人文科学研究科の各種ポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

本研究科は、学園建学の「三理想」と大学の「教育の基本目標」に基づき、欧米文化専攻、日本文化専攻、社会学専攻それぞれの専攻分野に関する高度の専門知識及び研究調査能力を修得させるとともに、関連分野を横断する学際的素養を培うことを教育研究上の目的としています。さらに、国内外において、卓越した学識をもって教育研究機関で活動する研究者の育成、文化の継承と創造、さらに社会の発展に貢献しうる職業人を育てることを人材養成の目的とします。

欧米文化専攻

欧米の言語・文学・歴史・思想・芸術・比較文化論の領域に関して、博士前期課程にあっては学術的な研究能力を得させ、専門性の高い職業に就きうる知識と力を養い、博士後期課程にあっては高等教育機関等における専門職を担い、文化の継承と発展に貢献しうる高度の学識と指導力を備えた人材を養成することを教育研究上の目的とします。

日本文化専攻

日本の言語・文学・歴史・思想・美術・民俗・芸能、東アジア文化論の領域に関して、博士前期課程にあっては学術的な研究能力を得させ、専門性の高い職業に就きうる知識と力を養い、博士後期課程にあっては高等教育機関等における専門職を担い、文化の継承と創造に貢献しうる高度の学識と指導力を備えた人材を養成することを教育研究上の目的とします。

社会学専攻

社会学の諸理論、社会学的方法論、メディア論、文化人類学の諸領域に関して、博士前期課程にあっては学術的な研究・調査能力を向上させ、博士後期課程にあっては高等教育機関や企業等の研究部門における専門職を担い、各種の社会的問題の発見・解決に寄与しうる高度の学識と社会や文化の発展に貢献しうる指導力を備えた人材を養成することを教育研究上の目的とします。

博士前期課程

本課程に原則として2年(4学期)以上在学して所定の単位(30単位)を修得し、かつ研究指導を受けた上、修士論文あるいは特定課題研究を提出し、その審査に合格するとともに、各専攻で定める能力や資質を身につけた者に修士の学位を授与します。なお、本課程では、成績優秀な学生が所定の条件を充たせば、早期修了制度を適用して、在学期間1年(2学期)で修了することが可能です。

欧米文化専攻

3つのコースにおいて目標とする以下に示すような能力や資質を培った者に、修士(人文学)を授与します。

(1)専門研究コース
  1. 欧米の言語・文学・歴史・思想・芸術・比較文化論の領域に関する、人文学における高度な専門知識
  2. 人文学における自立した研究者としての研究調査能力
  3. それぞれの専門研究領域の中で自らが設定したテーマを解明するための分析力及び探究心
  4. 高度な言語の運用能力
  5. 成果を公表する際の構成能力、文章表現力、討論能力等の表現力
  6. 社会の諸問題に関心をもち、高度な知識を活用し、他者との対話もしくは協働を通じて問題解決に主体的に取り組む力

(2)キャリアアップコース
  1. 専攻及び教員(中高)、学芸員などの各領域の専門知識
  2. 各領域における実践的技法、専門的調査・分析手法
  3. それぞれの専門研究領域の中で自らが設定したテーマを解明するための分析力及び探究心
  4. 専門的な職業に就くために必要とされる言語の運用能力
  5. 自らの知見を伝達するための文章構成能力などの表現力
  6. 社会の諸問題に関心をもち、高度な知識を活用し、他者との対話もしくは協働を通じて問題解決に主体的に取り組む力

(3)生涯学習コース
  1. 専攻及び関連分野における文化交流、社会貢献に資する専門知識
  2. 各領域における適切な技法、専門的調査・分析手法
  3. 自らが設定したテーマを解明するための分析力、探究心
  4. 文化交流や社会貢献などで必要とされるコミュニケーション能力
  5. 自らの知見を伝達するための文章構成能力などの表現力
  6. 社会の諸問題に関心をもち、高度な知識を活用し、他者との対話もしくは協働を通じて問題解決に主体的に取り組む力

日本文化専攻

3つのコースにおいて目標とする以下に示すような能力や資質を培った者に、修士(人文学)を授与します。

(1)専門研究コース
  1. 日本の言語・文学・歴史・思想・美術・民俗・芸能、東アジア文化論の領域に関する、人文学における高度な専門知識
  2. 人文学における自立した研究者としての研究調査能力
  3. それぞれの専門研究領域の中で自らが設定したテーマを解明するための分析力及び探究心
  4. 高度な言語の運用能力
  5. 成果を公表する際の構成能力、文章表現力、討論能力等の表現力
  6. 社会の諸問題に関心をもち、高度な知識を活用し、他者との対話もしくは協働を通じて問題解決に主体的に取り組む力
 
