社会学部ゼミブログ

2011.07.19
- 社会学部
- メディア社会学科
メディアの特性を伝えるマルチメディア制作
ブログ投稿者:メディア社会学科 中橋 雄
武蔵大学は、「知と実践の融合」という理念を重視しています。
メディア社会学科では、メディアの可能性と課題について多様な講義や図書を通じて学びますが、それが単なる知識の獲得に終わることはありません。メディア分析、フィールド調査、制作実習など知識を活かす実践的な学習を通じて、「知と実践の融合」を目指します。

例えば、2年ナカハシゼミ生は、「メディアを学んだことがない人に、メディアの特性をわかりやすく伝えるマルチメディア作品」を制作しています。自分たちが学んだ理論を、イラストや映像を用いたり、クイズを取り入れたりしながら、分りやすく解説するメディア・作品の制作です。
この制作活動では、次のことを目指しています。
・発信者の立場にたってメディアの社会的な役割や特性を理解すること
・文字・音声・静止画・動画を統合的に扱う表現力に磨きをかけること
・自分が理解したことを他者に説明することによって自分の理解を深めること
これまでのゼミ生は、例えば、「使われている色によって広告のイメージがどう変わるか」、「ライティングやカメラワークによって被写体の印象がどう変わるか」、「編集によって、どのように意味が構成されるのか」といった内容の作品を制作してきました。

過去の作品は、Webサイトに公開していますので、ぜひご覧ください。
ナカハシゼミ
ナカハシゼミ
今年度のナカハシゼミ生は、相手意識・目的意識をもちながら、制作する作品の企画を立てています。どんな作品が生み出されるのか、学生が何を考えどう成長していくのか、これからが楽しみです。