

入学者選抜方式ごとの受入方針

選抜方式

受入方針

一般選抜

高等学校等でバランスよく身につけた基礎学力を評価し、それらが充分な人を受け入れます。筆記試験により、各教科の知識・技能・思考力・判断力を評価します。各学科やコースによって各教科の配点を変えています。

総合型選抜
(
AO入試)

高等学校等での高い学習成果、本学部での学びに強い関心をもっている人を受け入れます。
出願書類、筆記試験(小論文等)ではおもに知識・技能、思考力、判断力、表現力を、面接ではそれらの力だけでなく主体性、協調性も評価します。
外国語の検定試験の一定スコアを受験の条件としています。
GSC
英語プログラムへの所属を判定する英語4技能評価方式もあります。

学校推薦型選抜
(
指定校制推薦入学)

本学部を第一志望とし、その教育内容を充分に理解し、学業成績が優秀で人物面でも優れた人を受け入れます。国際教育・国際交流に積極的に取り組んで顕著な成果を収めた人や課外活動において顕著な成果を収めた人を重視する場合があります。
出願書類、小論文、面接により、基礎学力、目的意識、意欲等に関して総合的に評価します。
出願書類、小論文ではおもに知識・技能、思考力、判断力、表現力を、面接ではそれらの力だけでなく主体性や協調性も評価します。

帰国生徒対象入試・社会人入試等
 

本学での学びに強い関心を持ち、海外や社会での経験によって得られた知見や姿勢をいかして、本学で学ぼうとする意欲や専門分野に強い関心を持っている人を受け入れます。出願書類、筆記試験(外国語や小論文)、面接により、高等学校までの基礎学力、目的意識、意欲等について総合的に評価します。
出願書類、筆記試験ではおもに知識・技能、思考力、判断力、表現力を、面接ではそれらの力だけでなく主体性や協調性も評価します。

編入学・転入学・学士入学

学びの継続・深化、新たな開始を志す志願者を対象とし、出願書類、筆記試験、面接により、目的意識、意欲等に関する総合的な評価をおこないます。出願書類と筆記試験では受け入れるに相応しい知識・技能、思考力、判断力、表現力を、面接ではそれらの力だけでなく主体性や協調性も評価します。

外国人学生特別入試

出願書類、日本留学試験のスコア等により、基礎学力、日本語と基礎英語、目的意識、意欲等を総合的に評価します。その他、面接を実施する場合は、主体性、協調性についても評価します。