AEDの設置

AEDとは、自動体外式除細動器(Automated External Defibillation)の略です。
現在は、江古田キャンパスに3台、朝霞校地に3台のAEDを設置しています。

江古田キャンパス AED設置場所

・教授研究棟(8号館側入口)
・守衛所内
・大学体育館入口
AED設置場所(江古田キャンパス)

朝霞グラウンド AED設置場所

・朝霞プラザエントランス
・第2部室棟入口
・屋外トイレ
AED設置場所(朝霞グラウンド)
  • AED正面
  • スケルトンAED
上左の写真は、AEDのスタンド型収納ケースのイメージです。前面の扉を開けると、中にAED本体が入っています。また、緊急時にあると便利な、バスタオル・ガーゼ・使い捨て手袋・はさみ・人工呼吸用シート・脱毛用カミソリなどが入っています。
※守衛所のAED本体はスタンドではなく、守衛所内に設置してあります。
 
日本国内では、心室細動(心臓の痙攣状態)により心臓が突然止まる「心臓突然死」が原因で、病院外で年間約6~8万人が命を奪われているといわれています。心臓突然死は、心臓に持病のある人だけでなく、普段健康で心臓の異常がない人にも起こっています。すなわち学校・家庭・職場・運動中を問わず、いつでも起こりえます。
 
この「心臓突然死」を防ぐ唯一の方法が、発作を起こした数分間に「除細動器」を使い、心臓へ電気ショックを与えるという方法です。
 
除細動の処置は、できるだけ早く行うことが求められます。救急車の到着時間は、全国平均で約10分間といわれてます。心肺停止後除細動が1分遅れるごとに救命率は7~10%ずつ下がります。このことから、救急車が到着するのを待っていては、救える命も救えなくなってしまいます。
 
AEDは、日本において平成16年7月から、だれでも使えるようになりました。そのため、空港や駅・役所・学校など公共施設に多く設置されるようになりました。AEDを使用して救命された例も多く報告されています。このような社会情勢を受け、武蔵大学では平成18年3月1日、AEDを守衛室横に設置いたしました。
 
もし、あなたが、「意識がない、息・せき・体の動きがない」 このような人が倒れている場面に遭遇したら(AEDの使用条件として、8歳以上であること)、すぐに119番通報すると同時に守衛所等にあるAEDを準備するよう、回りの人に伝えてください。
 
AEDの使い方は、AEDの蓋を開けると、自動的に器械が音声で手順を教えてくれます。(除細動が必要かどうかも器械が判断してくれます。)なお、救命のために善意でAEDを使った結果、万が一事故がおきた場合も、救命者に対しての責任は問われません。
 
また、正しい心肺蘇生法(消防庁応急手当WEB講座【一般市民向け】サイト)と組み合わせることでより救命率を上昇させることができます。正しい心肺蘇生法を身につけておきましょう。あなたの行動が尊い命を救います。
 

AEDに関する参考リンク