社会学部ゼミブログ

2012.08.22
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学生たちの学会デビュー
ブログ投稿者:社会学科 千田有紀

みなさんは学会に行ったことがありますか? 研究者じゃないと恐らく一生行かないでしょう。卒業してしまえば、学問ともまったく縁がなくなってしまうし。というわけで、卒業までに一度はアカデミズムの香りに触れて欲しいと、千田ゼミでは、3年生のうちに1回は学会に出席して、レポートを書くことが義務付けられています。4年生のなかには、就職活動の面接で盛りあがった、なんていう声もちらほら。
とはいえ、学会に行くにもそれなりにルールがあり、参加費もそれこそ500円のところもあれば、5000円のところもあるということで、事前に相談が必要 です。学会によって、服装のルールも全然違っていて、スーツのほうが好ましいところから、スーツで行ったら完全に浮いてしまうところまで。
学会の開催地はだいたい、隔年で東京と地方を交互に繰り返します。去年は、みんなで名古屋に行った人が多かったのですが、今年は6月に日本女性学会が東京で開催されるということで、多くの人が行きました。シンポジウムのテーマは、フェミニズムと「母」。2011 年3月11 日の東日本大震災以降、マスメディアにおいて、 復興支援活動や放射能被曝から子を守ろうとする活動を担う女性たちの姿が「母」のイメージと強く結びつけられる機会がより多くなってきていることをどう考 えるのかを問うシンポでした。
「難しかったー!」なんて声も多かったのですが、今はわからなくても、何年かしてわかることもあるので、今はいろいろなことにチャレンジして欲しいと思います。