(2)キャリアアップコース
  1. 専攻及び教員(中高)、学芸員などの各領域の専門知識
  2. 各領域における実践的技法、専門的調査・分析手法
  3. それぞれの専門研究領域の中で自らが設定したテーマを解明するための分析力及び探究心
  4. 専門的な職業に就くために必要とされる言語の運用能力
  5. 自らの知見を伝達するための文章構成能力などの表現力
  6. 社会の諸問題に関心をもち、高度な知識を活用し、他者との対話もしくは協働を通じて問題解決に主体的に取り組む力

 (3)生涯学習コース
  1. 専攻及び関連分野における文化交流、社会貢献に資する専門知識
  2. 各領域における適切な技法、専門的調査・分析手法
  3. 自らが設定したテーマを解明するための分析力、探究心
  4. 文化交流や社会貢献などで必要とされるコミュニケーション能力
  5. 自らの知見を伝達するための文章構成能力などの表現力
  6. 社会の諸問題に関心をもち、高度な知識を活用し、他者との対話もしくは協働を通じて問題解決に主体的に取り組む力

社会学専攻

3つのコースにおいて目標とする以下に示すような能力や資質を培った者に、修士(社会学)を授与します。

(1)専門研究コース
  1. 社会学の諸理論、社会学的方法論、メディア論、文化人類学の諸領域に関する、社会学における高度な専門知識
  2. 社会学における自立した研究者としての研究調査能力
  3. それぞれの専門研究領域の中で自らが設定したテーマを解明するための分析力及び探究心
  4. 高度な言語の運用能力
  5. 成果を公表する際の構成能力、文章表現力、討論能力等の表現力
  6. 社会の諸問題に関心をもち、高度な知識を活用し、他者との対話もしくは協働を通じて問題解決に主体的に取り組む力
 
(2)キャリアアップコース
  1. 専攻及び教員(中高)、学芸員、専門社会調査士などの各領域の専門知識
  2. 各領域における実践的技法、専門的調査・分析手法
  3. それぞれの専門研究領域の中で自らが設定したテーマを解明するための分析力及び探究心
  4. 専門的な職業に就くために必要とされる言語の運用能力
  5. 自らの知見を伝達するための文章構成能力などの表現力
  6. 社会の諸問題に関心をもち、高度な知識を活用し、他者との対話もしくは協働を通じて問題解決に主体的に取り組む力

(3)生涯学習コース
  1. 専攻及び関連分野における文化交流、社会貢献に資する専門知識
  2. 各領域における適切な技法、専門的調査・分析手法
  3. 自らが設定したテーマを解明するための分析力、探究心
  4. 文化交流や社会貢献などで必要とされるコミュニケーション能力
  5. 自らの知見を伝達するための文章構成能力などの表現力
  6. 社会の諸問題に関心をもち、高度な知識を活用し、他者との対話もしくは協働を通じて問題解決に主体的に取り組む力

博士後期課程

本課程に3年(6学期)以上在学し、所定の研究指導を受けた上、学位申請論文を提出し、その審査及び最終試験に合格するとともに、各専攻が定める能力や資質を身につけた者に、博士の学位を授与します。

欧米文化専攻

以下に示す能力や資質を身につけた者に、博士(人文学)を授与します。
  1. 欧米の言語・文学・歴史・思想・芸術・比較文化論の領域に関する、人文学における研究者もしくは 高度な専門的職業人にふさわしい卓越した専門的知識
  2. 専門の研究領域において、オリジナリティのある自律的で高度な研究活動を遂行する能力
  3. 研究テーマに関する高度な分析、研究方法、調査技法を身につけ、独創的な結論を導き提案を行うことができる能力
  4. 研究成果を学界や教育の場、さらには広く社会に伝えることができる発信力・表現力
  5. 未解決の問題に対しても高度な見識を活かし、問題解決に向けて主体的に取り組む力

日本文化専攻

以下に示す能力や資質を身につけた者に、博士(人文学)を授与します。
  1. 日本の言語・文学・歴史・思想・美術・民俗・芸能、東アジア文化論の領域に関する、人文学における研究者もしくは高度な専門的職業人にふさわしい卓越した専門的知識
  2. 専門の研究領域において、オリジナリティのある自律的で高度な研究活動を遂行する能力
  3. 研究テーマに関する高度な分析、研究方法、調査技法を身につけ、独創的な結論を導き提案を行うことができる能力
  4. 研究成果を学界や教育の場、さらには広く社会に伝えることができる発信力・表現力
  5. 未解決の問題に対しても高度な見識を活かし、問題解決に向けて主体的に取り組む力

