学部横断ゼミブログ

2023.01.31

  • 先輩から未来の履修生へ

横断ゼミその後⑨(前編)

ブログ投稿者:横道 そら(メディア社会学科 3年)

先輩から未来の履修⽣へ」は、これから横断ゼミの履修を考えている学⽣や興味を持っている⽅に向けて、実際に横断ゼミを履修した先輩たちが履修時やその後の経験について語ってくれるページとなっています!

今回は、「学部横断ゼミALUMNI」が昨年11月5日・6日に開催された白雉祭に出展した様子を前編と後編に分けてお届けします。「学部横断ゼミALUMNI」は、横断ゼミを履修した学生たちで結成した有志団体です。前編では、初めての白雉祭出展に向けて準備の段階にフォーカスを当ててみました。「学部横断ゼミALUMNI」の設立までの軌跡と舞台裏は、「横断ゼミその後⑦」でぜひご覧ください。


白雉祭に出展した「横断ミュージアム」の入口の様子
今回の白雉祭出展のテーマは、「横断ミュージアム」。その名の通り、これまで横断ゼミで学生が作成してきた、『CSR報告書』などの展示を行いました。この「横断ミュージアム」は、活動を通してゼミ生同士の交流を促すこと、お世話になった課題提供企業様との持続的な関係を築いていくことを目的としました。また、来場者の方には展示を見ていただくことで、横断ゼミの存在を知ってもらうきっかけになればと思い企画しました。
履修年度・学年もバラバラなメンバーたちで、白雉祭に向けてチーム活動を開始
10月中旬に「学部横断ゼミALUMNI」メンバーたちに参加者を募りました。履修年度がバラバラの学生たちで構成されている団体のため、人数が集まるのか不安でしたが、想像以上の方が「手伝いたい」と申し出てくれました。さすが横断ゼミの履修生!

その後、集まれる時に会議室で話し合いを重ね、教室内の配置を決めたり、やるべきことを整理したりしていきました。話し合いでは初めて会うメンバーも多かったですが、履修時の話などをして新たな交流を持つことができました。改めて対面で話すことの良さを感じた気がします。

「絵馬づくり体験」のためにタイル一枚一枚に穴をあける
そして今回は、これまでの課題提供企業数社にご協力いただき、コラボ展示を企画しました。まず、株式会社井口機工製作所様には、製品やパネル写真をお借りしました。また、キハラ株式会社様は、最終報告会後の本社発表の際にいただいた図書館グッズを展示しました。
さらに、今回体験スペースとして有限会社原田左官工業所様からいただいたタイルを使って、「絵馬づくり体験」として企画。いただいたタイルの枚数はなんと180枚
来場者の方にスムーズに制作してもうため、あらかじめ私たちでドリルを使ってタイルに穴を開けていきます。この枚数がなくなるほどの人数の方が来てくださるのか……。結果は後編のブログをお楽しみに。

これらの展示については、各メンバーが自分の担当した企業と直接やりとりをして、調整を進めました。授業を通して知ることができた担当した企業の魅力を、改めて知る機会にもなりました。


履修中の写真を並べて、学部横断ゼミの魅力を伝える
迎えた前日準備の日。朝から集まったメンバーで教室内の設営を進めていきます。2020年度前期オリエンタルモーター株式会社担当チームで制作した「社会人基礎力動画」の上映を行うため、プロジェクターを設置したり、横断ゼミの内容や課題提供企業を紹介する模造紙の作成、タイルの穴あけなどなど…やることは山積みでした。あまりの仕事量に「今日中に終わるのだろうか……」と不安がよぎりましたが、全員で協力してなんとか間に合うことができました。

私たちが履修した授業「学部横断型課題解決プロジェクト」(通称:学部横断型ゼミナール・プロジェクト)では、複数の学部の学生がチームを作り、一つの課題に協働して取り組む中で、チームワーク、自己管理能力、リーダーシップの育成に力を入れています。チームでなければ成し遂げられない課題に、真剣に取り組んだ中で培った力は、今回の活動でも大いに発揮されたと感じています。

果たして白雉祭の2日間はどうだったのか、後編のゼミブログもぜひご覧ください!

【在校生へのお知らせ】2023年度履修申し込み受付中(1月31日まで)

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」(通称:学部横断型ゼミナール・プロジェクト)は、2023年度に春学期、秋学期にそれぞれ1クラス開講を予定しています。
春学期は次年度2年次生以上、秋学期は全学年が履修対象となります

下記期間まで、履修申し込みを受付しています。
申し込み方法の詳細は、学生ポータルサイト 3sでご確認ください。

□履修申込期間: 2023年1月31日(火)まで