学部横断ゼミブログ

2024.06.21
社会課題への提案を考える
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

6月17日(月)の2時限目に授業が行われました。今回は、7月6日の最終報告会で発表する「協力企業を取り巻く社会課題への提案」について、進捗状況を報告してもらいました。学部横断で編成した2チームそれぞれ同じ企業を考察しながらも、全く違う視点からの提案を考えています。
報告後には、互いに質疑応答が行われました。約3か月間、理解を深めてきた企業への提案内容だけに、「なぜそう考えたのか」とその真意を探る質問が繰り返されていました。教員からは、「現場を見学させていただいたが、現場感が感じられない」「言葉はあるが、伝わってこない」など、厳しいアドバイスもなされました。思考の幅をもう少し広げながら、チームでの話し合いがまだまだ必要なようです。
来週は、最終報告会で配布する小冊子のドラフトを教員に提出してもらいます。これまでの積み重ねてきたものが、少しずつ形になってくる段階になってきました。ここからより良い方向に前進できるのかどうかは、今の状況を<受け入れる力>にかかってきているように感じます。
報告後には、互いに質疑応答が行われました。約3か月間、理解を深めてきた企業への提案内容だけに、「なぜそう考えたのか」とその真意を探る質問が繰り返されていました。教員からは、「現場を見学させていただいたが、現場感が感じられない」「言葉はあるが、伝わってこない」など、厳しいアドバイスもなされました。思考の幅をもう少し広げながら、チームでの話し合いがまだまだ必要なようです。
来週は、最終報告会で配布する小冊子のドラフトを教員に提出してもらいます。これまでの積み重ねてきたものが、少しずつ形になってくる段階になってきました。ここからより良い方向に前進できるのかどうかは、今の状況を<受け入れる力>にかかってきているように感じます。

時間がないことばかりに気を取られ、小手先だけで進めようとすれば、結局振り出しに戻ってしまったということになりかねません。これまでの積み重ねで、同じ企業を調べていても各自が持っている情報はずいぶん違ってきています。だからこそ、自分と違う考えが出てきたら「否定された」と思うのではなく、その真意は何なのか、相手の想いを汲み取りながら、まずは自分の頭でしっかり考えてみてほしいと思います。一人一人、今の状況を真摯に受け入れ、チームでオリジナリティあふれる提案を作り上げてください。

最後に、学生の授業後の日記を紹介します。
「次の打ち合わせの効率化・メンバー全員のヒアリングのために、googleフォームを作成してみるなど個人的に新しい挑戦を多くした一週間だった。この試みによって、その時に自分ができることを見つける状況把握力と、自信があるわけではないけどとりあえずやってみようという行動力、上手く進めるために調べたり独学で勉強するという主体性・意欲がどんどん培われているのではないかと自分のスキルアップを感じている。
しかし、その一方で打ち合わせ中の自分の立ち回り方に不安を感じている。自分の発言量が多く、気付いたら話を仕切っていることが多い。必ずチーム全員に意見を仰いで足並みが揃うように意識しているといっても、私の発信力や積極性がグループワークの障害になる可能性があるということを今後も常に考えながら行動しようと思う。」
「次の打ち合わせの効率化・メンバー全員のヒアリングのために、googleフォームを作成してみるなど個人的に新しい挑戦を多くした一週間だった。この試みによって、その時に自分ができることを見つける状況把握力と、自信があるわけではないけどとりあえずやってみようという行動力、上手く進めるために調べたり独学で勉強するという主体性・意欲がどんどん培われているのではないかと自分のスキルアップを感じている。
しかし、その一方で打ち合わせ中の自分の立ち回り方に不安を感じている。自分の発言量が多く、気付いたら話を仕切っていることが多い。必ずチーム全員に意見を仰いで足並みが揃うように意識しているといっても、私の発信力や積極性がグループワークの障害になる可能性があるということを今後も常に考えながら行動しようと思う。」
【お知らせ】7月6日(土)最終報告会開催のご案内
学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)の最終報告会を開催します。どなたでも学生の発表を聴くことができます。
・開催日時:2024年7月6日(土)10時00分~(予約不要。ただし一般の方でオンラインからの視聴の場合は、事前申し込みが必要です)
*当日のプログラムの詳細や申し込み方法こちらから
・開催日時:2024年7月6日(土)10時00分~(予約不要。ただし一般の方でオンラインからの視聴の場合は、事前申し込みが必要です)
*当日のプログラムの詳細や申し込み方法こちらから