学部横断ゼミブログ

2024.11.22

チームの在り方を見直す

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム  伊藤 普子

11月18日(月)の2時限目に授業が行われました。今回の授業では、12月7日の最終発表会で発表する「課題提供企業が取り組む社会課題の考察」と「その社会課題に対して、課題提供企業を通して私たちの未来をどのように創っていくのか学生からの提案の考案」における進捗状況を2チームともにパワーポイントを用いて発表してもらいました。

発表後には相手チームから、「なぜそのような考えに至ったのか」「軸の定義が分かりづらい」といった厳しい意見から、「私たちのチームでは考えつかない提案だった」といった賞賛の感想まで、たくさんの質疑応答が行われました。互いのチームの存在が、活動に良い影響を与え、さらに意欲的に取り組もうと頑張っている様子が見受けられます。
教員からもたくさんのアドバイスを受けましたが、それらを参考に自分たちの見解が持てるまでチームでよく再考してほしいと思います。

次回授業では、最終報告会で配布する小冊子のドラフトを教員に提出します。提案についてもまだまだ改善していかなくてはならず、やるべきことが山積みです。だからこそ、ここでもう一度チームの在り方を見直す必要があるかもしれません。
この授業では、異なる学部の学生が、ひとつのチームを構成し、それぞれの学部の専門性を共有しあい、協働せずには解決しえない課題を与えることによって、「横のつながり」の重要性を認識させ、自己管理力、チームワーク、リーダーシップ、そして生涯学習力の向上を目指しています。
異なる個々の意見が話し合いの中で昇華され、最良のアイディアが生まれてくるように、他者の意見に耳を傾け理解しようとする姿勢を大切に取り組んでください。

最後の学生の授業後の日記を紹介します。
「今後は軸の見直し、アドバイスいただいたことを提案に含めていく必要がある。小冊子の作成も進めていかなくてはいけない。中間発表ではチームメンバーのおかげでデニーズ愛が伝わる発表ができたと思う。最終報告会においても、自分たちが何を伝えたいか、どんなデニーズ・未来だと心が踊るかというわくわく感を大切に、内容を突き詰めていきたい。小冊子作成では、サークルで広報として宣伝資料を制作したことをうまく生かすことに加え、他者にとって見にくいものではないか、無意識に誰かをコミュニティから除いてしまうことのないような資料を作りたい。これからの作業で気を付けたいのは、独りよがりにならないようにすることだ。作業が進むと、「自分はこうしたいのに」という気持ちが出てくると思う。自分軸で生きず、柔軟性を気にしながら、チームとしてのブレインを育てていきたい。」