学部横断ゼミブログ

2024.07.18

2024年度春学期最終授業が行われました

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

7月13日(土)の2時限目~4時限目に授業が行われました。最終報告会以降の授業は、授業の目的である<社会人基礎力>と<自己評価能力>について向上することができたのか、これまでの活動を振り返りながら確認する時間にあてています。今回の最終授業では、チームごとの社会人基礎力の発表、チームメンバーとの相互評価、キャリアコンサルタントとの面談、チームメンバーへの360度評価、チーム活動・役割分担・本授業についてKPT((Keep=続けたいこと、Problem=問題点、Try=試したいこと)を考えるなど、盛りだくさんの内容でした。

今回の授業の目玉は、活動を共にしてきたチームメンバーを語り、チームメンバー全員から自己の評価を受ける<他者評価>の時間でした。一緒に3か月過ごした仲間から長所や短所について評価してもらうことで、自身も気づかなかった新しい自分に出会えたのではないでしょうか。

3か月の授業期間を通して、初対面のメンバーたちと各学部の専門性を共有しあいながら、チームワークを育んできました。考え方やアプローチ、専門性が異なるメンバーとの活動は想像以上に難しく、たくさん葛藤する姿が見られました。しかし、その葛藤から逃げずに向き合うことで、各自がチームでの自分の役割を見出し、最後にはチームワークを最大限に発揮できたプロセスは、実社会の現場の縮図を体験できたと言えるでしょう。

この授業で、人との関わりはたくさんのことを学ぶ機会になることを知ることができました。授業は終わりますが、今後も他者との関わりを通して、自分の良さや可能性を見つめることで、将来の可能性を広げていってほしいと思います。