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経営学科 ゼミトーク

古瀬ゼミ:禁煙キャンペーン 何をするのが効果的?

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人は自分の意思決定を正当化しようとするもの
古瀬 ゼミでは「意思決定の心理」について、さまざまな事例をもとに考察を進めていますが、これは経営学と心理学が不可分の関係にあるからです。たとえば、商品を買うか買わないかという購買の意思決定は消費者心理の問題です。経営を目で見える数字でとらえるだけでなく、目に見えない心理という側面からもアプローチしています。

学生 心理学は、自分の身に置き換えて考えることができるので、共感できる部分が多く、ゼミでの理解を助けてくれますね。

古瀬 ゼミでディスカッションをしているのは「禁煙キャンペーン」などの身近なテーマ。喫煙者は、たとえばタバコを吸っていても長生きする者もいるといった、自分に都合のいい例を持ち出して、「タバコを吸う」という意思決定を正当化しようとしがち。アプローチすべきは、喫煙者の心理なのです。

学生 私は肺ガン患者を招いた講演の開催や、タバコのパッケージに黒い肺を印刷する恐怖喚起などを考えましたが、キャンペーン内容には絶対的な正解がないからこそアイデアを絞り出す楽しさを感じますね。

古瀬 これ以外にも、募金を集めるための有効な方法について議論したり、そこで得たアイデアをもとに実験をしたりしています。世の中の問題解決のために学問の知見を生かしてほしいですね。

学生 私はとくに「限定」という言葉に飛びつきがちな消費者心理に興味があるので、今後はこの「希少性の原理」を絡めたアイデアを練っていきたいです。

古瀬ゼミ

さらに積極性を高めてゼミを引っ張ってほしい
古瀬 あなたは真面目でひたむき。課題に対する解答や発表の内容は目を見張るものがあります。ゼミで個性を発揮する学生もいれば、ゼミ以外で実力を発揮できる学生もいるので、教員が適性を見抜いて指導することで、各人に自信を与えられると考えています。あなたにはぜひゼミでリーダーシップを発揮してほしいと考えています。

学生 以前は当てられなければ発言していませんでしたが、ゼミでさまざまな考えにふれる大切さを実感したからこそ、最近では積極的に発言するようになりました。自分の発言によって相手がどう感じ、どのような心理状態になるかを考える余裕も生まれ、普段のコミュニケーションにも生かされています

古瀬 公博

About Seminar
組織論や社会心理学の文献輪読を通じて、「なぜ人は誤った意思決定をしてしまうのか」「どうすれば合理的な意思決定ができるのか」を研究。実験やフィールドワークなども行っています。
経営学科
古瀬 公博 教授

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