学芸員課程に関するQ&A

  • A. 資料(実物、標本、模写、模型、文献、図表、写真、フィルム、レコード等)の収集や保管をし、それらを展示している施設を博物館といいます。美術館や文学館、科学館なども博物館に含まれます。資料を展示する際には、ただ並べるだけでなく、正確な情報を提供し、来館者の理解を深めるよう工夫する必要があります。そのためには資料の調査研究が必須であることから、博物館には研究機関としての側面もあります。一方で、来館者にとって魅力的な収集資料を見ることには大きな喜びや楽しみがあり、文化的なレクリエーション施設ともいえます。
  • A. 学芸員とは、博物館法により各博物館に置かれる専門的職員のことをいいます。学芸員は、資料の収集、保管、展示、整理、調査研究、教育普及等の業務をおこないます。近年の学芸員の仕事は、博物館資料に直接関わる仕事にくわえ、広報活動や教育普及事業の企画・運営、ボランティアの育成など、多岐にわたる傾向にあります。
  • A. 学芸員課程では、3・4年次の2年間で「博物館実習(1~4までの計4科目)」を履修します。これらの科目では、博物館運営の実態や、学芸員の実務を理解するために必要な知識・基礎技術を学びます。武蔵大学では、実際に博物館や美術館を訪問して学芸員の話を聞く見学実習や、資料の取扱いや展示の方法、記録・保存の一環となる撮影方法などを実務のプロに学ぶ実務実習などをおこなっています。また、毎週の授業時におこなうさまざまなグループワークを通じて、コミュニケーション能力や文書・記録等の作成スキルも身につけることができます。
  • A. 経済学部・社会学部の学生も学芸員課程を履修することができます。博物館は、美術館や文学館なども含まれる多様な機関です。学部の特性を活かした学びを通じて、自分ならではの学芸員像を追求してもらいたいと考えています。
  • A. 定員は一学年あたり20名ですが、毎年応募人数が異なるため、年度によって人数にばらつきがあります。近年では一学年あたり10~16名前後の学生が履修することが多いです。
  • A. 例年2年次の9月~10月頃に、書類と面接による選考がおこなわれます。選考に合格し学芸員課程登録をおこなうことで、3・4年次に学芸員課程必修科目「博物館実習(1~4までの計4科目)」を履修することができます。選考は落とすことを目的とした試験ではありません。実習に臨む姿勢と意欲を確認する場と考えてください。
  • A. 課程登録費として2年間で35,000円かかります。そのほか、課程登録時に必要な麻疹抗体検査やワクチン接種の費用や、見学実習・研修旅行・館園実習の際にかかる交通費、食費、宿泊費は自己負担となります。
  • A. 学芸員課程を履修して単位を修得すれば、資格取得のための試験を受ける必要はありません。学芸員課程必修科目および専門分野科目の単位をすべて修得し、大学を卒業して学士の学位を得ることで、学芸員資格を取得できます。
  • A. 学芸員として博物館や美術館で働くためには、学芸員資格が必要になります。また、実習を通じて獲得した知見は、美術品専門の運送会社や、展示施行会社、展覧会図録など美術系出版社、博物館と関連する企業はもちろん、その他一般企業でも積極的に活かすことができます。
  • A. 全国の博物館学芸員(常勤、嘱託、任期付など)のほか、学芸員資格をいかした一般職への就職実績があります。
  • A. 学芸員課程必修科目の履修や毎週の授業の準備、各種実習への参加、日ごろの積極的な博物館訪問などさまざまなことが求められます。計画的に進めることで、アルバイトとの両立も可能です。教職課程や学部横断ゼミとの両立を図る課程生もいます。ただし、3年次は土曜日にも実習が入ることがあり、かなり忙しくなることが予想されますので、1・2年次のうちから綿密な履修計画を立てる必要があります。
  • A. 1年次のうちから計画的に学芸員課程必修科目と学芸員課程専門分野科目の履修に努め、日ごろから積極的にさまざまな博物館や美術館を訪問することが望ましいと考えられます。
  • A. 知識があることが望ましいですが、まずは希望する学芸員課程専門分野の科目や学芸員課程必修科目の履修を通して、意欲的に学んでいく姿勢が大切になります。また、積極的に博物館や美術館へ訪問し、自主的に知識を深めることも重要です。 
  • A. 必修科目は全12科目で、2年次までにそのうちの4科目以上を単位修得済み、または履修中であることが学芸員課程登録選考への応募条件となります。また、本学では必修科目にくわえ、自身で選択した学芸員課程専門分野の講義科目を4科目8単位以上、同分野のゼミ・演習科目を2科目4単位以上履修することも必要になります。
  • A. 新年度のはじめに1・2年生を対象とした「学芸員課程ガイダンス」がオンライン上でおこなわれ、詳しい説明を受けることができます。学芸員課程の履修を検討する方は必ず参加(視聴)してください。また8号館1階教務課事務室内の学芸員課程窓口では、日常的に学芸員課程についての情報を提供しています。お気軽にお問い合わせください。
  • A. まず、博物館・学芸員の役割と使命を十分に理解することが大切です。博物館は多くの人々のつながりの上に成り立っています。そのつながりの中に、学芸員としてのどのような職務や任務があるのかを意識することが大事です。また、どんな経験にも、そこから学ぶことがあり、将来の役に立つことがあります。判らないことや疑問を持ち越さず、 学んだことは周囲の人たちと共有していくよう心がけ、周囲とコミュニケーションをとることを意識して各実習に臨んでください。そうすることで、同時に社会で活躍するための基礎力を培うこともできます。

Contact Usお問い合わせ

武蔵大学 学芸員課程

Tel
03-5984-3730
住所
〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1 武蔵大学8号館1F
開室時間 平日9:00~16:40