グローバル教育方針

武蔵大学のグローバル教育方針

武蔵大学の教育の基本目標を踏まえ、「新しい大学のビジョン」として示された豊富な知識と実践力をもつグローバルリーダーの養成のために「武蔵大学グローバル教育方針」を以下のように定めます。
  1. 自己の文化及び異文化の理解を促進すること
  2. 多様な他者と協働して学ぶ機会を提供すること
  3. 思考力、対話力、共感力を涵養すること
これらの教育方針に基づいて、積極的に社会に貢献し、さまざまな課題をかかえるグローバル社会を牽引していく力の獲得をめざします。

具体的には以下の3点について支援を行います。
ⅰ多様な文化に関する知識の拡大
ⅱ外国語コミュニケーション能力の向上
ⅲグローバルリーダーになるための総合的な力の強化

武蔵大学のグローバル教育方針に基づく施策及び数値目標

本学が推進する「グローバル教育」には、全学的視野に立ってグローバル教育センターが行う各種の支援と各学部・研究科のカリキュラムに基づく授業から成り立っています。

以下は、全学的な取り組みとして進められる施策及び第四次中期計画最終年度(2027年度)までに目指す4つの目標です。なお、各学部・研究科が行うグローバル教育については、各学部・研究科で各種方針を定めています。
  1. 長期留学(期間1セメスター以上)と短期語学研修の拡充とこれらの機会を利用する学生への積極的な支援
    • ⅰ長期・短期派遣留学枠の拡大
    • ⅱ海外協定校とのダブル・ディグリー、ジョイント・ディグリーの推進
    • ⅲ国内他大学との単位互換制度の充実
    • [数値目標] 交換留学協定校40校以上、派遣する長期留学生数100名以上(年間)
  2. 受け入れ留学生数の増加と学生間の多様な交流の機会の提供
    • ⅰ海外協定校からの留学生を受け入れる体制の整備
    • ⅱインターンやスタディツアーなど多様な受け入れ制度の構築
    • ⅲ受け入れ留学生を含む在学生間の異文化体験の場の拡充
    • [数値目標等] 受け入れ長期留学生数100名以上(年間)、留学生との交流イベントの定期化
  3. 外国語コミュニケーション能力の向上
    • ⅰ大学のリベラルアーツ&サイエンス教育方針に沿った英語教育及び多言語教育の充実
    • ⅱ外国語検定試験に関する情報提供や奨学金制度等の拡充
    • [数値目標]
    • (1) 英語についてはCEFR B2レベル以上(IELTS 5.5以上に相当)に達した者が学部学生の2割を超えること
    • (2) 英語以外の言語(独仏中韓)については、卒業までにCEFR B1以上のレベルに達した者が毎年度全学で30名を超えること
  4. 異文化理解の機会の充実とグローバルリーダーに求められる実践力の向上
    • ⅰ海外の学生とのネットワークの構築と維持
    • ⅱ協定留学やインターンシップ・ボランティア活動の機会の継続的提供
    • ⅲMusashi Communication Village (MCV)のプログラムの拡充と活用の促進
    • [数値目標] MCV授業利用ガイダンスの受け入れ数年間50以上