リベラルアーツ&サイエンスの学び

専門性を軸に 幅広い知識技能を身につける リベラルアーツ&サイエンスの学び

武蔵大学のカリキュラムは「総合科目」「外国語科目」「専門科目」からなり、その中核にゼミがあります。リベラルアーツ&サイエンスの学びは、この「総合科目」「外国語科目」「専門科目」を縦横に組み合わせたものです。
「専門科目」に分類されている全学対象専門科目・共通専門科目は全学生が履修可能で、専門の垣根を越えて高度な知識と実践力を養います。また、「副専攻」は専門知を補強し、学部横断的な交流を促すユニットです。一方、「総合科目」や「外国語科目」は入門的な授業を中心に構成されており、「外国語科目」には必修授業も相当数あります。ただし、なかには高度な内容を扱う選択科目もあります。これらの組み合わせは無数にあり、興味と関心に応じて百人百様の学びができるのが武蔵大学のリベラルアーツ&サイエンスの特長です。
リベラルアーツ&サイエンスの概念図
リベラルアーツ&サイエンスの概念図

学びのポイント

POINT1

「専門知」と「総合知」の交流で新たな視野を生み出す
リベラルアーツ&サイエンスを学ぶ目的は、「総合知」の獲得と「専門知」の交流にあります。その結果、幅広い知識・技能を身につけ、専門間の対話が実現。副専攻も同様に学部・学科・専攻の「専門知」を補強し、プラスアルファの専門性を養います。学際的な知の交流が視野を広げ、異なる課題解決方法が見えるはずです。
総合知
「専門知」と「総合知」とは
「専門知」は財政学や心理学など、ある領域に特化した知見を指します。一方「総合知」は全体を見渡し、個別的なものを統合する知見です。経済学部の学生が文学と歴史を学び、社会を俯瞰的に理解する力を得たとすれば、その力が 「総合知」です。

POINT2

「文理融合」の学びを重視し複眼的知識を身につける
さまざまな事象が複雑に絡む現代社会では、「文理融合」の複眼的知識が求められます。この現実を踏まえ、総合科目の「自然と環境」セクションには物理学や化学、生物学を置き、全学対象専門科目・共通専門科目においても理系の科目を展開しています。リベラルアーツ&サイエンスの広くて深い学びに取り組んでください。

POINT3

グローバル時代を生き抜く外国語のスキルを磨く
リベラルアーツ&サイエンスの学びに「外国語」が含まれているのは、グローバル時代を生きるための異文化理解力とコミュニケーション能力を身につけるには能動的な外国語学習が欠かせないからです。武蔵大学には英語はもちろん、ドイツ語やフランス語、イタリア語やスペイン語、中国語や韓国・朝鮮語など豊富な選択肢がそろっています。

ピックアップ授業

知識の幅を広げる社会科学や自然科学や身体運動科学に関する授業

PICK UP授業 1

—現代日本の課題—
AI・ロボットと人間の未来は明るいか?
人間生活のあらゆる領域で人工知能(AI)が活用されています。この授業ではSNSに埋め込まれた見えないプログラム(アルゴリズム)から人間そっくりのヒューマノイドまでとりあげ、AI・ロボットの「活躍」ぶりを概観し、彼らと人間はどのように共生できるのか、あるいはできないのかを考えます。

PICK UP授業 2

—スポーツの歴史と文化—
人間にとってスポーツはどのような文化なのか

スポーツは、私たちの生活と密接に絡み合い発展を続けています。その背景には、時代の要請に応え続けたという経緯があり、スポーツを読み解くためにはその歴史的変遷をたどる必要があります。本授業では、スポーツの歴史を学ぶことによって、その文化的な価値や意味についても理解を深めます。

PICK UP授業 3

—先進の科学技術—
生活・社会・文化を支える先進技術は、どこへ向かうのか

科学理論とそのテクノロジーは、現代に生きる私たちの生活・社会・文化に大きな影響を及ぼしています。エネルギーや原子、素粒子、宇宙などを例にとり、こうした分野を司る先進技術は、どうやって現在に至ったのか、その歴史的背景を紐解き理解することで、自然と人間の共生を考える力を育みます。