授業紹介
英語学概論
今や国際語となった英語も元々はゲルマン民族内の数部族の言語から発展したものですが、繰り返される数々の闘いの中でさまざまな民族の影響を受け変化してきました。したがってこの講義では、英語という言語の本質を理解するために、歴史的な背景を中心に学びます。そしてそこには光と陰があります。
広域英語圏文化論
内面性、冒険心、知識欲溢れる英米近代文学の主要な影響源である近世スペインやイタリアのピカレスク小説と騎士浪漫を探検し、数百年のイスラム統治下、アラビア文学が中世南欧にもたらした東洋の技術と市場文化の影響を発掘します。同じ近世ユーラシアの東側では、中国の明代小説と江戸時代の日本文学にも同目線を向けます。
アメリカ史
近年のアメリカでは、社会の分断や政治不信、人種主義の再燃、女性やLGBTQの権利後退など、民主主義の危うさを示す動きが続いています。本授業では、こうした動向を歴史的に振り返り、社会運動を通じて民主主義を再構築してきたアメリカの政治文化の特徴とその意義を考察します。
英語圏文化ゼミ
アメリカ合衆国やイギリスを中心に英語圏のミュージアム文化について研究します。モノを収集し、歴史を記録してきたミュージアムという制度を手がかりに、英米社会の構造や歴史を批判的に読み解く力を養います。英語文献の講読を通して言語運用力とリテラシーを高めるとともに、展覧会でのフィールドワークを実施し、現場の観察から社会を考察する方法も学びます。
言語(英語)文化特講
英語圏の映画を題材に、さまざまなジャンルの核心に迫ります。映像が紡ぐ時代精神と深層心理、意味、越境する文化、揺らぐアイデンティティを丁寧に読み解きます。古典から現代まで、映画史を横断しながらジャンルの変遷と文化的背景を探る特別な講義です。
イギリス文学ゼミナール
ウィリアム・シェイクスピアをはじめとするイギリスやアイルランドの戯曲を英語で読みます。戯曲は舞台を上演するための設計図なので、演出家になったつもりで登場人物の動きや衣装などを考えつつ、頭の中で実際のお芝居をイメージしながら戯曲を理解することを目指します。劇場に行って観劇も行います。
アメリカの文学
植民地時代から21世紀に至るまでの代表的な作家と作品を取り上げながら、アメリカ文学の流れを概観します。具体的にテクストに触れ、各作品や作家の文学的特徴を考察するほか、社会的・文化的背景にも目を向け、作品と時代背景との関係を検討していきます。
英米の地域文化と社会
現代英国は多文化主義の理念のもと、複数の多様なコミュニティを包摂した政治社会を構想してきました。その背景にある近現代のブリテン帝国と移民の歴史を振り返り、人種主義の問題との取り組みや、文化的なアイデンティティの共生への試みを探究します。
観光文化ゼミナール
英米を含む各国の世界遺産などから、観光と文化の関係を多様なテーマで探究します。観光文化・文化遺産観光の理解に必要な基本的要素を、教科書の精読・発表・討論を通じて身につけます。教材や参考ウェブサイト等は英語の資料を使用し、外国語運用能力も養います。
アメリカ文化論/イギリス文化論
アメリカ、イギリスを中心に、英語圏の文化と社会について広く概観する入門的な講義です。現代の諸問題、社会制度から生活文化、民族、国民文化の形成などについて考えます。
アメリカ文学ゼミナール
アメリカの作家が書いた文学作品を読み解いていくゼミナール科目です。作品の精読はもちろんのこと、ときには時代背景を理解するための文献も読みます。発表やグループ・ディスカッションにより授業を進めていきます。
通訳翻訳実習(英語)
英語の通訳や翻訳の実務経験のある担当教員の指導で、実務から文藝の翻訳、観光やスピーチの通訳など場面に応じた、実践的な英語運用の基礎を実習します。
ジャパノロジー・イングリッシュ
日本の文化や歴史を英語で学び、その内容を英語で説明・紹介することを目的とした実習授業です。人文学部3学科の学生が参加して行われます。
異文化コミュニケーション論
他者の立場から自らの文化を見つめることがこの授業の目的です。そもそも何が「文化」を構成し、何が違えば「異(なる)」文化として認識されるのかを考えながら、相対的なものの見方を養います。
英語ワークショップ
1年次に全員が履修し、英語圏の文化や文化交流などをテーマとした英文を読むことで英語圏の社会・文化への理解を深めつつ、本学科の専門の学修において必要となる基礎的学修スキルを習得します。「2年次ゼミナール」での学修の土台をつくる授業です。
2年次ゼミナール
2年次に全員が履修します。英語で書かれたテキスト(教材)を用い、担当教員の専門分野と関連する特定トピックを演習的に学びながら、英語の技能をバランスよく向上させることを目指す授業です。
Academic Presentation Seminar
英文の構成様式に従って学術的な内容をまとめ、英語でわかりやすくプレゼンテーションすることをめざします。さらに身につけたスキルを活かし、履修者各自のリサーチトピックに取り組みます。卒業論文英文サマリーや英文レポートの執筆につなげることが目標です。