社会学部ゼミブログ

2011.06.11
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きしむ脳を癒してくれる緑
ブログ投稿者:社会学科 千田有紀

新学期が始まり、新しいゼミが始まりました。今年度のゼミ室は、3号館。歴史のある建物で、窓からみえる緑が美しいです。
最初の回は、自己紹介、そして他己紹介です。二人ペアになって、相手のことを紹介しあいます。好きな社会学者も紹介してもらったところ、ヴェーバーよりもデュルケームが多かったのが印象的でした(社会学をやっていないひとには、何が何だかわからないかもしれませんが)。ゼミに期待することしては、「現代社会学って何でもできそうだったので、ひろく今の社会について学びたい」という学生さんが多かったです。
今年の購読の本は、バーの『社会的構築主義への招待』。毎回、発表者がきちんと充実したレジュメを作ってきます。ただみんなの感想は、「難しい!!」。でも構築主義を理解することによって、格段に社会学の理解が進みますから、千田ゼミでは卒業論文を書く前に必ず一回は、何らかのかたちで構築主義の文献を読むことにしています。今はちょっと苦しいかもしれませんが、卒業論文を書くときに、苦しさが報われることでしょう。ということを祈りつつ。