経済学部ゼミブログ

2026.01.14

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武蔵大学&明海大学&麗澤大学インカレゼミ

ブログ投稿者:経営学科 准教授 内藤 知加恵

「研究している内容を、他大学の学生にも知ってもらえたら、もっと良いものにできる」そんな思いから、今回、3大学合同でのインカレゼミをしました。

会場になったのは、千葉県浦安市の明海大学です。

初めて会う人同士、やっぱり緊張しますよね。
そこで、まずは各大学で小さなグループに分かれてアイスブレイクをしました。
経営学科 内藤 知加恵ゼミ
経営学科 内藤 知加恵ゼミ
司会は武蔵の2年生2名。頑張りました!
経営学科 内藤 知加恵ゼミ
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続いて、明海大学経済学部 飯田信一ゼミ(マーケティング)の皆さん。最初のチームは、「タイパがもたらす価値と課題」がテーマです。私たちの購買行動や働き方は、近年タイパ重視になっています。スキマバイトをしている学生さんも多いのでは?この研究は、「タイパが進むと感性が喪失する」「理解が浅くなる」など、本来は手段であるタイパが"目的化"して、長尺に耐えられないという現代特有のストレスがあるのでは?という鋭い指摘から始まり、「わざと間を作るビジネス」の提案がなされました。
経営学科 内藤 知加恵ゼミ
明海大学2チーム目のテーマは、「スポットワーク:あなたの「スキマ」が価値になる時代」。タイミーなど、スポットワークの市場の拡大をデータで示した後、スポットワーク市場をけん引する企業の事例分析、そして、スポットワークの光と影を示しました。スポットワークはこれまで埋もれていた人材を開放し、多様な人材が働けるようになるというメリットがある一方で、常に仕事を探さなくてはならないこと、雇用の不安定さという負の側面も指摘しました。そのうえで、スポットワークのマイナス面を抑え、プラス面を生かすための提案をしました。
経営学科 内藤 知加恵ゼミ
麗澤大学国際学部グローバルビジネス専攻・内藤ゼミ(D&I)の皆さんは、「日本のアニメーション映画における女性キャラクターのジェンダーステレオタイプの変遷」です。2000年から2024年の間に公開されたアニメーション映画をすべて学生自身で観て、233名のキャラクターを分析しました。その結果、2000年から2024年にかけて、女性主要キャラクターのソロシーンが増えていること、女性主要キャラクターの役割がフォロワーからリーダーへ変化していること、また、女性主要キャラクターの性的描写が減っていることが示されました。
武蔵大学経済学部経営学科・内藤ゼミ 2年生は、マイノリティ大学生がインクルージョンを感じるのはどんな時かというテーマで、4グループが発表しました。発表内容の詳細は、下記をご覧ください。
(1) 英語でプレゼンに挑戦「大学生がインクルージョンを感じるとき」
(2) インクルージョンを実現する「しくみ」を提案する

これまでいただいたコメントをいかして、学生たちはさらに良い伝わるプレゼンに仕上げました。
経営学科 内藤 知加恵ゼミ
経営学科 内藤 知加恵ゼミ
経営学科 内藤 知加恵ゼミ
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プレゼンテーションの後は、質疑応答です。コメントの一部をご紹介します。

「障がいに合わせて、大学のデザインを変えていくべき」
「タイパを超えるニーズがないとビジネスとして成立しないのでは」
「翻訳される手話は日本手話のみなのか?海外の手話も対象になると良い」
「長期バイトで安定して人間関係という気持ちと、スポットワークでいろいろ経験したいという気持ちがある。安定感を取るのか、柔軟性を取るのか。」
「トランスジェンダーだとカミングアウトされても、自分は全然良いと思っているけれど、まわりにトランスジェンダーの人がいるのかがわからない。それが自然にできていないのでは」
「実際に見たアニメでも、性別がわからないものも増えてきていると感じる。対象が子供だけではなくなっていると、社会的背景を反映せざるを得ないのでは」

最後に、明海大学・飯田先生から、「越境」し、異なる価値観に触れることの重要性をお話しいただき、4時間にわたるインカレゼミが終了しました。
充実した時間を過ごした学生たち、お疲れさまでした!
武蔵大学&明海大学&麗澤大学インカレゼミ
武蔵大学&明海大学&麗澤大学インカレゼミ