学部横断ゼミブログ

2021.11.19

学部横断チーム(フェーズ2)スタート

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

11月15日(月)の2時限目に授業が行われました。11月13日(土)の中間発表会を終えて、息つく暇もなく、12月22日(水)最終報告会に向けて、学部横断チームの活動がスタートしました。
中間発表会以降の活動をフェーズ2と読んでいます。フェーズ2では、フェーズ1で各学部が調べたことを持ち寄り、3学部が合同で担当企業の『CSR報告書』を作成します。

フェーズ1の学部チームの3~6名の少人数から、フェーズ2は12名というチーム編成になりました。事前に議題を決めて、各自が話し合う内容の資料を確認して参加することで、話し合いを円滑に進めていこうと頑張っていました。教員からは、「構成要素を決める前に、報告書の軸を話し合った方が良い」「中途半端に報告書の軸を決めてしまうと、後で困ることになる」などがアドバイスがされていました。

中間発表会前やフェーズ2がスタートした11月15日には、これまで履修したOBやOGたちが、学生の授業外活動に激励に来てくれました。OBやOGたちは、「大変ながらもいい経験ができた。今は大変だけど、頑張って」と声かけをしてくれました。
これまでの履修生も、チームメンバーとのコミュニケーションや課題を前に悩みながら活動し、うまくいったチームもあれば、そうでなかったチームもありました。結果はどうであれ、大変な経験を克服していこうとするプロセスは、学生たちを大きく成長させるものだと感じています。

12月22日(水)の最終報告会まで約6週間と、非常にタイトなスケジュールの中でのフェーズ2が始まりました。報告書の軸づくりから誌面作りまで、やるべきことはたくさんあります。大変な点にばかり目を向けるのではなく、楽しいことややりがいに目も向けて取り組んでください。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「話し合いでは、最初に他学部への質疑応答を行ったが、質問者と回答者の1対1の対談になってしまっており、他の人がよく分からない状況だった。そのため、司会が質問者に振り、回答者は全員に対して話すという形式を提案した。以前は、このような提案をなかなか言い出せずにいたが、今回は提案することができ、状況把握力と主体性が伸びていると感じた。やはり人数が多いため、状況についていけていない人が多くおり、自分もそうであった。資料の情報共有も大事だが、現時点で全員が理解しているかの配慮や思いやりも必要だと思った。私は状況把握力があると学部のメンバーから言っていただくことがあるので、今後も周りを見ながら行動していきたいと感じた。」

【お知らせ】<学部横断ゼミ>12月22日 オンライン最終報告会開催

学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)のオンライン最終報告会を開催します。
どなたでも学生の発表を聴くことができますので、ぜひお申込みください。

・開催日時:12月22日(水) 14時~16時20分(要 事前申し込み)
*当日のプログラムの詳細や申し込み方法はこちらから