学部横断ゼミブログ

2024.06.28

これまでの調査・考察をカタチにする

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

6月24日(月)の2時限目に授業が行われました。今回の授業では、7月6日(土)に開催する最終報告会の会場で配布する『小冊子』のドラフトを教員に確認してもらいました。5月25日(土)の中間発表会以降1か月間、最終報告会の課題の一つ『小冊子』を作成するにあたって、学部横断チームで課題提供企業にふさわしいコンセプトや構成要素を話し合ってきました。まだまだ完成には程遠いものの、学生たちのこれまでの調査・考察した内容が、チームメンバー全員で1つのカタチとして生み出すことができたことは、とても感慨深いものです。

今回提出されたドラフトは、工場や酪農視察訪問での取材記事、自分たちの考えた社会課題への提案などのコンテンツから、何を言いたいのかが伝わってきませんでした。教員は一つのカタチにできたことを認めながらも、「もっと説明文が必要ではないか」「現場に行って分かったことについてページ数を増やして丁寧に書いたほうが良い」など、細やかにフィードバックを行っていました。

来週の授業では、最終報告会に向けたプレ発表を実施します。小冊子や社会課題への提案部分の改善点を話し合いながら修正を加え、さらにはプレ発表のためのパワーポイントや原稿も作成していかなくてはなりません。これからが、チーム活動の正念場です。
別々の作業を責任持って行いながらも、全員が互いのことを考えていく必要があります。分担を行う際、自分にできることは何か、そして他の人に任せ助けてもらえることは何か、自分の役割と他者の役割の違いを理解しながら進めてみてください。そして、何か障害が出たときには、チームで対話を積み重ねて乗り越える「たくましさ」も身に付けてもらいたいと思います。

最後に、授業後の学生の日記を紹介します。
「「チームで助け合う」ことは当たり前のようではあるが、中々難しいことだ。助け合おう!と言いつつも自分のことを優先したり、できない人を諦めたり、色んな事情があるとはいえ、自分中心で回っている人を多く見てきた。自分はみんなに助けられている、でもみんなを助けられているのか?今一度問いかけて最後の2週間頑張ろうと思う。」

【お知らせ】7月6日(土)最終報告会開催のご案内

学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)の最終報告会を開催します。どなたでも学生の発表を聴くことができます。

・開催日時:2024年7月6日(土)10時00分~(予約不要。ただし一般の方でオンラインからの視聴の場合は、事前申し込みが必要です)
*当日のプログラムの詳細や申し込み方法こちらから