学部横断ゼミブログ

2023.12.15

学部横断ゼミの経験を意味づける

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

12月11日(月)の2時限目に授業が行われました。12月9日(土)に無事終えることができた最終報告会では、協力企業が果たしてきた社会的な役割を明らかにするとともに、企業を通してどんな未来をつくっていったら良いのかを考え、発表しました。これからは、この3か月の学部横断ゼミの経験で得たものを、自分の未来にどのように活かしていくことができるのか、少しさめた頭で自分自身の成長を見つめ直す時間です。

例年と同じように、最後の月曜2時限目の授業では、本授業を過去に履修した4年生をゲストスピーカーとして招き、「授業の経験を履修後にどのように活かしたか」について、発表してもらいました。発表してくれた二人はともに、「<振り返る>ことの大切さをこの授業で学んだ」と話してくれました。


本授業では、毎回の授業後に活動記録(日記)を書くこと、キャリアコンサルタントとの3回の面談など、内省して言語化する時間を多く持たせることで、より正確な自己評価ができるようになることを目的の一つとして掲げています。
今回の4年生たちも、授業で経験したことをしっかり振り返り、そこから自分の可能性や役割に気づいた上で、履修後に大学内外での活動に意欲的に取り組んだことで、さらに成長できたと伝えてくれたことは、今期の履修生たちにも良い刺激になったに違いありません。

この授業は、他者と協働せずには解決しえない課題を与えられるため、通常の授業より数倍も大変だと履修生たちは言います。しかし、大変だっただけで終わらすのではなく、今回の経験が今後有益なものとして自分自身の中に残せるように、どのように意味づけするかが大切です。経験の隅から隅までを思い出し、自分の活動について考えをめぐらせてほしいと思います。

【在校生へのお知らせ】2024年度履修生募集について

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2024年度履修生を募集中です。
□申込期間:2024年1月17日(水)まで
詳しくは、学生ポータルサイト 3Sの掲示板でご確認ください。