学部横断ゼミブログ

2023.04.12

【学部横断ゼミ】企業が直面する社会課題を探求する

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

4月11日(月)に、授業「学部横断型課題解決プロジェクト」(通称:学部横断型ゼミナール・プロジェクト)の2023年度春学期履修生向けのガイダンスを実施しました。4月17日(月)の授業開始にあたり、授業の『ガイドブック』を読みながら、今後のスケジュールや課題の確認を行い、その後経済系と人文社会系のチームに分かれて、自己紹介とチーム内での役割分担を話し合いました。

本授業は、本学の建学の三理想の一つ「自ら調べ自ら考える」精神のもと、本学教育の基本であるゼミナール形式を一層発展させた学部横断型チームで課題に取り組むものです。
2008年度から正規授業となり、これまで協力企業は76社、履修生は1000人を超えています。
2022年度までは、授業で取り組む課題を「協力企業のCSR報告書の作成」に固定していましたが、2023年度からは協力企業が直面している社会課題そのものを取り上げる形に進化させることになりました。

課題に変更に伴い、これまで経済学部+国際教養学部EM専攻・人文学部+国際教養学部GS専攻・社会学部の3つに分かれて活動していた授業前半のフェーズ1を、経済系(経済学部+国際教養学部EM専攻)と人文社会系(人文学部+社会学部+国際教養学部GS専攻)の2つに分かれて活動することとしました。授業後半のフェーズ2は、これまで通り4つの学部の学生が学部の壁を越えて一緒に活動します。
プロジェクトの進め方(成長を助ける2段階システム)
2023年度春学期は、経済学部6名、人文学部5名、社会学部8名、国際教養学部1名の計20名が履修します。
今年度は、下記2名の教員が担当します。
 経済学部 笠原 一絵 助教
 社会学部 永田 浩三 教授

日本や世界が直面する社会課題に対して、課題提供企業がそれにどのように向き合い、企業活動を通じて解決案を見出そうとしているかを明らかにし、最終的には学生たちの視点から考察した新たな解決策を企業に提案します。
2023年度春学期は、オタフクソースで知られる<オタフクホールディングス株式会社>にご協力いただくことになりました。お忙しい中、本プロジェクトにご協力いただくこと、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

来週からいよいよ授業が開始します。学生たちがチーム活動における対話や協働を通じて、多様な考え方や価値観を知り、現実社会を生きるための基礎力を身につけるように、主体的に取り組んでいくことを期待したいと思います。


【在校生へのお知らせ】2023年度秋学期履修生追加募集について

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2023年度秋学期履修生を追加募集を行っています。
秋学期は全学年が履修対象となります。
申し込み方法の詳細は、学生ポータルサイト 3sでご確認ください。

□履修申し込み期間:2023年4月17日(月)まで