社会学部ゼミブログ

2018.07.05

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  • メディア社会学科

卒論執筆は、自分との格闘技

ブログ投稿者:メディア社会学科 教授 江上節子

卒業研究論文はテーマ探しが一番難しいのですが、ゼミ生は各々、心中で温めていた気鋭のテーマに取り組んでいます。日々目にしてきた畑や水田の未来を案じ、外国人研修制度による日本の農業の持続性について、必死で政策や実態を予備調査に取り組むゼミ生。
火祭りで有名な秩父をより活性化した観光広報を高める広報戦略に挑み、現地の調査、鉄道会社へのインタビューなどに繰り返し足を運んでいます。
貧困率の上昇が指摘される中、生活保護制度の運用実態、捕捉率の低さに問題意識を持ち、自治体の積極的な広報政策を転回すべきという論調で文献と格闘しているゼミ生。
高度管理社会に暮らす人々は、人は、職場でもなく家庭での役割でもない、「第三の空間」にひと時を求めている。オルデンバーグ社会学の知見で、カフェのサードプレイスを解き明かすゼミ生。