社会学部ゼミブログ

2007.12.11

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卒論お疲れさまでした

ブログ投稿者:社会学科 中西祐子

12月4日、4年ゼミ生の卒論提出が終わりました。
毎年、私のゼミでは卒論提出日と4ゼミの日が重なるので、卒論提出後、みんなでゼミ室に集まり、お菓子を食べながら労をねぎらう簡単な打ち上げをしています。
卒論お疲れさまでした
今年はロールケーキ2本を差し入れ。
あと、季節もののパーティーチップス(トルティーヤ&ディップつき)をコンビニで見つけたのでそれも追加。
ケーキとチップスを食べながら、卒論の感想やこれからのスケジュールの打ち合わせをしました。
 
さすがに何日間も徹夜した、という無茶をした人はいなかったようですが、
完成の前日は徹夜状態の人もいたようですね。
一方で、今夜から卒論完成旅行に行くんだ、って人もいました。
やっぱり、卒論を提出し終えて、みんなずいぶんほっとしたみたいでした。
お疲れさまでした。
4年生はこれで一大仕事を一つ終えたことになりますが、
私のゼミでは例年、これから下級生に向けてのイベントがいくつか続きます。
 
中でも4年生に一番プレシャーとなるのが「卒論発表会」でしょうか。
毎年、1月に3年ゼミの人と来年度のゼミ配属が決まった2年生を前に卒論の発表をしてもらっています。
 
これ、4年生にとっても、ゼミ仲間の卒論が最終的にどうなったかを知ることのできる貴重な機会のようなのですが、3年生にとっては、これから自分がやらなければならない卒論なのでかなり真剣に聞きに来ているようです。
 
そのせいか、毎年、けっこう、3年生からの質問は出てくるのです。
「どうやってテーマを決めたのか?」とか、「調査対象者にはどう接触したのか?」とか。
 
中には、「この程度のサンプル数でいいんですか?」とか「このテーマなのに、なぜこの方法になったのですか?」といった鋭い質問が飛ぶこともあり、4年生がたじたじになることもあります。
 
そういうこともあって、4年生にはけっこうなプレッシャーなのですが、先日、卒論完成後の打ち上げで、うっかり「今年は12月からやろうか?」と口走ったら4年生の猛反対にあいました(笑)。
発表に向けての準備も色々あるそうで、今年も例年通り、1月に開催となりました。
卒論お疲れさまでした02
さて、私のゼミでは、4年生の卒業論文を、『中西ゼミ卒業論文集』として、毎年製本もしています。(※写真は昨年度の論集の表紙です)表紙のデザイン、ちょっとした企画もののページなども、ゼミ生の中から論集委員を決めて作ってもらっているのですが、この論集、後輩たちにとっては、後々貴重なものになるらしいのです。
毎年、実際に自分が卒論を書く段階になると、先輩の論集を必死に読み込んで「論文の書き方を学んでいる」っていう話も耳にします。
 
第1回卒業生の時になんとなく始めて、今年9冊目となる卒業論文集ですが、今年も立派な卒論集が出来上がるのを楽しみにしています。