テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)との提携
アメリカの大学ならではの授業を体感できる
このプログラムは2009年に締結された武蔵学園とテンプル大学ジャパンキャンパス(Temple University,Japan Campus=TUJ)との教育・学術上の連携に関する基本協定に基づき、相互交流・教育連携を推進することを目的として2013年より開始しました。TUJは学生の約6割が米国を中心とする外国籍であり、使用言語も英語という日本国内にあって大変国際的な環境です。本プログラムでは、武蔵大学で学びながら科目等履修生としてTUJの科目を履修するか、留学生として1学期以上1年以内の間、TUJの科目のみを履修するかを選択することができます。授業はすべて英語で行われているため、日本にいながら海外留学に近い経験ができます。なお、相互に派遣する人数が同数の場合、プログラムに参加するための追加の授業料は不要です。
テンプル大学ジャパンキャンパスとは?
テンプル大学は、米国ペンシルべニア州立の総合大学です。フィラディルフィア本校に加え、東京、ローマにキャンパスがあり、日本校(TUJ)は、2005年に文部科学省から「外国大学の日本校」として認定されました。すべての授業が英語で行われるため、日本にいながら、海外留学に近い経験を得ることが可能です。
English Summer School ~アメリカの大学授業体験プログラム~
夏季休暇中の5日間を利用して、武蔵大学のキャンパスでTUJ の授業を体験するプログラムです。授業はTUJ の外国人講師により、日本人学生向けにわかりやすい英語で行われます。TUJ の外国人学生もアシスタントとして参加する充実した学習環境のなかで、経験豊かな講師や同世代のTUJ の学生と交流を深めることができます。留学を考えている学生や実践的な英語力を伸ばしたい学生に最適なプログラムとして、毎年好評を得ています。また、このプログラムは単位修得も可能です。単位認定は在学中1回のみですが、連続受講も歓迎しています。
図書館の相互利用
テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)図書館と武蔵大学図書館との協定に基づき、両大学所属の学生は相互に大学図書館を利用することができます。TUJ図書館では5万冊以上の図書と700タイトルにのぼる雑誌を所蔵しており、そのほとんどが英語の文献です。アジア研究及び英語教育関係の資料が充実しています。
先輩メッセージ
日本で「留学」を体験できるメリットは期待以上 英語力に加え、国際感覚を磨く絶好の環境
社会学部 社会学科2年
東京都・都立小平高等学校出身
TUJでは少人数のクラスでさまざまな国の学生と一緒に学びます。英語が日常的に飛び交うなかで多様性を実感し、好奇心が刺激されました。ディスカッション中心の授業では、教員も学生も対等の立場で議論を交わすので、英語での表現力と聞く力が向上します。あわせて自分のアイデンティティを主張することも学びました。日本にいながら英語に集中して取り組め、異なる国の文化や考え方にふれられるため、「いろいろな経験をしたい」「自分の世界を広げたい」と思っている人にはぜひおすすめしたいプログラムです。
TOEIC ® L&R スコア330からのスタート。1年間で英語力が飛躍的に向上した
経済学部 経営学科
東京都・私立東京高等学校出身
2 年次にフィリピンへ短期留学し、アメリカや韓国などにも行きました。いずれもその国の教育機関を見るようにしていたのですが、どの国でも必死に勉学に励む若者の姿を見て、「このままではいけない」という危機感を覚えました。そんなときに目にしたのがTUJ との単位互換プログラムのパンフレット。「日本国内で武蔵大学の授業を受けながら海外の大学で勉強できる」絶好のチャンスだと考えました。当時、私のTOEIC® L&R のスコアは330でしたが、どうしてもチャレンジしたいと考えたのです。TUJでは多様な人種の学生と拙い英語で積極的にコミュニケーションを図るうちに聞く力がつき、3 カ月でTOEIC® L&R のスコアを580 まで伸ばしました。毎日9 時から16時30分まで英語漬けの日々。1 年間で英語力が大幅に伸びたと実感しています。また、多様なコミュニティのなかで他者を受け容れ、理解しようという姿勢も身についたと思います。将来は、TUJ、武蔵大学、2 つの大学で学んだことを生かして、国内外に複数の事業を生み出す仕事がしたいと考えています。そして、後輩たちにもぜひこのプログラムを利用してほしいと思います。
東京都・私立東京高等学校出身
2 年次にフィリピンへ短期留学し、アメリカや韓国などにも行きました。いずれもその国の教育機関を見るようにしていたのですが、どの国でも必死に勉学に励む若者の姿を見て、「このままではいけない」という危機感を覚えました。そんなときに目にしたのがTUJ との単位互換プログラムのパンフレット。「日本国内で武蔵大学の授業を受けながら海外の大学で勉強できる」絶好のチャンスだと考えました。当時、私のTOEIC® L&R のスコアは330でしたが、どうしてもチャレンジしたいと考えたのです。TUJでは多様な人種の学生と拙い英語で積極的にコミュニケーションを図るうちに聞く力がつき、3 カ月でTOEIC® L&R のスコアを580 まで伸ばしました。毎日9 時から16時30分まで英語漬けの日々。1 年間で英語力が大幅に伸びたと実感しています。また、多様なコミュニティのなかで他者を受け容れ、理解しようという姿勢も身についたと思います。将来は、TUJ、武蔵大学、2 つの大学で学んだことを生かして、国内外に複数の事業を生み出す仕事がしたいと考えています。そして、後輩たちにもぜひこのプログラムを利用してほしいと思います。