学部横断ゼミブログ

2023.04.27

まずは情報収集からスタート

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

4月24日(月)の2時限目に授業が行われました。4月22日(土)の授業で一日チームメンバーと活動したことで、互いの緊張も解れ、どのチームも和やかなムードで話し合いを進めていました。

5月27日(土)中間発表会までのフェーズ1の系統別の課題は、下記の通りです。
経済系(経済学部+国際教養学部ES専攻):業界の特徴や競合企業比較を交えながら、担当企業の事業内容を多角的に分析する。①どのような製品を誰に提供しているのか、②製品はどのように生産されているのか、③どのようなプロセスを経て、顧客に提供されているのか、④サービスや製品は社会の中でどのように役立っているのか、⑤そのプロセスにおいて、経営資源をどのように活用しているのか、など。
人文社会系(人文学部+社会学部+国際教養学部GS専攻):①CSRやCSV、SDGsとはなにか、それらの概念や取り組みはどのような経緯で生まれ、変遷をたどり、どう進化を遂げながら、現在に至ったのかを考察する。②日本のさまざまな企業は、地球環境や社会に対して責任を果たすために、どのような活動を行っているのか、先駆的な実践例を調べる。③担当企業にはどのような企業文化や歴史があるのかを調べる。

今回の授業では、4月22日(土)の授業の際に、企業担当者との座談会で得た情報をもとに話し合いをしていましたが、まだまだ情報がたりません。課題内容を意識しながら、今後調査していくことを整理して、情報収集と分析を進めていくことになりました。なかなか根気がいる作業ですが、頑張ってほしいと思います。

教員からは「3週間後の5月15日にプレプレ発表を行い、分析結果をまとめて発表してもらう」と、スケジュールの確認がありました。フェーズⅠのゴールは、担当企業の企業活動や企業文化、企業に関連する社会課題の側面を十分に理解し、それを予備知識のない第三者にも分かるように説明できるようになることです。これまでの学部のゼミや講義で培ってきた、情報収集方法や知識をフル活用しながら、どのような分析結果が出てくるのか、楽しみでもあります。


授業中の活動や授業後の日記から、互いの良いところを積極的に吸収しようという姿勢を感じ取ることができます。リアルに企業の方とやりとりをし、研究を進めていく経験は、たくさんの未知のものに触れる機会でもあり、これまで学んできたことを応用する挑戦の場でもあります。
話し合って理解を深めていく<ゼミの武蔵>ならではの経験も、どんどん積んでほしいと思います。