学部横断ゼミブログ

2024.05.31

学部横断チームでの活動がスタートしました

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

5月28日(月)の2時限目に授業が行われました。5月25日(土)の中間発表会を終えて、学部ごとで活動した<フェーズ1>から、7月6日(土)に一般公開で実施する最終報告会に向けて、今回の授業からいよいよ学部横断チーム<フェーズ2>の活動がスタートしました。フェーズ2では、各学部のAチームとBチームがそれぞれ合体し、2つの学部横断チームに分かれて課題に取り組むことになります。

フェーズ2の課題は、前半のフェーズ1での調査した情報を持ち寄り、各学部の<知>を結集させたうえで、企業を取り巻く社会課題を解決するための提案を考えることです。また、その企業の考え方にふさわしいコンセプトやコンテンツ、デザインなどを話し合い、小冊子も作成します。最終報告会まで残り6週間の期間中には、課題提供企業である雪印メグミルク㈱のご協力のもと、工場訪問や北海道の酪農家視察などを通して生産者の働く現場を見学させていただくことにもなりました。モノ作りの製造過程で働く現場の方々の想いを感じとることで、よりリアルな提案ができるように頑張ってほしいと思います。

今回の授業では、それぞれがチームでやるべきことを理解するために、教員から冊子づくりに盛り込む内容などについてアドバイスが行われました。限られた時間の中で、一人一人が主体的に行動しなければ終わらないボリュームの課題です。やはり、そのためにはチームビルディングがカギになってきます。学部の壁を乗り越えてどのように進めていくのか、自分たちで考えながら活動してください。

最後に、授業後の学生の日記を紹介します。
「今回の授業では、各学部の情報共有を終えたあと、今後どうしていくかこのチーム内でのテーマを決めていくこととなった。また、雪印メグミルクの直面する課題は幅広いため、特にどの部分に注目していくのかを話し合った。3限の授業外の活動では、社会課題の見方を食の持続性実現に必要な要素として、取り組むべき社会課題を図式化した。今まで社会学部のなかで社会学部としての視点から見られていた課題を経済学部的視点からの意見や、人文学部的視点からの意見を加えることで見え方も変わってきたように感じる。」