社会学部ゼミブログ

2011.06.01

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社会調査実習「パン・菓子コンテスト」

 社会調査実習「パン・菓子コンテスト」
社会学科2年生・社会調査実習(武田クラス)
2011年度の社会学科2年生対象の社会調査実習・武田クラスでは「パンのネットワーク&フィールド・ワーク-障がいを持つ人々の<働く>を考える-」というテーマで、パン作りを通して、障がい者の就労を支援する人々のネットワーク調査などを行っています。
 
前期の社会調査の授業では、パンとお菓子のコンテスト「チャレンジ・ド・カップ -パン・菓子の甲子園-」の仕掛け人である澤畠光弘さん(株式会社 櫛澤 電機製作所 代表取締役社長)と、萩原達也さん(社会福祉法人・開く会「共働舎」施設長)がレクチャーに来てくださいました。また、この授業の様子を取材に、パン・ ニュース社の記者である矢口和雄さんも来てくださいました。
 
「チャレンジ・ド・カップ -パン・菓子の甲子園-」は、首都圏のベーカリー経営者 やパティシエの方々が作ったNPO法人が主催しているもので、隔年で開催されています。これまで全国から多くの団体がエントリーした実績があります。今年 は秋に第5回大会が開かれます。授業では、第5回大会の進行状況を取材するとともに、これまで開かれた第1回~第4回までの大会の受賞者、受賞団体、審査 員を務めてきた有名パティシエなど、関係者の方々にインタビューを実施する予定です。障がいを持つ人々が、自分の仕事にかける意気込みや張り合い、工夫や 知恵、また障がいを持つ人を取り巻く支援のネットワークなどについて調査を進めていく予定です。このように社会のさまざまな領域で活動される方々と連携し ながら、社会学部の授業や調査実習が進められています。