授業紹介
メディア倫理と法制/ デジタル時代の 「表現の自由」とは何か?
メディア、特にニュースが社会的な信用を受けるための原則・ルールについて考えます。実名報道と匿名報道、フェイクニュース、ビッグデータ、ソーシャルメディアでの誹謗中傷など、時事問題を考察し、ディスカッションを行います。
ゲーミフィケーション論/社会で生かされている ゲームのノウハウを学ぶ
ゲーミフィケーションとは、コンピュータ・ゲームで培われてきたノウハウを現実社会の活動に応用する行為のことです。マリオ、ポケモン、APEXなどのゲームソフトに込められた遊ぶ上での工夫を確認しつつ、ゲーミフィケーションのさまざまな事例を学びます。
グローバリゼーションとメディア/ グローバル時代のメディアや 人の移動を多角的に考察
グローバル時代の人の移動を国境・国籍、言葉の壁などのキーワードから解読します。また、五輪やサッカーW杯という「メディア・イベント」を国際比較します。さらに、在日外国人の新聞、テレビ、映画、SNS等での発信や、多文化共生をめぐる課題を多角的に考察します。
広告論/「広告」がある社会とは いかなる社会か?を知る
広告を知りたいのなら、広告の作り出した記号体系の外部に出なければならない。この観点より本授業では、広告をめぐる身近な問いに対し(なぜ広告は遍在するのか、広告はなぜ「炎上」するのか等)、社会学的観点から答えられるようになることを目指します。
メディアリテラシー論
テレビや新聞、インターネットなどメディアを通じて物事を知ることが多い現代人には、メディアから流れる情報を批判的に読み解く能力が必要です。また、メディアを使って創造的に表現する力も大切です。メディアの文法を知り、メディアを積極的に使いこなしましょう。
広報論
企業や行政などの組織のあり方の原点を学び、社会とのより良い関係性をいかに築いていくかについて考えていきます。「広く伝える」「広く聞く」という広報の2つの役割や、人と人のコミュニケーションについて学びます。
ポピュラー音楽論
ニルヴァーナ以降、フジロック以降の洋邦ロックシーンの変遷を、メディア論や世代論、現代社会論に絡めながら、社会学の視点から音楽について論じる講義です。ロックとの比較でクラシック、EDM、ヒップホップ、J-POP、ボカロなど多様な音楽ジャンルについても議論します。
ドキュメンタリー研究
社会問題の長期取材・知られざる人間の可能性・事件や現代史の解明など、ドキュメンタリーが描く領域はさまざまです。授業ではテレビや映画の話題作・問題作を紹介しながら、ドキュメンタリーは今、どんな地平を切り開こうとしているのかを考えていきます。
情報の社会心理学
情報はさまざまなメディアを通じて伝わりますが、そこには必ず人間がかかわっています。人はなぜ情報を求め、そして伝えていくのか。情報の価値はどのように決まるのか。社会心理学の理論と実証研究を通じて考えていきます。
市民メディア論
ソーシャルメディアからミニコミ、CATVやコミュニティFMでの市民制作番組、ライブハウスでのトークイベントに至るまで、今日の市民メディアをめぐる状況や、そうした市民メディアを活用した地域づくりの試みを、事例研究を通して学びます。
メディア分析法
たとえば女性誌と男性誌の特集記事のテーマや広告についてデータを取って比較してみると、それがどのような読者の期待に応えようとしているのかが浮かび上がります。新聞・雑誌やテレビ番組の分析方法を学んで、より専門的にメディアに接していきましょう。
ジャーナリズム論
ニュースは何のためにあるのかを考えます。世の中の人は、どんなときにニュースを必要とするのでしょう? どのようにつくられたニュースなら「信頼できる」と判断するのでしょう。あなた自身の問題としてディスカッションを進めていきます。
電子コミュニケーション論
Facebook、Twitterといったソーシャルメディアの文化の背景には、どのような歴史が隠れているのでしょう。現代社会のコミュニケーションの主役に躍り出たソーシャルメディアの動態に潜む文化や構造について、実態をベースに検証していく授業です。教員と学生とのインタラクティブなコミュニケーションも活発です。