社会学部ゼミブログ

2012.11.21
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それぞれのクライマックス! 卒アル写真、撮ったけど・・・・
ブログ投稿者:社会学科 大屋幸恵

社会学部の2年生以上にとっては、「11月の下旬」は非常に忙しく、かつ、もっとも緊張が高まるシーズンと言えるでしょう。
まず、2年生では必修である「社会調査実習」のデータ分析、検討に追われる毎日。私が担当する調査クラスでも「日常のコミュニケーションにおける『写真』の効用」をテーマにしたインタビュー調査を7月~9月にかけて実施しましたが、現在は、そのインタビュー・データを基に分析、レポートをまとめている最中です。調査実習では、見ず知らずの方に連絡をし、ご自宅に伺ってお話を聞くなど、はじめの経験にドキドキの連続がやっと落ち着いたかと思ったのも束の間、今度は、またまた はじめての報告書用のテクニカル・ライティングに四苦八苦といった状況です。提出したレポートが教員によって、「真っ赤」になって返却され、呆然とする学 生もいますが、何度かこのようなやり取りをするうちに、誰が読んでも分かりやすい文章を書くためのコツが掴めるようになります。
調査実習では慣れない、かつ、授業時間以外のやらなければならない多くの作業で大変ですが、その一つ一つが、今後の卒論を執筆するための基礎となることは間違いありません!
4年生はというと、卒業論文の提出まで2週間となり、緊張というよりも「緊迫感」が漂ってきました。すでに最終調整に入った人もいれば、ちゃんと提出できるのか教員の方が不安になるゼミ生もいないわけではありません。そのような中、先週、卒業アルバム用にゼミの写真を撮りました。<写真2>では、穏やかな表情をしているゼミ生たちですが、「今の心境をポーズしてみて」という教員のリクエストで撮った写真は<写真3>。
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<写真2> 卒業アルバムにはこんな感じの写真が・・・ -
<写真3> でも、現在の心境はこんな感じ!
卒論は、卒業のためのハードルであるとともに、武蔵の社会学部での4年間の集大成。それぞれが納得のいくものとなるよう、ラストスパートを見せてほしいと願っているところです。ファイト!!
一方、その卒論を来年に控えたゼミの3年生は、現在、卒論のテーマの絞り込みのために「お悩み中」。卒論はテーマ選びが肝心です。自分自身がどのようなことに興味があるのかを見極めることは、実は、結構難しいことです。さらに、それを社会学的に研究するとなるともっと難題に・・・。自分自身とじっくり対話するとともに、教員とも対話して、調べれば調べるほどワクワクするようなテーマを見つけていきましょう!