社会学部ゼミブログ

2010.10.31

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ゼミ合宿の愉しみ

ブログ投稿者:メディア社会学科 松本恭幸

ゼミ合宿の愉しみ01
京都精華大で調査研究の成果を報告する2年ゼミ生

「ゼミの武蔵」と呼ばれる武蔵大学の社会学部のゼミの魅力の1つに、ゼミ合宿があります。メディア社会学科の松本ゼミでは、今年度、2年ゼミが京都と名古屋、3年ゼミが福岡と熊本、4年ゼミが仙台で、それぞれゼミ合宿を行いました。

 

8月4日から6日にかけて行った2年ゼミの合宿では、4日朝に夜行バスで京都駅に現地集合した後、京都精華大学を訪問し、人文学部の筒井洋一先生のゼミと合同勉強会(夕方以降は懇親会)を行いました。

 

 

http://www.kyoto-seika.ac.jp/tsutsui

 

ゼミ合宿の愉しみ02
中京大でラジオ番組に出演する2年ゼミ生

そして京都で一泊した後、翌5日は名古屋に移動して、中京大学現代社会学部の加藤晴明先生のゼミと合同勉強会を行いました。

http://media.sass.chukyo-u.ac.jp/kato/

 

このようにゼミ合宿で全国各地を訪れ、社会学やメディア表現について勉強している他大学のゼミ生と合同勉強会を行い、そこで日頃の成果を発表することは、学生にとって大変勉強になります。また中京大学では、学内のミニFM局に出演させていただく貴重な体験をしました。

ゼミ合宿の愉しみ03
マリンワールド海の中道での舞台裏見学
この2年ゼミの直前の7月31日から8月3日にかけて行った3年ゼミの合宿では、31日お昼に飛行機、または夜行バスで博多駅に現地集合した後、博多湾を 挟んで対岸にある九州最大の水族館「マリンワールド海の中道」を訪問し、高田浩二館長から水族館の地域社会や学校教育の現場との連携の取り組みについて話 をうかがい、その後、館内を見学しました。
ゼミ合宿の愉しみ04
山江村のCATV局のスタジオを訪れた学生
そして翌1日はチームに分かれ、全く土地勘のない博多の街でのロケをもとに1分間のショート映像を制作するという課題が出され、あるチームは天神のアニメイトを訪れ、「ラブプラス+」でつながった相手にインタビューする作品を撮りました。
福岡での合宿を終えた2日は、レンタカーで九州縦貫自動車道を南に下って熊本県球磨郡山江村を訪問し、村営のCATV局「YSTVやまえ村民てれび」での住民ディレクターの活動について視察し、地元の人達と交流しました。

そして翌3日は、学生達は鹿児島県鹿屋市のコミュニティFM局「おおすみ半島コミュニティFMネットワーク」に4日間のインターンシップに行き、教員は京都での2年ゼミ合宿に合流するため、鹿児島空港で3年ゼミの学生達と分かれて関西に向かいました。

 

http://www.0033fm.net/

 

こうした水族館のような社会教育施設や地方の放送局等を訪問したり、またそこでインターンシップを経験したりするのも、他大学との合同ゼミとはまた違ったゼミ合宿の醍醐味です。

 

他にも8月31日から9月2日にかけて行った4年ゼミの合宿では、東北大学の関本英太郎先生の研究室を訪問し、東北大学メディアリテラシープロジェクト等 の取り組みについて話をうかがっており、このようにゼミ合宿は単に文献を読んで報告するだけのものではなく、様々なスタディーツアーの企画が盛り沢山です。

 

http://www.media.is.tohoku.ac.jp/