学部横断ゼミブログ

2022.08.31

  • 先輩から未来の履修生へ

横断ゼミその後⑦

ブログ投稿者:成木 日奈子(経営学科 4年)

有志団体「学部横断ゼミALUMNI」のロゴ
先輩から未来の履修⽣へ」は、これから横断ゼミの履修を考えている学⽣や興味を持っている⽅に向けて、実際に横断ゼミを履修した先輩たちが履修時やその後の経験について語ってくれるページとなっています!

今回は、横断ゼミを履修した学生たちで結成した有志団体「学部横断ゼミALUMNI」の設立までの軌跡と舞台裏に迫ってみました。横断ゼミ「フェーズ3」と思わせる組織形成。それぞれの学部横断ゼミへの想いが重なり葛藤を経て、2022年5月11日に有志団体として正式に設立しました。今後の履修生へのメッセージも含めた盛りだくさんな内容となっています。是非ご覧ください。

※ALUMNI (アルムナイ)=同窓生。
※ロゴ:2021年度前期履修生 社会学部メディア社会学科3年 寺田裕一作。
「断」の字に使用した色は、武蔵大学が定める学部カラーを使用。横断ゼミを履修し終えた仲間たちが、再び終結して横の繋がりを持ち、新たな活動を+(プラス)できる場にしたいという思いを込めました。

企画・運営を主導するメンバーでZoomで会議
「学部横断ゼミ履修生たちが、履修後もつながることができる場を作りたい」と、話題に上がったのは2022年1月13日。
元履修生であった現在4年生の5人が偶然にも同じ授業を受けていた時のこと。
横断ゼミを履修してから約2年経ち、履修生同士のその後の関わりがないことが残念に感じており、今回の横断ゼミコミュニティーづくりの話し合いが始動しました。

しかし、話し合いはスムーズには行かず…。
まず初めの団体コンセプトを決める時点で、それぞれが想像している団体(組織)像がバラバラであったことが判明したため、まずは団体設立に向けたメンバーの共通認識の話し合いに努めました。

ある一人が発言した「まさに今、横断ゼミフェーズ3を行っているみたいだね(笑)」というひとことをきっかけに、それぞれがゼミで培ったスキル・感性を持ち寄り、悩みや想い、夢を共有できる場、そしてここを拠点にさらに活躍の幅を広げるための場を提供する意味も込め、横断ゼミの延長線としての『横断ゼミフェーズ3 (仮)』が団体の軸となるコンセプトに決定しました。

第一回交流会の様子。少人数のグループを作って、いくつかの教室に分かれて意見交換を行った
話し合いを進めていく過程で、過去に履修していた学生同士の現状共有、意見交換の場を設けてみようと、第一回交流会を2022年1月20日に開催しました。
当時の4年生などの人脈を頼りに声をかけ、当日は横断ゼミを履修したことのある24名が参加しました。
交流会は大成功で、「また参加したい」「有志団体としての活動に興味が湧いた!」などの声が多く寄せられました!

交流会を経て、たくさんの横断ゼミのOBやOGと情報交換が出来たことで、「横断ゼミの延長線の活動ができる団体を作りたい」という意識がさらに強くなりました。

この交流会を基に、企画・運営を主導するメンバーを招集し、企画書・申請書の作成・話し合い等を分担して進め、無事に2022年5月11日に「横断ALUMNI」を設立することができました。


有志団体「学部横断ゼミALUMNI」の設立を記念して集合写真
私自身、横断ゼミで「葛藤がある中でどのように壁を乗り超えるかを考えて、考え抜き切ることの楽しさを味わえた」ので、次のステップとして活動できる場ができて本当に嬉しいです!

最後に、2022年度横断ALUMNI代表 寺田裕一君からのコメントです。
「こんにちは!横断ゼミALUMNI 代表の寺田 裕一です。この団体は、学部横断ゼミの履修時期を超えた学生たちの想いによってカタチとなりました。その立ち上げに関わることができ、嬉しく思います。この団体は、まだまだ発展途上です!学部横断ゼミで培った社会人基礎力を生かせる場にできるよう、様々な企画を考えていこうと思います。履修後に一緒に活動できる日を楽しみにしています!」

■有志団体『横断ALUMNI』について

所属数:計45名(2022年8月時点。現在の所属者は、授業「学部横断型課題解決プロジェクト」(通称:学部横断型ゼミナール・プロジェクト)を2019年度後期~2022年度前期に履修した学生。)
活動内容:定期的な交流会(履修その後の経験談、就活相談会、今後の活動の話し合い等)の開催、横断ゼミ履修志望学生に向けた相談会、広報活動(SNS)、白雉祭出店、外部のコンテスト参加など。試行錯誤を重ねて、徐々に活動の幅を広げていきます!