先輩からのメッセージ

4年間の成果を希望の就職につなげる

ゼミや留学で磨いた「自ら調べ自ら考える」精神。それは、就職活動を勝ち抜く力になります。武蔵大学の資源を大いに活用し、満足度の高い進路に結びつけた先輩たちからのメッセージをご紹介します。

経済学部

内定先:株式会社インテージ 

経営学科 (2022年度 卒業)  神奈川県・県立大和高等学校出身

内定先の志望理由

向上心が旺盛で楽しみながら上をめざしたいタイプなので、女性でもバリバリ働いてスキルアップできる企業を探しました。内定をいただいた会社は市場調査を行う企業ですが、データ分析をして改善案を提案するという業務が自分に向いていると考えました。

学生生活と就職活動

会の運営に取り組み、後輩育成にも成果を出せたと満足しています。学外ではアパレルの店舗で販売員のアルバイトをしました。2年次には、その企業で認定しているコーディネートアドバイザーの資格を取得。接客を通じてeコマースとリアル店舗の差別化を考えたり、アンケートや他店舗調査から客単価を上げるアイデアを検討したことは、卒業後の仕事にも活きる経験でした。就職活動を始めたのは3年次の秋頃からですが、最初は焦点が定まらず不安でした。そこで、12月にキャリア支援センターが実施する「武蔵しごと塾」に参加。他の就職活動生との模擬面接を通じて、コツをつかんだことで状況が一変し、自信を持って面接を受けることができて内定につながりました。

後輩へのアドバイス

大学生活でできることは、学業以外にもサークル活動、アルバイトなどたくさんあります。ただ漫然と過ごすのではなく、小さなことでも目標を設定すれば、それぞれに意義が生まれて、やりがいが出てきます。何か夢中になれることが見つかれば、面接で「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を聞かれても困ることはありません!

人文学部

内定先:アクセンチュア株式会社

英語英米文化学科 (2022年度 卒業)  東京都・私立成立学園高等学校出身

学生生活と就職活動

大学生活を通じて、英語で行う授業を積極的に受け、入学直後から毎日のようにMCVに通い、留学生と交流を深めたことで英語力が飛躍的に向上しました。多文化に触れることで凝り固まった思考が解消され、将来について柔軟に考えるようになったのも大きな成長です。1年次に憧れていたMCVの先輩がアクセンチュアに就職されたと知って背中を押されましたが、自分が向いているのか確信が持てませんでした。そこでキャリア支援センターの個別相談を利用。自己分析を徹底的に行って自分の弱点を知ったことと、時間をかけて面接練習をしたことで自信を持って本番に臨むことができ、内定をいただくことができました。面談での手厚いサポートには、心から感謝しています。

就職活動のポイント

就職活動を早めに始めたことが、成功の要因だったと実感しています。多数のインターンシップで体験したことは、就職後のイメージや自分がどんな企業に興味があるのかを明確にするための有益な情報になりました。わからないことがあり、失敗しても取り返す時間があったのも良かった点です。早期選考などで経験を積むこともでき、本当に行きたい企業への対策をする準備になりました。

今後の展望

希望した職種はソリューション・エンジニアです。文系だから営業職が向いているなどこだわらず、将来を見据えて新しいことにチャレンジしようと考えました。大学で培った英語力を活かし、海外で働くことを目指しています。

社会学部

内定先:久光製薬株式会社

社会学科 (2022年度 卒業)  山形県・県立山形西高等学校出身

内定先の志望理由

就職活動中の自己分析を通じて、身近な人が日常的に使い、喜んでくれる物に携わる仕事に就きたいと考えるようになり、消費財を扱う会社に絞りこみました。内定をいただいた企業は、第一志望。会社の雰囲気や社員の方々の人柄に惹かれ、こちらで働きたいと強く思っていました。

就職活動の流れ

就職活動を振り返ると、最初から最後まで、キャリア支援センターのお世話になったというのが実感です。就職について考え始めたのは3年次になってからでした。一生に関わることなので失敗したくないという思いがあり、まず個別相談を利用し、エントリーシートの書き方からご指導いただきました。関心のある業界として当初は食品メーカーを考えていたのですが、最初は広い視野でさまざまな業界を見た方が良い、とアドバイスをいただき、学内企業説明会に参加。金融系も含めて50社以上の説明を聞きました。そこから以前より惹かれていた食品メーカーと、新たに惹かれた製薬会社に絞りましたが、さまざまな企業を見たことは社会勉強にもなり、視野を広げることができました。最終的に企業を決める段階で参考になったのがOBOG訪問です。福利厚生や働き方の実情を聞き、納得して決めることができました。

学業と就職活動の両立

オンライン説明会やオンライン面接に苦手意識があったのですが、キャリア支援センターでテクニックを教わってからは積極的に参加するようになり、一段と効率が上がりました。移動時間が軽減できる分、毎週のゼミにかかる負担も少なくできました。学業と就職活動を両立できたのも、アドバイスのおかげです。