社会学専攻

以下に示す能力や資質を身につけた者に、博士(社会学)を授与します。
  1. 社会学の諸理論、社会学的方法論、メディア論、文化人類学の諸領域に関する、社会学における研究者もしくは高度な専門的職業人にふさわしい卓越した専門的知識
  2. 専門の研究領域において、オリジナリティのある自律的で高度な研究活動を遂行する能力
  3. 研究テーマに関する高度な分析、研究方法、調査技法を身につけ、独創的な結論を導き提案を行うことができる能力
  4. 研究成果を学界や教育の場、さらには広く社会に伝えることができる発信力・表現力
  5. 未解決の問題に対しても高度な見識を活かし、問題解決に向けて主体的に取り組む力

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

本研究科は、学園建学の「三理想」ならびに大学の教育の基本目標とディプロマ・ポリシーに基づき、次の方針で教育課程を編成し、実施します。

博士前期課程

博士前期課程は欧米文化専攻、日本文化専攻、社会学専攻の3専攻から構成されています。それぞれの専攻は、専門研究コース、キャリアアップコース、生涯学習コースを設置し、人文学、社会学の諸分野において高度の専門的知識、研究調査能力、言語の運用能力、成果公表にあたっての構成能力と表現力を養成するためのカリキュラムを編成しています。また、2年間で前期課程を修了することが困難であることがあらかじめ想定される学生に対しては、3年または4年を履修期間とする長期履修学生制度を設けています。

欧米文化専攻

  1. 欧米の言語・文学・歴史・思想・芸術・比較文化論の領域に関する高度な専門的知識や研究調査能力などの諸能力を修得させるために、「研究」、「特論」、「文献研究」(以上、講義)、「専門演習」などの専門科目を体系的に配置する
  2. 研究指導においては、個々の学生の設定したテーマを解明するための専門的知識や分析力、手法を修得するために指導教授を定めるとともに、指導教授が個々の学生に交付する研究指導計画書に基づいて指導を行う
  3. 修士論文または特定課題研究を作成する年度には、専門研究コースにあっては指導教授担当の「研究指導演習」を、キャリアアップコース、生涯学習コースにあっては指導教授担当の「専門演習」の単位を修得しなければならない
  4. 修士論文または特定課題研究では、原則として3名以上の教員が構成する審査委員会によって専門的知識の修得状況や構成能力、文章表現力、発信力等を審査・評価するとともに、審査委員会による最終試験においては、討論能力やコミュニケーション能力等を審査・評価する
  5. 主体性や協働する力などに関しては、研究成果の発表等によって把握する

日本文化専攻

  1. 日本の言語・文学・歴史・思想・美術・民俗・芸能、東アジア文化論の領域に関する高度な専門的知識や研究調査能力などの諸能力を修得させるために、「研究」、「特論」、「文献研究」(以上、講義)、「専門演習」などの専門科目を体系的に配置する
  2. 研究指導においては、個々の学生の設定したテーマを解明するための専門的知識や分析力、手法を修得するために指導教授を定めるとともに、指導教授が個々の学生に交付する研究指導計画書に基づいて指導を行う
  3. 修士論文または特定課題研究を作成する年度には、専門研究コースにあっては指導教授担当の「研究指導演習」を、キャリアアップコース、生涯学習コースにあっては指導教授担当の「専門演習」の単位を修得しなければならない
  4. 修士論文または特定課題研究では、原則として3名以上の教員が構成する審査委員会によって専門的知識の修得状況や構成能力、文章表現力、発信力等を審査・評価するとともに、審査委員会による最終試験においては、討論能力やコミュニケーション能力等を審査・評価する
  5. 主体性や協働する力などに関しては、研究成果の発表等によって把握する

社会学専攻

  1. 社会学の諸理論、社会学的方法論、メディア論、文化人類学の諸領域に関する高度な専門的知識や研究調査能力などの諸能力を修得させるために、「研究」、「特論」、「文献研究」(以上、講義)、「専門演習」などの専門科目を体系的に配置する
  2. 研究指導においては、個々の学生の設定したテーマを解明するための専門的知識や分析力、手法を修得するために指導教授を定めるとともに、指導教授が個々の学生に交付する研究指導計画書に基づいて指導を行う
  3. 修士論文または特定課題研究を作成する年度には、専門研究コースにあっては指導教授担当の「研究指導演習」を、キャリアアップコース、生涯学習コースにあっては指導教授担当の「専門演習」の単位を修得しなければならない
  4. 修士論文または特定課題研究では、原則として3名以上の教員が構成する審査委員会によって専門的知識の修得状況や構成能力、文章表現力、発信力等を審査・評価するとともに、審査委員会による最終試験においては、討論能力やコミュニケーション能力等を審査・評価する
  5. 主体性や協働する力などに関しては、研究成果の発表等によって把握する

