社会学部ゼミブログ

2024.05.21
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連休明けのゼミ風景です
ブログ投稿者:社会学科 教授 内藤 暁子

ゴールデンウィークも終わり、新学期もそろそろ落ち着いてきました。新1年生もだんだん大学の授業やゼミの雰囲気に慣れてきた頃でしょうか。今回は社会学科の内藤が担当している1年ゼミ、3年ゼミ、4年ゼミをそれぞれご紹介したいと思います。
まずは1年ゼミ。社会学初年次基礎ゼミでは『ゼミで学ぶスタディスキル』というテキストを使って、大学における授業の「はじめの一歩」を学んでいます。最初は、この1年間、ともに過ごすゼミ仲間を知ろう!ということで、自己紹介/他己紹介で盛り上がった後、ノートの取り方、文章の要約の仕方…など、スタディスキルに取り組んでいます。今後は、レジュメの作り方やゼミでのプレゼンの仕方など、ゼミでの作法も学んでいきます。

知った顔どうしの学生ではない3年ゼミも、4月、少し緊張感が漂うなかでスタートしました。今年度の3年ゼミはゼミ生たちが選んだ文献、具体的には『日本で学ぶ文化人類学』と『文化人類学のエッセンス』を輪読しています。各自が興味をもった章を選び、独自の資料も交えながらレビューしています。それぞれのトピックでは自分が住んでいる地域の情報を取り入れたり、サブテーマを盛り込んだり、変化球が楽しみな発表が続いています。そろそろ、ゼミメンバーどうしも慣れてきたかなぁ…。
既に、ゼミ生みんなが勝手知ったる仲間どうし、という意味で、4年ゼミ生は完璧です。今の時期は就活等にも取り組みつつ、みんな、それぞれのペースで卒業論文研究を進めています。卒業論文には地道な先行研究が欠かせませんが、同時に、ゼミのなかではゼミ生どうしの質疑応答で改善点を見つけたり、議論をすることで新たな気づきや手応えを得ることができます。
4年生にとって、ゼミは一緒に卒業論文という目標に取り組む仲間であり、忌憚なく意見を言える友人関係を築く場でもあるのです