武蔵のキャンパスライフ 教職課程
わたしの一日

経済学部 金融学科
【取得希望免許】高等学校教論一種免許状(公民、商業)
ある月曜日
- 7時 起床
- 1限 9時スタート 授業「道徳教育の理論と実践」
この授業では、中学校での道徳教育・道徳科の指導方法や指導内容などについて学びます。道徳の時間は「特別の教科」として教科化されるので、授業には気を引きしめて臨みます。
- 2限 授業「倫理学概説」
授業の中でもいろいろな科目がありますが、「概説」がつく授業は多いです。『武士道』から仏教、今日の世界情勢まで、幅広く学べます。
- 昼休み
江古田にはおいしいランチのお店がたくさんあるので、よく外食しています。また、学校内の学食もおいしいのでよく利用しています。私は硬式野球部に所属しているので、体力維持のために昼食はとくにしっかり食べます。低価格でエネルギーを満たしたい人には、学食をおすすめします。
- 3限 授業「憲法」
「憲法」は卒業のためにも必要な必修科目です。日本国憲法の全体像をつかむとともに、平和主義や基本的な人権をめぐる問題について考えます。
- 4限 授業「生徒指導の理論と方法」
生徒指導は学習指導とならび、教師の大切な仕事です。生徒指導の考え方や方法を学びます。
- 放課後 部活動「硬式野球部」
毎週月曜日は休みで、それ以外は毎日練習です。(週6日)朝霞市にあるグラウンドへ、学バスで移動します!
- 21時 アルバイト
シフト制のアルバイトを週2日しています。一人暮らしをしているので、アルバイトをして食費などを補っています。練習がオフの日や次の日学校がない時など、自分で工夫してシフトを組んでいます。

武蔵大学2年次 前期の時間割
授業 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
1限 | 道徳教育の理論と実践 | | 教育心理学 | 労働法 | |
2限 | 倫理学概説 | 社会科・公民科教育方法論 | 証券アナリスト | 金融各論 | 日本の伝統と文化 |
3限 | 憲法 | 中国語 | ファイナンス | スポーツの歴史 と文化 | 財務報告論 |
4限 | 生徒指導の理論と方法 | 証券市場論 | 教育制度論 | | 専門ゼミ |
5限 | | | 証券アナリスト | | ベンチャー企業論 |
わたしの4年間

人文学部 日本・東アジア文化学科
【取得希望免許】中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民)
1年次 どんな四年間を過ごそうか
大学では、これまでとは違い、自分のことはすべて自分で決めます。時間割を自分で決められるので、どの時間に何の授業を受けるかは、自ら選択できます。そうしたなかで、この四年間で自分が何を得ることができるだろうかと考えたとき、私は教員免許と学芸員免許の二つの取得を目標としました。
塾講師のアルバイトでは、初めて先生と呼ばれる立場になったり、演劇研究部に所属したことで役者として舞台に立ったりと、1年次は学科以外でも多くの経験を積むことができました。
2年次 初めて教壇に立ち「教える」ことの難しさを痛感
教員免許状をえるための本格的な授業が始まりました。道徳教育に関することや教育制度の成り立ちなど、「教える立場」になるために必要な知識を多く学びました。
後期には、はじめての模擬授業がありました。教壇に立ち、多くの人間の注目を浴びながら「教える」ことがどれほど難しいことか等、今までは気づかなかった多くのことを知ることができました。
黒板を書き始めるタイミング、話すタイミング、説明や言葉遣いなど、先生方が当たり前のようにできていることがまったくできませんでした。自信をなくしかけました。しかし、仲間の温かい言葉や、教職課程の先生のアドバイスに励まされ、続けることができました。
3年次 多様な教職課程の授業に学ぶ
大学生活も折り返しとなり、2年次にくらべてアルバイトも部活動も見通しがつくようになったので、ゆっくりと勉学に励むことができるようになりました。
それまでにも多くの教職の授業を受けてきましたが、3年次に受けた授業はとくに印象的でした。マイノリティーについて考える授業では、LGBTに関連する団体の方や外国にルーツをもつ方が教室にお越しになり、他では聞けないような実体験を伺うことができました。ほかにも、障害をもつ子どもを支援する施設で働く方、子どもの遊び場を作ることを仕事とするプレイワーカーさんなどと、一緒にワークショップを体験できた授業もありました。また、わたしたち学生と先生とで、慰安婦問題をとり上げる博物館を見学するなど、形式にとらわれない授業を多く受けました。
どれも教職課程でしか学べなかった内容で、教職課程をとってよかったといえる経験を積むことができました。
4年次 実習生として、いざ!母校へ
3年間、教職課程で学び、経験したことの集大成として、4年次は教育実習に行きました。母校である高校の門を生徒としてではなく実習生という教員に近い存在として通ることに胸が躍るとともに、大きな不安を感じました。生徒と良い関係が築けるのか、授業をきちんと行うことができるのかと、実習前から不安で胸がいっぱいでした。
しかし、いざ実習が始まると、生徒は恥ずかしがりながらも会話をしてくれるし、ベテランの先生方からはアドバイスをいただきました。そうしたなかで不安な気持ちよりも、もっと頑張ろうという気持ちが強くなりました。はじめはまったく成り立っていなかった授業も、何度か行ううちに形になりました。多くの先生方が参観される研究授業では、自分でも納得のいく授業をすることができました。
授業がうまく展開できず、辛いこともありましたが、それを乗り越えたからこそ得たこともありました。教育実習で得たものは今後の私に大きな影響を与えていくでしょう。教職課程での経験を活かして、卒業後も多くの壁を乗り越えていきたいです。

演劇研究部のみんなと
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