博士後期課程

博士後期課程は、欧米文化専攻、日本文化専攻、社会学専攻の3専攻から構成されています。それぞれが高等教育機関等で活動しうる学識と、独自の問題設定によって新たな知見をもたらしうる研究調査能力を養成するためのカリキュラムを編成しています。

欧米文化専攻

  1. 欧米の言語・文学・歴史・思想・芸術・比較文化論の領域において幅広く、かつ卓越した専門的知識や研究調査能力などの諸能力を修得させるために、「特別演習」等の専門科目を体系的に配置する  
  2. 各領域においてオリジナリティのある自律的で高度な研究能力を修得させるために指導教授を定めるとともに、指導教授を中心とする組織的な研究指導体制を整備し、研究成果の発表の場を設ける。なお、学生は博士論文を提出するまでの各年度に年間研究報告書を作成、提出しなければならない。
  3. 博士論文は、原則として3名以上の教授が構成する審査委員会において、各領域における専門的知識、文献読解力、研究調査能力、構想力、表現力、発信力等に基づいた、オリジナリティのある自律的で高度な研究活動を遂行する能力等の修得に関する審査及び最終試験を行う

日本文化専攻

  1. 日本の言語・文学・歴史・思想・美術・民俗・芸能、東アジア文化論の領域において幅広く、かつ卓越した専門的知識や研究調査能力などの諸能力を修得させるために、「特別演習」等の専門科目を体系的に配置する
  2. 各領域においてオリジナリティのある自律的で高度な研究能力を修得させるために指導教授を定めるとともに、指導教授を中心とする組織的な研究指導体制を整備し、研究成果の発表の場を設ける。なお、学生は博士論文を提出するまでの各年度に年間研究報告書を作成、提出しなければならない。
  3. 博士論文は、原則として3名以上の教授が構成する審査委員会において、各領域における専門的知識、文献読解力、研究調査能力、構想力、表現力、発信力等に基づいた、オリジナリティのある自律的で高度な研究活動を遂行する能力等の修得に関する審査及び最終試験を行う

社会学専攻

  1. 社会学の諸理論、社会学的方法論、メディア論、文化人類学の諸領域において幅広く、かつ卓越した専門的知識や研究調査能力などの諸能力を修得させるために、「特別演習」等の専門科目を体系的に配置する
  2. 各領域においてオリジナリティのある自律的で高度な研究能力を修得させるために指導教授を定めるとともに、指導教授を中心とする組織的な研究指導体制を整備し、研究成果の発表の場を設ける。なお、学生は博士論文を提出するまでの各年度に年間研究報告書を作成、提出しなければならない。
  3. 博士論文は、原則として3名以上の教授が構成する審査委員会において、各領域における専門的知識、文献読解力、研究調査能力、構想力、表現力、発信力等に基づいた、オリジナリティのある自律的で高度な研究活動を遂行する能力等の修得に関する審査及び最終試験を行う

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

求める学生像

博士前期課程

本学の学園建学の「三理想」と全学の「教育の基本目標」を理解し、学士課程において修得した専攻分野、すなわち、言語・文学・歴史・思想・芸術・民俗・比較文化論、社会学理論、社会学方法論、社会学の諸領域およびその関連分野を研究対象とし、学士課程において培った幅広い知識、深い教養を前提として、本研究科で学ぶに充分な専門的知識と外国語文献読解力、言語運用能力、理論的分析能力等を修得し、主体的に研究に取り組み、社会に貢献しようとする意欲を有していることを入学者受け入れの基本的な条件とします。

欧米文化専攻

英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏を中心とする欧米文化研究、比較文化研究を理論的かつ実践的に研究しようとする人。英語、ドイツ語、もしくはフランス語を中心とする外国語の文献読解力に加え、さまざまな文化現象を独自の視点から調査し分析できる論理的な思考力と言語運用能力をもち、学士課程修了レベルの専門的知識を有する人

日本文化専攻

日本をはじめとする東アジア諸地域の文化研究に高い関心をもち、学術研究の遂行に必要な基礎的知識と文献読解力、言語運用能力を有する人。さらに、日本と東アジア諸地域との比較研究も視野に入れながら、専攻分野に関する資料分析能力および論理的思考力、表現力を備え、自ら発見した課題にもとづき設定したテーマについて、積極的かつ主体的に追究することができる人

