学部横断ゼミブログ

2026.04.24

対話的な学び

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

4月20日(月)の2時限目に授業が行われました。5月23日(土)の中間発表会に向けて、学部チームごとに分かれての活動を行っています。履修生たちは、4月18日(土)の企業担当者との懇談会での質疑応答を通して調査不足を感じたため、今回の授業では、これまでに集めた情報を整理し、不足している情報について話し合っていました。

本授業は、チームメンバーとの話し合いが中心です。各学部には、次のような課題が与えられています。

経済学部・国際教養学部経済経営学専攻…課題提供企業の事業内容を多角的に分析
人文学部…経営理念、企業理念、歴史等から企業文化を調査・分析
社会学部…ステークホルダーとの関係性を考察。社会との関係・仕組みを理解し、企業の社会的責任や貢献を分析
*国際教養学部グローバルスタディーズ専攻は、学部での学びに合わせて、人文学部もしくは社会学部の課題に取り組みます。
本授業のチーム活動では、各自調査・分析した内容を持ち寄り、話し合いをしていく中で、新たな視点や考えに気づき、自身の視野を広げていくことが期待できます。しかし履修生たちは、はじめから話し合いを上手に進めていけるわけではありません。教員たちは、履修生たちの話し合いの様子をうかがいながら、ホワイトボードを使用して可視化していくことを促したり、議論を深めるためのアドバイスを行っていました。

今回の授業開始前には、昨年度春学期履修生に<Teamsと授業用SNSの活用方法>についてレクチャーしてもらいました。先輩たちが話し合いを深めていくために、各自調査した内容をどのように情報共有や整理をしていたのか、実際の画面を見ながら説明してくれて、とても参考になりました。またチームの醸成方法については、「メンバー同士の仲が深まるまでは、対面での活動をメインにしたほうがよい」というアドバイスも受けました。課題を解決するために、仲間と協働して相互作用を起こすためには、相手の状況を知ることも大切です。そのための手段として、対面での活動はもちろんのこと授業用SNSも有効に活用してみてください。
最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「授業では、アイリスオーヤマについてさらに理解を深めるための方針について主に議論を行った。アイリスオーヤマの多岐にわたる事業展開を踏まえ、事業ごとに競合他社と比較することとし、まずはすべての事業をB to C事業とB to B事業に分類してホワイトボードに整理した。整理することで全体像が可視化され、これまで曖昧だった事業間の関係性も把握しやすくなった。その後、事業をさらに細分化し、比較対象となる企業の選定や担当者の割り振りを行った。全員で一度整理し方向性を定めたことで、中間発表に向けた道筋がより明確に見え始め、個人の調べ学習も単なる興味ベースではなく、チームとしての統一感を持って進められていると感じた。
一方で、私たちのチームは意思決定に時間を要しがちであり、その分議論の時間が圧迫されることが多いように感じた。慎重に考えることも大切だが、今後は、働きかけ力や発信力をより意識し、自分から積極的に意見を提示する姿勢を持つことで、苦手意識を克服し、チーム全体としても円滑な意思決定ができるよう工夫を重ねていきたい。」


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