社会学部ゼミブログ

2008.05.08

  • 社会学部
  • メディア社会学科

映像メディア制作を通じて学ぶこと

ブログ投稿者:メディア社会学科 中橋 雄

映像メディア制作を通じて学ぶこと01
ある学生は、活動記録に次のような感想を書いています。
社会学部では、1年生の時に「メディア・リテラシー論」という授業を受講することができます。(メディア社会学科概要
2年生の中橋ゼミ(メディア社会学実習)では、それを発展させ、「メディア・リテラシー」について、わかりやすく伝える番組(映像)を制作します。メディア社会をより良くしていくためのメディア・リテラシーを視聴者に身に付けてもらうことを目指した番組です。
自分たちで作る前に、まずプロが制作した放送番組を徹底的に分析していきます。この日は、放送番組「10min.BOX 情報・メディア」の構成がどうなっているか、映像・言葉・BGMをワークシートに書き起こして番組を分析しました。
映像メディア制作を通じて学ぶこと02
「書き終えたものを眺めてみると、(自分がグループの中で担当した)たった3分の中にこれだけ多くのカットがあって、セリフや文章に合った画像や映像があっ て、場面に合った効果音があって・・・テレビをつければ朝から晩まで絶え間なく放送されている『番組』ひとつひとつには、こんなに地道で細かな作業や、時 間や手間がかかっているんだな~と、痛感した90分でした。来週も頑張ります!」
これから、さらに番組制作者の意図を体験的に分析・理解するとともに、企画・取材・撮影・編集といった映像表現のスキルを高めていきます。そして、豊かな社会形成に主体的に参画できる、ものの見方や考え方を身につけていってほしいと考えています。
後日、番組をきっちりと分析をした後で、実際に番組制作者をゲストに招いて、番組の制作意図・表現意図についてお話を伺う予定です。
その様子は、また、このブログでレポートしたいと思います。