社会学専攻

一般的教養、外国語文献読解力、言語運用能力を有するとともに、学士課程修了レベルの社会学・メディア研究の専門的知識、理論的分析能力、データ解析能力、社会学的思考力を有している人。さらに、さまざまな社会的、文化的現象を理論的、実証的に分析し、独自の視点から自ら設定したテーマについて積極的、主体的に研究に取り組むことができる人

コースごとの受入方針および評価のポイント

コース
受入方針・評価のポイント
専門研究コース
各専攻とも、筆記試験による専門分野に関する専門的知識(学士課程修了レベル)および外国語、とくに読解能力について評価するとともに、口述試験時の質疑応答状況、さらに出願時の志望理由や研究計画の明晰性、妥当性等について総合的に評価します。
キャリアアップコース
各プログラムともに専門的な職業に就くための各領域の専門的知識や技法等の修得および専門的研究にかなう、学士課程における基本的知識を修得していることを前提としています。
よって、筆記試験による専門分野に関する専門科目、小論文、口述試験時の質疑応答状況、さらに出願時の志望理由や研究計画の明晰性、妥当性等について総合的に評価します。 
生涯学習コース
専門的な職業に就くため、あるいは文化交流や社会貢献に資する専門的知識の獲得を目的としていることから、各領域における高度な研究能力が必要です。
よって、筆記試験による専門分野に関する専門科目、小論文、口述試験時の質疑応答状況、さらに出願時の志望理由や研究計画の明晰性、妥当性等について総合的に評価します。
社会人入試
豊かな社会経験を有し、勉学意欲旺盛な者を受け入れます。筆記試験による専門分野に関する専門科目、小論文、口述試験時の質疑応答状況、さらに出願時の志望理由や研究計画の明晰性、妥当性等について総合的に評価します。
学内推薦入試
学部教育と大学院教育を有機的に結びつけ、より高い教育効果を上げるために、本学人文学部および社会学部に在籍する卒業年次の学生で大学院進学を希望する学生を受け入れます。学部での成績により専門的知識(学士課程修了レベル)を、出願書類および口述試験により主体性や意欲、出願時の志望理由や研究計画の明晰性、妥当性等を総合的に評価します。

求める学生像

博士後期課程

博士前期課程において修得した人文学、社会学の諸領域における高い専門能力と外国語文献読解能力、言語運用能力、理論的分析能力、データ解析能力、社会学的思考力等を有し、自立的かつ批判的探究精神をもって、英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏を中心とする欧米文化、比較文化、日本および東アジアの文化、理論的かつ経験的社会学における高度な専門的研究を行おうとする人を受け入れます。さらに、本課程に3年(6学期)以上在学し、所定の研究指導を受け学位論文を提出する意欲を有していることを受け入れの基本的な条件とします。

欧米文化専攻

英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏を中心とする欧米文化研究、比較文化研究を理論的かつ実践的に研究しようとする人。英語、ドイツ語、もしくはフランス語を中心とする外国語の文献読解力に加え、修士課程修了レベルの高度な文化研究に関する専門的知識、理論的分析能力、言語運用能力を有している人。さらに、独自の視点から自ら設定した研究テーマについて学位申請論文の作成に計画性をもって、自立的、主体的に取り組むことができる人

日本文化専攻

日本をはじめとする東アジア諸地域の文化研究に強い関心をもち、博士前期課程修了レベルの専門的知識と文献読解力、言語運用能力を有する人。さらに、日本と東アジア諸地域との比較研究も視野に入れながら、専攻分野に関する高度な資料分析能力および論理的思考力、表現力を備え、自ら発見した課題をふまえて独自に設定したテーマのもと、独創的な学位申請論文の作成に計画的かつ自立的に取り組むことができる人

社会学専攻

一般的教養、外国語文献読解力、言語運用能力を有するとともに、修士課程修了レベルの高度な社会学・メディア研究に関する専門的知識、理論的分析能力、データ解析能力、社会学的思考力を有している人。さらに、独自の視点から自ら設定した研究テーマについて学位論文の作成に計画性をもって、自立的、主体的に取り組むことができる人

受入方針および評価のポイント

博士後期課程

修士の学位または専門職学位を有するとともに、専門の研究領域において自立した高度な研究を遂行する能力を有するかを確認するため、専門科目に関する筆記試験および口述試験を実施するとともに、修士論文(それに相当するもの)および志望理由書、研究計画書、学業成績等について総合的に評価します。

専攻