先輩からのメッセージ

卒業生1
代島 克信 さん
人文学部 日本文化学科 1980年3月卒業

【勤務先】埼玉県 熊谷市立中学校 国語教諭

教員になったきっかけ

小学校のときから教員になりたいと思っていました。中学3年のときに、いろいろと悩みがあって高校受験に身が入らないという経験をしました。そこで、中学生が悩みを持ったときに相談できるような先生になりたいと思ったのがきっかけです。授業中、いろいろなことを生徒と語り合える教科として国語の教員を目指し、武蔵大学の人文学部に入学しました。

教員としてのやりがい

自分が十分に授業の準備をして、授業を行い、その結果生徒が「よくわかった」、「満足した」という表情を見せてくれたり、そういう声を聞いたりしたときにやりがいを感じます。
また、学年が変わるときや、卒業生を送り出し、生徒から言葉やメッセージをもらったときは「大変だったけれどもここまでやってきてよかったな」と思う瞬間です。また、大人になり立派になった卒業生と再会し、生徒と先生という立場でなく、いろいろ話ができる、そういったときにやりがいを感じます。(談)
2018_教職
中島 大地 さん
人文学部 日本・東アジア比較文化学科 2009年3月卒業

【勤務先】東京都 都立高校 国語教諭

「武蔵大学出身の教師として後輩の模範になること」

武蔵大学は、手厚い指導が魅力的でした。指導に当たってくださる先生方は自分のことのように親身になってくれます。また、教職課程の卒業生を含めた縦のつながりが強く、学校現場の状況を踏まえた実践的な指導を受けたれたことは、大きな力になりました。教員採用試験の2次試験対策ではとても苦労しましたが、武蔵大卒の教職課程の先生方に論文指導や面接指導を受けることができたため、自信につながりました。武蔵大学出身の教師として、後輩の模範となる教師をめざし、日々実践に取り組んでいます。
卒業生3
岡村 恵実 さん
人文学部 日本・東アジア比較文化学科 2012年3月卒業

【勤務先】埼玉県 所沢市立中学校 国語教諭

教員になったきっかけ

中学生の頃から教員という職業に興味があり、武蔵大学では教職課程を履修しました。武蔵大学を選んだのは、日本文化など大学で学んだことを授業の中で活かせるため、学ぶ意義を見いだせるというところもポイントでした。
教職課程で斡旋してもらったボランティア等で子どもたちと触れ合う中で、自分が教えるだけでなく子どもから学ぶことも多く、一緒に成長できることに魅力を感じ、教員を目指すことを決意しました。

教員としてのやりがい

子ども一人ひとりによって学力、考え方、境遇はさまざまです。そのため、教科指導や、その他の場面において「この子にはどうすれば伝わるかな」と日々、試行錯誤しています。大変なこともありますが、子どもとともに喜んだり、悩んだり、悲しんだり、楽しんだりと、感動を味わえる仕事で、やりがいを感じています。(談)
卒業生2
北村 優果 さん
人文学部 ヨーロッパ比較文化学科 2012年3月卒業

【勤務先】私立女子中学・高等学校 英語教諭

教員になったきっかけ

もともと教育には興味があり、子どもと関われる職業につきたいと思っていました。4年生の教育実習までは企業に就職活動をしていたのですが、やはり人のために尽くす仕事をしたいと考え、教員になることを決意しました。

教員としてのやりがい

生徒にしてあげたり教えてあげたりすると、すぐにそのことに対する反応が返ってくるので、わかってくれたり喜んでくれたりするととても嬉しいです。自分のアイデア次第でこの生徒にはこう接してあげようとか、この生徒にはこうしてあげようということをその場で考えてすぐアクションに移せる点もこの仕事ならではだと思います。

武蔵大学教職課程の強み

教える教科とは別に専門を持っていることが強みだと授業で教わりました。ヨーロッパ比較文化学科で学んだ観点から物事を語ることができること、教育を中心に学んだ人とは違う観点から考え生徒に接することができることが強みだと思います。(談)
2017_教職
宮本 明憲 さん
経済学部 経済学科 2010年3月卒業

【勤務先】東京都 都立高校 地理歴史・公民教諭

「教師に必要な知識と技術を学ぶ価値ある4年間」

武蔵大学の教職課程は、4年間をかけて教師に必要な知識・技術をしっかりと学ぶことができます。なかでも、3週間の教育実習は毎日が気づきと学びの連続で、非常に有意義な経験でした。そのときに感じた「教師の先生は生徒である」という想いは心に刻まれ、私の財産になっています。現在、勤務する学校で生活指導を担当していますが、大学で学んだ知識を生かして生徒の指導にあたっています。大学で学んだ理論をいかに実践に活用できるか。その意識を持ちながら、日々、生徒と向き合っています。
山本先生
山本 拓郎 さん
社会学部 社会学科 2006年3月卒業

【勤務先】 東京都 墨田区立小学校 教諭

小学校の先生を目指すきっかけ

大学時代、小さい時にお世話になっていた青山の「こどもの城」でボランティア活動をし、子どもたちと寝食を共にするキャンプに参加したり、子どもが達成感を得ることのできるゲームを企画しました。また、武蔵大学と連携する練馬区の小学校で支援員として活動し、子どもの勉強のわからない部分を一緒に考えたり、教えるという経験をしました。そうした活動をしていく中で、子どもの気持ちに寄り添い、成長を手助けできることがとても嬉しかったことを憶えています。
こうした経験を通じて、子ども達の成長に携わる仕事に就きたいと考えるようになりました。子どもが学習する上で大事な基盤となる「楽しい!」「もっと知りたい!」という気持ちを育むことのできる小学校で働きたいと考え、小学校の教師を志すようになりました。

教職課程の良いところ

武蔵大学の教職課程では指導法だけでなく、教師になる上での心構えや子どもを取り巻く環境等多くのことを学びました。とくに教職入門セミナーで「学ぶことは 心に誠実を刻むこと 教えることは 共に希望を語ること」というルイ・アラゴンの言葉を教えていただき、子どもと共に成長していく教師という仕事のやりがいに気づくことができました。
また、武蔵大学の教職課程は少人数の授業や演習が多いため、同じ志をもつ仲間がたくさんできました。学生時代はたくさん話をし、刺激を受けたことを憶えています。卒業してしばらく経ちますが、今でも当時の仲間とは会っています。先生方とも話す機会が多く、公私にわたりお世話になりました。こうした人との絆ができたことも教職課程の魅力だと思います。(談)

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