社会学部ゼミブログ

2009.09.16
- 社会学部
- メディア社会学科
松本ゼミ2年合宿(大阪、京都)
ブログ投稿者:メディア社会学科 松本 恭幸

メディア社会学科松本ゼミの2年生は、8月16日(日)から19日(水)にかけて、関西で3泊4日のゼミ合宿を行い、地域づくり活動に取り組むNPOやコミュニティ・メディアを訪問してお話をうかがいました。
以下、その報告です。
16日のお昼に大阪駅に現地集合した後、最初に大阪市中央区の南東部に位置する空堀商店街のにぎわい堂(http://www.nigiwaido.com/)を訪問しました。にぎわい堂は、空堀商店街近くの築70年以上になる町屋(表長屋)を改装した情報発信・交流スペースで、そこでの地域づくりの取り組みについて、代表の寺西章江さんからお話をうかがいました。
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写真2.飛田新地にある鯛よし百番 -
写真3.鯛よし百番の豪華な鍋料理
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写真4.ココルームで上田さんの話をうかがう学生達 -
写真5.ココルームの真向かいにあるカマン!メディアセンター
夕方から日本橋にある映像発信てれれ(http://www.terere.jp/)を訪問し、代表の下之坊修子さんからカフェ放送(不特定多数の人が集まるカフェを会場にした市民映像の上映会)の取り組みについてお話をうかがい、その後、てれれの上映会に参加しました。
18日は午前中に大阪から京都に移動し、龍谷大学を訪問して松浦さと子先生から非営利放送とNPO活動についてお話をうかがいました。そして夜は日本初のNPOが運営するコミュニティFM局の京都三条ラジオカフェ(http://radiocafe.jp/)を訪問して、学生自ら6分間の番組を企画して放送するとともに、そこで難民問題をテーマに「難民ナウ!」という番組を放送している宗田勝也さんにお話をうかがいました。
このように2年ゼミ合宿は、社会調査を学ぶ学生が今後、自らテーマを見つけてフィールドワークに出掛けるのに必要なノウハウを学ぶためのスタディーツアーという位置付けで、毎年、夏休みに主に関西で開催しています。
学生は後期に個人、またはグループで、自ら選んだテーマでフィールドワークを行い、調査報告レポートを作成しますが、そこでこの夏のゼミ合宿での経験がどのように活かされるのか楽しみです。