授業紹介
カリキュラムイメージ
卒業に必要な単位に加えて教職課程の科目を履修し、単位を修得することで、中学・高校の教員免許状取得が可能です。武蔵大学では、これまでにも多くの卒業生が教員として活躍しています。

主な授業の紹介
教職入門
教職の意義、教職課程履修生の学生生活の流れ、免許状取得に必要な学びの内容、教員という仕事の実際などを、教員や先輩、現場の多彩なゲストから学び、自分の適性や今後の学びの目標を仲間とともに考えます。
教育基礎論
学校教育について考えるにあたって必要となる、教育、学校、教師、子どもについての基本的な理解をめざします。自身の小・中・高校での教育の経験を振り返りながらグループ討議を重ね、理解を深めます。
教育制度論
学校とは何かを原理的かつ実践的に学びます。授業では、毎回一つのテーマにしぼって、印刷教材・映像教材を使いながら学習します。講義のみでなく、「達人に学ぶ」プロジェクトとして、著名な実践家についての研究・発表にも取り組みます。
教育課程編成論
この授業では、教育課程の原語(翻訳まえの語句)がカリキュラム(子どもの学びの経験)であることをふまえて、子どもの学びの経験づくりを担う教師の役割や経験がどのようなものなのかを検討します。授業では、小グループでの討論や授業の映像をみる機会をもうけ、自身の受けた教育の経験をふりかえったり、仲間の経験についても知ることで、授業での教師のあり方について深く考えることをめざします。
教育学特論A
21世紀型の学校はいかにデザイン(de-sign=脱定型)されるか。本授業では、その新しい学校のモデルを模索するために、テキストを読んだり、創意あふれる実践を展開している学校を訪ねて学んだりします。それらの学習の成果をレポートの冊子にして記録します。
教育学特論B
教員になるとしたらどんな力が必要で、どんなふうに人と協力してどんな学校を創っていけばいいのだろう?生徒たちが将来、社会生活を送るために、学校で提供する学びはどのようなものがいいのだろう?文献を読み、自分の頭で考え、皆で議論し、体験します。
生徒指導の理論と方法
生徒指導と聞くと、みなさんは、非行に対する指導や、良くない生活態度に対する注意ということを想像されるかもしれません。しかし教師にとって生徒指導は、ごく日常的な営みで、そこには子どもの自己実現と自立を促すという大きな目的があります。この授業では、グループ・ワークを多くとりいれ、自身の小、中、高校時代をふりかえったり、教師の立場からいじめの問題、子どもの居場所づくり等について考えていきます。
取得できる教員免許状一覧
2024年4月1日予定

※国際教養学部国際教養学科には教職課程および学芸員課程を設置していないため、教職・学芸員課程の資格を取得することはできません。
※履修状況により、所属学科以外の学科に記載のある科目の教員免許状も取得できる場合があります。