2019.07.17

Category:2019年度前期

最終報告会

 

7月13日(土)に、㈱大川印刷と㈱ライクスの企業担当者をお招きして、最終報告会が開催されました。

今回は一般にも公開され、武蔵大学生、保護者の方々、高校生などたくさんの方にご来場いただきました。お忙しい中ご来場いただきました皆さまに、この場をお借りして御礼申し上げます。

 

当日は、担当企業が果たしている社会的役割や貢献について、「CSR」という観点から約1か月半かけて編集・作成した『CSR報告書』を配布しました。プレゼンテーションでは、報告書の内容についての説明と、担当企業の今後のCSR活動とCSV活動に対する提案を発表しました。

7月8日の授業でのプレ発表では2チームともにパワーポイントが完成できず、そこから最終報告会当日まで夜遅くまでの作業となりました。最終報告会に至るまで、限られた時間の中で立派な報告書を完成させようと、2チームともに最後の最後まで粘り強く取り組んでいたことは、立派だったと思います。

 

 

6月1日の中間発表会後にスタートした三学部合同での活動(フェーズ2)当初は、チーム活動は上手く動いていませんでした。これまでのチーム活動の経験と同じように一人だけで頑張ろうとしていた学生がいたり、活動に当事者意識を持てない学生もいました。しかし、だんだんと主体的に活動するチームメンバーに感化され、チームメンバーのために何ができるかということを考え始めると、学生たちのチーム活動が変化していきました。

「これまでチーム活動となると一人で抱え込んでいた学生が、他者の力を借りさらに自分の力を発揮できた」、「安易な方向性でまとめようとしていた学生が、果敢に課題に挑戦できた」、「他者との関わりを避けていた学生が、他者を信頼して心を開いて協力し合うことができた」など、たくさんの学生がチームの中で花を開かせました。

 

 

この授業は課題こそ決められているものの、すべて学生が主体的に進めていきます。自分たちで課題へのアプローチの方法を考えて、失敗しながら試行錯誤して進んだ結果、最終報告会ではチーム全員の息吹が感じる『CSR報告書』と発表が完成しました。

企業担当者の方々や教員からコメントがあったように、良い報告会でした。今はチームワークの力に感動し、その渦の中にいることでしょう。しかし、この経験を違ったステージで応用し、再現するためには、今回の経験を意味付けする言葉が必要になってきます。

残りの授業では、次につなげていけるように、この3か月半の経験を振り返っていきます。

 

 

最後に最終報告会後の学生の日記を紹介します。

「発表が終わり、たくさんの評価をいただいた。うれしい言葉、厳しい言葉。どちらの言葉も温かみのある言葉に感じられた。なぜなら、どちらの言葉も私たちのつくりあげたものを見てくれたという事実から生まれたものだからだ。リーダーのコメントの時間は、3人の背中を見つめながらフェーズ2を思い返していた。(中略)。リーダー達のコメントを聞きながら、フェーズ2を思い返していると目が熱くなって少しだけ泣きそうになった。人前だったのでこらえたが、普段人との関わりの中で滅多に泣くことなんて無いのに「変だな」と思った。

2019年7月13日は、やはり「変な日」だった。メンバーの顔つきや雰囲気が今までとは違って見えた。何よりも、自分が一番違って見えた。これを言葉にするのは難しくて、「変」という言葉で曖昧に表現している。この日感じた「変」という、何かが変わっている不思議な感覚が、私がこのゼミを通して得たものの一つだ。本当に大切なことは言葉にならない。私がどう変わったなんて、言葉にならない。そして、この横断ゼミで関わった人々への感謝は「ありがとう」と、一言に収められる思いではないのだ。

最後に、自分で勝手につくった稚拙な言葉で2019年7月13日を表してみようと思う。

「すごく変で素敵な日」

大学に入って、こんなにも変で素敵な体験をすることもそうそうないだろう。2019年7月13日という「すごく変で素敵な日」は、本当に楽しかった」

 

 

 

記:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

 

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