2025年度秋学期【学部横断ゼミ】最終授業を実施しました

ブログ投稿者：学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム　伊藤　普子

12月13日(土)の2時限目～4時限目まで授業を実施しました。今期最後の授業では、360度評価、他者評価、キャリアコンサルタントとの面談、チームごとの社会人基礎力の発表など、これまでの活動の振り返りを行いました。

履修生たちには、授業期間中を通して活動を振り返ることの重要性を伝えてきました。活動の中身を客観視することは、この授業の目的の一つ「自己評価能力の育成」に大きく役立つからです。
今回実施した他者評価では、チームメンバーから社会人基礎力を指標に、伸びた力やもっとこうした方がよかった点を活動中のエピソードを交えながら伝えてもらいました。3か月間ともに頑張ってきたメンバーたちからの評価は、自分自身の変化を実感し、成長を再確認できる場になったのではないでしょうか。

この授業は、他の授業と比べてかなり大変だと履修生たちは言います。大変だと言う要因は、課題提供企業担当者様が納得するアウトプットを短期間で出さなければならないこと、価値観や性格が違うメンバーと協働しながら活動を進めなければならないこと、教員から指示されるのではなく自分たちで調べ方や進め方などを決めていく必要があることなどいくつかあります。
大変な授業だと知った上で履修した学生たちには、「学部での学びを確認したい」、「いろいろな人と出会い視野を広げたい」、「ストイックな環境に身を置いて成長したい」など、心に秘めた挑戦があったようです。そして授業が終了した今、その挑戦は大きな力へと変えることができたのではないかと感じています。
ぜひ今回身に付けた力を、今後の大学生活でのさまざまな活動に結びつけていけるように頑張ってほしいと思います。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「今回のフィードバックでは、フェーズ1から特に意識して取り組んでいた「傾聴力」や「発信力」について、再びネガティブな評価を受けてしまったという反省が残った。自分の中では改善されたつもりで取り組んでいたが、他者から見たときの行動や発言の基準とはまだ乖離があることを痛感した。「自分が頑張っているつもり」だけでは、目標には届かないという事実を突きつけられた。この苦い経験を無駄にせず、今後は「意識して取り組む」から一歩進め、他者から見て明確な変化として認識されるレベルまで、自分の行動を具体的な方法で改善していきたいと思う。」

【在校生へのお知らせ】2026年度履修生募集について

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2026年度履修生を募集中です。
□申込期間：2025年1月14日（水）まで
詳しくは、学生ポータルサイト 3Sの掲示板でご確認ください。

＊武蔵大学学部横断型ゼミナール・プロジェクトHPはこちらから

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