2025年度の活動報告

                                               竹内広宜(研究会代表)

活動の実績

  2025年度は、本研究会で定義した「社会への発信」「研究コミュニティの創出」「研究環境の充実」の3つの柱のうち1番目・2番目の2つに沿って以下の活動を進めた。
 
社会への発
AIの社会浸透という本研究会が扱うテーマは研究者だけでなく、さまざまな実務家もそれぞれの業務視点で興味を持つと考え、第一線で活躍されている研究者および実務家の方による公開セミナーを開催した。実務家が参加しやすいよう、オンラインセミナーとして夕方の時間に企画した。2025年度は以下のとおり公開セミナーを3回実施した。
 
第6回公開セミナー(5月30日)
   ・ テーマ:信頼できるAIシステムに向けて -- AIの品質をどう測る? 
   ・ 講師:石川冬樹(国立情報学研究所 准教授)
第7回公開セミナー(7月30日)
   ・ テーマ:生成AI時代のソフトウェア・システム開発の現状・課題や将来像
   ・ 講師:鵜林尚靖(早稲田大学 教授)
第8回公開セミナー(1月28日)
   ・ テーマ:大学におけるDXの推進 -- 香川大学における実践を通して
   ・ 講師:八重樫理人(香川大学 教授)

研究コミュニティの創出
研究発表の場として、人工知能学会の研究会と協働し、研究発表会を本学にて以下の通り共催した。
 
第4回AIの社会浸透研究発表会(3月16日)
   ・ 人工知能学会知識流通ネットワーク研究会と共催
   ・ 発表件数:5
 
また、他大学や企業を研究会メンバーが訪問し、ワークショップを実施した。「生成AIの活用した対話サービスの設計」「AIサービスのビジネス価値・コスト・リスクの可視化」などのテーマで議論し、2026年度以降のセミナー企画などに検討を進めた。
さらに、The Sixteenth International Conference on Information, Intelligence, Systems and Applications (IISA)をギリシャ・ピレウス大学らと後援した。

今後の展開

 2026年度も引き続き「社会への発信」「研究コミュニティ創出」「研究環境の充実」の観点で活動する。
 
社会への発信
2025年度までと同様の形態でオンラインにて公開セミナーを実施する。2026年度は3-4回実施を目標とし、「長寿命ソフトウェア」「仮想人体生成モデルとヘルスケア領域における活用」「ロボカップ」「データエンジニアリング」といったテーマでセミナーを企画する。
 
研究コミュニティの創出
引き続き、情報処理学会や人工知能学会の研究会との共催で研究発表会を本学にて開催する。また、IISAを2026年度も引き続き共催(後援)するとともに、日本で開催される国際会議に来る海外の研究者を本学に呼び、ワークショップを実施することを検討する。これまでと同様、研究会メンバーが外部の研究者と新たな研究コミュニティを創出することに対して、研究会として積極的に支援する。
 
研究環境の充実
引き続き広く研究会メンバーからヒアリングを行い、書籍の整備を継続して行う。