授業紹介

メディア倫理と法制/ メディア法制と倫理

 メディア、特にニュースが社会的な信用を受けるための原則・ルールについて考えます。実名報道と匿名報道、フェイクニュース、ビッグデータ、ソーシャルメディアでの誹謗中傷など、時事問題を考察し、ディスカッションを行います。

ゲーミフィケーション論

ゲーミフィケーションとは、実社会のさまざまな場面にゲーム的な要素を適用すること。スマートフォンのOSやSNS、通販サイトなどには、この考え方に基づくデザインが多く適用されています。この「人々に特定の行動を促す仕掛け」について、事例をもとに考察します。 

グローバリゼーションとメディア/ グローバル時代のメディア社会学

グローバル時代の人の移動をコロナ危機、言葉の壁などのキーワードから解読します。また、五輪やサッカーW杯という「メディア・イベント」を国際比較します。さらに、在日外国人の新聞、テレビ、映画、SNS等での発信や、多文化共生の課題を多角的に考察します。 

映像アーカイブ論

アーカイブとは、文章、資料の保管庫。いわば過去の宝箱です。選び抜いた作品を手掛かりに、映像の持つ意味と可能性について考えます。ここでいう映像は、広く絵画や写真も含みます。毎回サブテーマを設け、映像を通じて現代史を学ぶことをめざします。 

メディアリテラシー論

テレビや新聞、インターネットなどメディアを通じて物事を知ることが多い現代人には、メディアから流れる情報を批判的に読み解く能力が必要です。また、メディアを使って創造的に表現する力も大切です。メディアの文法を知り、メディアを積極的に使いこなしましょう。

広報論

企業や行政などの組織のあり方の原点を学び、社会とのより良い関係性をいかに築いていくかについて考えていきます。「広く伝える」「広く聞く」という広報の2つの役割や、人と人のコミュニケーションについて学びます。

ポピュラー音楽論

ビートルズ来日から反戦フォーク、インディーズ、バンドブーム、渋谷系、J-POP、野外フェスとiPodまで、50年を超える日本のロック音楽史を、メディア論や世代論、受容文化論に絡めながら、社会学の視点から論じる講義です。

ドキュメンタリー研究

社会問題の長期取材・知られざる人間の可能性・事件や現代史の解明など、ドキュメンタリーが描く領域はさまざまです。授業ではテレビや映画の話題作・問題作を紹介しながら、ドキュメンタリーは今、どんな地平を切り開こうとしているのかを考えていきます。

情報の社会心理学

情報はさまざまなメディアを通じて伝わりますが、そこには必ず人間がかかわっています。人はなぜ情報を求め、そして伝えていくのか。情報の価値はどのように決まるのか。社会心理学の理論と実証研究を通じて考えていきます。

市民メディア論

ソーシャルメディアからミニコミ、CATVやコミュニティFMでの市民制作番組、ライブハウスでのトークイベントに至るまで、今日の市民メディアをめぐる状況や、そうした市民メディアを活用した地域づくりの試みを、事例研究を通して学びます。

メディア分析法

たとえば女性誌と男性誌の特集記事のテーマや広告についてデータを取って比較してみると、それがどのような読者の期待に応えようとしているのかが浮かび上がります。新聞・雑誌やテレビ番組の分析方法を学んで、より専門的にメディアに接していきましょう。

ジャーナリズム論

ニュースは何のためにあるのかを考えます。世の中の人は、どんなときにニュースを必要とするのでしょう? どのようにつくられたニュースなら「信頼できる」と判断するのでしょう。あなた自身の問題としてディスカッションを進めていきます。

電子コミュニケーション論

Facebook、Twitterといったソーシャルメディアの文化の背景には、どのような歴史が隠れているのでしょう。現代社会のコミュニケーションの主役に躍り出たソーシャルメディアの動態に潜む文化や構造について、実態をベースに検証していく授業です。ハッシュタグを用いた授業内での学生の意見交換も活発です。