表現する力

6月23日（月）の授業では、履修生たちは今期課題提供企業である株式会社竹尾に訪問し、社長インタビューを実施しました。これまで考察してきた自分たちの分析にずれがないか、たくさんの質問をさせていただきました。社長自身のこれまでの経験などを交えながら深く掘り下げてお話しいただいたことで、これまで調査してきた内容がよりクリアになった印象です。学生時代にビジネスの真髄に触れることができたことは、履修生たちにとって貴重な機会となりました。お忙しい中、ご対応いただきましたこと、この場をお借りして御礼申し上げます。

インタビュー後は、大学に戻り、7月5日に開催される最終報告会で来場者に配布する『小冊子』のドラフトに対して、教員からフィードバックを行われました。これまで必死に調査・分析してきた内容を、数日で一つの冊子にまとめあげたことは頑張ったと思います。しかし、はじめて読む人には分かりづらい文章であったり、記事と全体を貫くコンセプトにつながりがなかったり、修正しなければならない点がたくさん浮き彫りとなりました。

最後に、授業後の学生の日記を紹介します。
「自分が心から納得できるものに仕上げるためには、言葉に深く向き合い、「この言葉で本当に良いのか」を何度も見直し、批判的な視点で練り直す姿勢が必要だと感じた。時間が足りなくなってくる時期だが、今後もより丁寧に言葉と向き合い、読む人の立場に立った表現を意識しながら小冊子に取り組んでいきたい。」