学部横断ゼミブログ

2025.12.12

今回の経験を未来につなげる

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

12月8日(月)の2時限目に授業が行われました。先週12月6日(土)に無事に最終報告会を終えて、履修生たちはリラックスした表情で授業に参加していました。
最終報告会後の授業は、これまでの活動の振り返りの時間に充てていきます。今回の授業は、過去に履修した4年次生を2名ゲストスピーカーとして招き、学部横断ゼミ履修後の活動について話してもらいました。

今回参加してくれた4年次生2名は、中間発表会や最終報告会の学生運営スタッフとして2年間手伝ってくれた学生たちです。学部横断ゼミ履修後も、サークルの幹部として、また学部のゼミに意欲的に活動していたことは知っていましたが、実際に横断ゼミのから得た学びや気づきを大切にしながら、さらなる高みをめざして挑戦してきた大学生活がとても充実していたことがよく分かりました。
今回の二人の話しに共通していたことは、俯瞰して自分自身を分析する視点を持っている点と、常にアンテナを張って新しい情報や変化をキャッチしている点でした。
この授業では、学生一人一人の成長を促すために、社会人基礎力の12の能力要素を指標に、毎回授業後に日記を付けることや、キャリアコンサルタントとの面談を実施しています。
活動の良かった点や悪かった点を内省して言語化することから得た気づきや反省を、次の行動に活かしていく癖をつけることを企図しています。
今期履修生たちがこの授業を通して得た気づきはそれぞれ違いますが、大きな実りをもたらした3か月間の経験をどのようにこれからの大学生活につなげていくことができるでしょうか。今回の4年次生の先輩の歩みを参考にしながら、自分自身ができそうな行動計画をさっそく立ててみてほしいと思います。

最後に、授業後の学生の日記を紹介します。
「今回の授業では、まず過去の横断履修生であるお二人から横断ゼミで学んだことや履修後の話、就活の話など、この先の参考となるお話をたくさん伺うことができた。お二人を見ていて1番に感じたことは、自分の手で将来を切り開いているという点である。横断ゼミ履修後もサークル活動やプロジェクト活動など精力的に活動したというお話しを聞いて、主体的に行動することやあらゆることに挑戦してみることの大切さを学んだ。何にも挑戦せず学生生活を終わらせるのは嫌だという気持ちが自分の中にもあるため、やりたいことをまずは挑戦してみるという気持ちを持って、今後の学生生活を過ごしていきたいと感じた。」

【在校生へのお知らせ】2026年度履修生募集について

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2026年度履修生を募集中です。
□申込期間:2025年1月14日(水)まで
詳しくは、学生ポータルサイト 3Sの掲示板でご確認ください。

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