学部横断ゼミブログ

2021.12.25
企業の担当者をお招きして最終報告会を実施しました
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

12月22日(水)の午後に、2021年度後期「学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)」の最終報告会を開催しました。今回ご協力いただきました、㈱井口機工製作所と㈱大崎コンピュータエンヂニアリングの担当者の方々には、実際に大学まで足を運んでいただき会場で参加していただき、一般の方々にはオンライン上で視聴していただきました。
最終報告会では、作成した報告書をもとに、「コンセプトや具体的な内容」「担当企業の今後のCSR活動とCSVに対する提案」について、30分間のプレゼンテーションを行いました。
12月6日のドラフト提出から、2チームともに直前まで何度も修正を加え、なんとか課題である担当企業の『CSR報告書』に完成させることができました。
担当企業の方々や学内役職者からは、「一つの企業をじっくり調査した中で出てきたキーワードが、非常に分かりやすかった」「信頼をキーワードにしたときに、働いている社員の方々の誠実さや人材育成にもっと焦点を当ててほしかった」「ハードな製品を作っている会社だが、逆にソフトなデザインで表現されているのが良かった」「社員へのインタビューで生の声をきちんと聴いて記事にして、真摯にこのプロジェクトに取り組んでいると感じた」など、たくさんの感想をいただきました。
この場をお借りして、企業の担当者の方々をはじめ視聴していただきました皆さまに、御礼申し上げます。
最終報告会では、作成した報告書をもとに、「コンセプトや具体的な内容」「担当企業の今後のCSR活動とCSVに対する提案」について、30分間のプレゼンテーションを行いました。
12月6日のドラフト提出から、2チームともに直前まで何度も修正を加え、なんとか課題である担当企業の『CSR報告書』に完成させることができました。
担当企業の方々や学内役職者からは、「一つの企業をじっくり調査した中で出てきたキーワードが、非常に分かりやすかった」「信頼をキーワードにしたときに、働いている社員の方々の誠実さや人材育成にもっと焦点を当ててほしかった」「ハードな製品を作っている会社だが、逆にソフトなデザインで表現されているのが良かった」「社員へのインタビューで生の声をきちんと聴いて記事にして、真摯にこのプロジェクトに取り組んでいると感じた」など、たくさんの感想をいただきました。
この場をお借りして、企業の担当者の方々をはじめ視聴していただきました皆さまに、御礼申し上げます。

先週のプレ発表後に報告書の軸が決定した後、2チームともに、報告書と最終報告会用のパワーポイントづくりがなかなか進みませんでした。
コンセプトやコンテンツなど<伝えるもの>が決まっても、実際に報告書に入れ込む文章やデザインなど、<伝える形>を決めていくに過程でも、チームワークが必要でした。
刻々と迫ってくる締め切りに焦り、チームメンバーと話し合いや情報共有をしないまま進めたり、自分の作業に没頭しすぎて、独りよがりな方法で進めていこうとしてしまう場面などが見られました。
土壇場で、今までないがしろにしてきたチームの問題が顕在化してしまいました。
コンセプトやコンテンツなど<伝えるもの>が決まっても、実際に報告書に入れ込む文章やデザインなど、<伝える形>を決めていくに過程でも、チームワークが必要でした。
刻々と迫ってくる締め切りに焦り、チームメンバーと話し合いや情報共有をしないまま進めたり、自分の作業に没頭しすぎて、独りよがりな方法で進めていこうとしてしまう場面などが見られました。
土壇場で、今までないがしろにしてきたチームの問題が顕在化してしまいました。

この授業は、異なる専門性・価値観を持つ学生同士がひとつの課題に向けてチームで取り組むことで、社会人基礎力の育成することを一つの目的としています。
最終報告会までの3か月、課題である「担当企業のCSR報告書」の作成というアウトプットに対して、チームで活動を続けてきました。2チームともに、チームのあらゆる活動に対して、自分事として捉えているメンバーが最後まで少なかったように感じたことは残念でした。
ただ、「最後まであきらめずに良いものを作り上げたい」という気持ちは、報告書やプレゼンテーションからも伝わってきました。
今後の学生生活では、個々の力を伸ばすと同時に、ぜひチームで活動する機会に挑戦して、今回不完全燃焼で終わってしまった部分に挑戦してもらいたいと思います。
最終報告会までの3か月、課題である「担当企業のCSR報告書」の作成というアウトプットに対して、チームで活動を続けてきました。2チームともに、チームのあらゆる活動に対して、自分事として捉えているメンバーが最後まで少なかったように感じたことは残念でした。
ただ、「最後まであきらめずに良いものを作り上げたい」という気持ちは、報告書やプレゼンテーションからも伝わってきました。
今後の学生生活では、個々の力を伸ばすと同時に、ぜひチームで活動する機会に挑戦して、今回不完全燃焼で終わってしまった部分に挑戦してもらいたいと思います。

最後に、最終報告会後の学生の日記を紹介します。
「最終報告会が終わったときの感情は、何とも言えないものだった。達成感よりも、虚しさと悔しさを感じた。私は、発信力、働きかけ力、実行力、計画力が不足していると感じる。結局、最終報告会まで前に立って引っ張ることができなかった。過去の経験から、前に立つよりサポートする方が得意だと考えてしまい、自分の可能性に蓋をしていた。いろいろ考えたとしても、それを行動に移すことができなかった。行動に移そうとしても「嫌われたくない」「後でどう思われるのだろう」という気持ちが出て、思うようにいかなかった。それは、私が前に立つことや呼びかけることから逃げていたからだと思う。
ただ、結果が失敗に終わることは社会に出てからも絶対にあると思う。この上手くいかなかったという経験を横断ゼミでできたことは大事なことだし、ここまで頑張ったことによる成長は確実にあったと思う。最終報告会は悔しい結果となってしまったが、まだ横断ゼミは終わっていないことが救いである。先生がおっしゃった「ここからが本番である」という言葉を胸に、せめて1月8日授業での社会人基礎力の発表は、チームとして発表できるよう、頑張りたい。」
「最終報告会が終わったときの感情は、何とも言えないものだった。達成感よりも、虚しさと悔しさを感じた。私は、発信力、働きかけ力、実行力、計画力が不足していると感じる。結局、最終報告会まで前に立って引っ張ることができなかった。過去の経験から、前に立つよりサポートする方が得意だと考えてしまい、自分の可能性に蓋をしていた。いろいろ考えたとしても、それを行動に移すことができなかった。行動に移そうとしても「嫌われたくない」「後でどう思われるのだろう」という気持ちが出て、思うようにいかなかった。それは、私が前に立つことや呼びかけることから逃げていたからだと思う。
ただ、結果が失敗に終わることは社会に出てからも絶対にあると思う。この上手くいかなかったという経験を横断ゼミでできたことは大事なことだし、ここまで頑張ったことによる成長は確実にあったと思う。最終報告会は悔しい結果となってしまったが、まだ横断ゼミは終わっていないことが救いである。先生がおっしゃった「ここからが本番である」という言葉を胸に、せめて1月8日授業での社会人基礎力の発表は、チームとして発表できるよう、頑張りたい。」
【在校生へのお知らせ】2022年度履修希望者対象ガイダンス実施について
授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2022年度履修希望者対象にガイダンスを開催いたします。
詳しくは、学生ポータルサイト 3Sの掲示板でご確認ください。
ガイダンス開催日時:2022年1月17日(月) 12時20分~ 1101教室(1号館1階)
詳しくは、学生ポータルサイト 3Sの掲示板でご確認ください。
ガイダンス開催日時:2022年1月17日(月) 12時20分~ 1101教室(1号館1階)