2019.07.23

Category:2019年度前期

他者評価と自己評価

 

7月20日(土)の2時限目~4時限目にかけて、最後の土曜日授業が行われました。この授業は、毎週行われる月曜2時限目の授業以外に、不定期に土曜日の授業を4回実施しています。

 

今回の授業は、これまでの活動の振り返りをさまざまな角度から行いました。

この授業の目的の一つに「社会人基礎力の育成」があります。最終報告会を終えた今回の授業は、社会人基礎力の12の要素を意識しながら取り組んでいきました。

 

まずはチーム活動プロジェクトを通してチーム形成で苦労した点やどんな壁にぶつかったかについて、2チームそれぞれに発表してもらいました。大川印刷チームは活動を通して、<社会人基礎力=想いの伝達手段>であることが分かったと発表してくれました。そしてライクスチームは、チームメンバー同士が感謝の思いを言葉にし合うことで、良いチームワークが生まれたと発表していました。

学生たちはプロジェクトを通して、自分と仲間、自分自身、自分と教員、自分と企業などさまざま人とコミュニケーションを取ることで、他者とのつながりで世の中が動いていることを実感できたようです。

 

 

午後にはキャリアコンサルタントとの第3回目の面談、チームメンバーからの他者評価、チーム活動の振り返りなどを行いました。自分から見た自分だけではなく、仲間の目に映る自分、キャリアコンサルタントとの会話、この3つの視点から自分を見つめ直すことでより深く自己分析を行うことができます。

 

社会人基礎力にある12の能力をすべて自分に備えることは多分できないでしょう。だからこそ自分をサポートしてくれる人が必要なのです。そのためには、自分にはどのような能力が備わっていて、何が欠けているのかを知る必要があります。どのような能力が必要なのか知るためには、やはり他者と関わる環境にどんどん自分自身を置いていかなければならないでしょう。その経験を少しずつ重ねていくことで、自分の言葉で12の社会人基礎力を理解していくことができるようになると思います。

これからも他者との関わりを通して、自分を見つめていくことを続けてください。

 

 

最後に授業後の学生の日記を紹介します。

「自分に対する他者評価シートはとても勉強になるものだった。人によってポジティブに書かれている能力もあれば、ネガティブに書かれている能力もあり、人によって私への印象が異なるのが面白かった。ポジティブはこれからも伸ばしていきたいし、ネガティブに多く書かれていた主体性と発信力はこれからの課題である。このゼミで学んだ12の社会人基礎力を常に念頭に置いて行動するかしないかで、将来実際に社会人になる時の成長具合は違うものとなるだろう。2年生のうちからこれらの力を知ることができてよかった」

 

「最後に、キャリアコンサルタントの方と話していて、今までで一番正しく自分の活動を振り返ることができたと感じている。これまではなにを話していても「でも、」とすべて否定に回っていたし、自己評価シートもすべて過小評価でマイナスに、なにかに保険をかけるような記入になっていた。しかし、この活動を通して自己評価をする力がついたと実感した。まっすぐな気持ちで自分を認めるということができるようになった。下手ないらない謙遜は抜きに、もとから自分が何をもっていてどこが成長したのかを知り自ら評価ができるようになった。これは私にとってとても大きな変化で成長だ」

 

記:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

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