成長を実感した履修生からのメッセージ

学部横断ゼミの魅力を履修生に聞きました

本気で打ち込んだ結果、大学での学びを社会で活かせることを実感しました

国際教養学部国際教養学科グローバルスタディーズ専攻
長野県上田東高等学校 出身

Q.実際の企業を研究していかがでしたか?

1つの企業について、その会社の歴史や企業文化について深く調べたことがありませんでしたが、担当企業は企業文化と製品に込められた思いが一致しており、企業文化が社員の方々や製品に根深く影響を及ぼしていることが分かりました。
また、担当企業は人とのつながりや、<わがこと意識>が強い企業文化があり、これら2つの考えは企業だけに通じるものではなく、学部横断ゼミのチーム活動においても応用できる考え方でした。一人一人が責任感を持って任された仕事に取り組むこと、そしてそのことがチームに貢献するという連鎖が起きることを、身を持って知ることができました。

Q.学部横断ゼミでの経験は、就職活動や将来の進路にどのような影響を与えましたか?

課題である企業理念や企業文化について調べていく中で、企業文化が企業の特色に影響を強く与えていることを知ることができました。実際に企業見学を行った際に、企業理念として掲げていた考え方が社員や企業の事業内容と合致していることに気づきました。そのため就職活動では、気になる企業の企業理念が自分の理想と合致しているのか、またそれらの理念が企業の取り組んでいることと一致しているかどうかを見極めたいと思っています。
また、履修前は大学の授業で行っていることを今後どのように活かしていけるのか、具体的にイメージが湧いていませんでした。しかし、日ごろ大学の授業で多様なバックグラウンドを考慮しながら物事を捉えていく視点や、現在起きている状況を過去の出来事との関連性を考えながら分析している力が、さまざまな場面で応用できることが身を持って体験できたことは、今後の進路の不安を一掃してくれたと感じました。

Q.学部横断ゼミを履修して一番良かった点を教えてください。

学部や年齢の違うメンバーと毎日のように顔を合わせ濃い時間を過ごすことができたこと、自分とは違った考え方や強みを持つメンバーのエネルギーから刺激をもらい、高め合いながら活動を行えたことが良かったと感じます。
リサーチ力に優れた人や、先を見越してタスクをリストアップしチームを引っ張ってくれる人、創造力に長けている人など、強みもさまざまで自分自身の視野を広げることができました。全員が課題に真剣に取り組んでいたため、私自身も本気で取り組むことができました。
自分がどれだけ1つの事柄に対して本気で取り組むことができるのかを知ることができ、今まで知らなかった感情に出会えたことも印象に残っています。